昨日(9月20日)行われた早稲田大-東京大2回戦は、早稲田が12-2で
東大に大勝した。
早 030 000 5
04 =12
東 020 000 000 = 2
(早)○福井-松下、(東)●平泉-西村-和田-揚場-吉松-前田
スコアだけを見ると「とんでもないワンサイドゲーム」。ただ7回表、東大守備陣
に「緩慢なプレー」が飛び出すまではスコア3-2の好ゲーム。東大にも十分に
勝機のある試合だった。
■7回表に起きた東大の「緩慢なプレー」とは---、この場面を振り返りたい。
追加点の欲しい早稲田は、安打と2個の四球で一死満塁のチャンスを掴む。
ここで早稲田ベンチは9番・先発の 福井優也
(3年、済美高)に代え、 藤原誠人
(4年、観音寺一高)を代打に送る。東大のマウンドもまだ代わったばかりの
和田響
(2年、旭丘高)。
初球だった。藤原のバットから快音が響いたもののセカンド正面へ飛んだ平凡
なゴロ。ゲッツー狙いだった東大内野陣は4-6-3ときれいなボール回しで、
見事にピンチを乗り切った・・・ように見えた。
ところがショートから転送されたボールを一塁手がポロリ。ボールが地面を転がる
間に三塁走者はもちろん、二塁からも走者が生還。この瞬間、早稲田はスコアを
5-2として事実上の勝利を決めた。
■ショートから転送されたボールは、決して捕球が難しいものには見えなかった。
東大の一塁手は 小島大信
(4年、浅野高)。球から目を切るのが早過ぎたのか?
原因がまるでわからないが。
たまたま昨日、ボクは小島のことを書いていた
。
「173cm、88kg。小柄ではあるけれど「ここ一発!」パンチ力をもった打者に
見える。今日の対早稲田大2回戦、 接戦で後半に勝負がもつれた時、チャンス
で小島に打順がまわれば試合が面白くなる
」
ところが実際はまるで違った。
「接戦で後半に勝負がもつれた時、 ピンチ
で小島に 送球
がまわれば試合が
つまらなく
なる」が正解。
予想は大外れ。次回、得意のバッティングで汚名返上の活躍を期待したい。
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