イージー★ライター

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2005.01.27
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カテゴリ: 映画
おばあちゃんを悲しませないために、死んでしまった最愛の息子のふりをして手紙を書き続ける母と娘。

派手な演出は全然なし。
85歳でデビューしたという91歳のおばあちゃんは、なんともいえない味のある演技。
家族を想い、悲しませたくないからこそつく嘘は、ついていい嘘なのかもしれない。。

だけど、ほんとにそれがやさしさなのかな、やっぱり嘘は、、、つらいよなと思いつつ観ていた最後の30分。
やさしい嘘はひとつではなかったんだなと知ってこのタイトルとがっちりリンクした。

この映画は、旧ソビエトのグルジアが舞台。
ソ連崩壊後、民族紛争と内戦の混乱の時代あり、その結果男性は仕事をもとめて国を離れて女性は家を守っているという感じだろうか。
おばあちゃん、母、娘の3世代の女性は、そんな混乱の時期に微妙に考え方の違いがあることをふまえてみると


息子への強い思いがあるおばあちゃんと
夫をアフガニスタンで亡くし、夢をみれないなんとなく無気力な感じのする母。
そんな母をみつつ得意の語学をいかして自由になりたいと思っている娘。

ワインを飲んで国の歌を歌って盛り上がるシーン、
おばあちゃんが一人で留守番する日、マニキュアして髪を整えて、遊園地へ行って煙草を吸うシーン、
ちょこちょこっと、知らない国の空気を盛り込みつつ、
なんとな~く、いい映画だったなと記憶に残るような気がする。
タイトルと内容がとっても合ってるし。

なんだか、家族って、大切だと思ってるけど、反発しあったりすることってあるんだよね。
でもこんな嘘は家族じゃないと、愛していないとつかないよな、、なんて思ってみたり。

フランス・ベルギー合作 102分


「やさしい嘘」




がらがらの映画館。
なのに、なぜか?すぐまん前に座った人がいて。
しかも、悲しい事にお願いだからじっとしてて、、、というお人で、白いつむじが気になる感じ。
お願い、黒いニット帽かぶってじっとしてて。。。(爆)

何だかかな~。微妙。





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最終更新日  2005.01.28 00:40:14
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ao_6 @ Re[1]:「ブラックスワン」(05/11) ぷちてん525さん どうも~、気づいたら…

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