火曜日から仕事だった彼
月曜の夜には、無事に家にたどり着いた、とメールをくれていた。
返信できず・・・
火曜の朝、いつものように「いってきます」とメールが届く
何も知らないんだな・・・
そう思ったら、奥様からのメールのことを知らせないで
私が、彼への連絡を一切絶ち
このまま消えてしまうのが、一番いいのかもしれない、と思えた。
だけど・・・
「想い」を残したまま何十年も、
苦しく恋しい想いを引きずってきた私には
それだけはできなかった。
どうしてもできなかった。
何も決められないまま、混乱したままの頭で、返信。
まずは、お帰りなさい、と。
とても迷ったけれど・・・
結局、奥様から日曜日にメールが届いたこと
今日、どうしても時間を作ってほしいということだけを書いて送信。
何が怖かったんだろう・・・
奥様から私へ、メールが届いたことで
彼が、即私への連絡を絶つかもしれない、という不安?
奥様の気持ちを知って、
ふたりのことを終わりにしよう、と言われること?
とにかく・・・怖かった
午前中は私も仕事
その合間に、何通かのメールのやり取り
ホッとしたのは・・・
そのやり取りの中で、彼が私を気遣ってくれたこと
連休明けで忙しいにもかかわらず、
定時に終わらせて会える時間を作ってくれると、約束してくれたこと
私ひとりを苦しめるわけにはいかない、と・・・
「メール」を転送してくれ、と言ってくれたこと