子ども達にのこせるもの

去年の今日

私の息子が死んでしまった

一度も泣き声を聞かず

軽い遺体を抱えただけの対面

一年たった今でもまだ悲しみは大きい

先日夫に本当はまだ苦しいことを打ち明けた

どうしても伝えるのが怖い自分がいて伝えられなかったのだけれど

一番わかってほしい人だったように思う

一年間の間に私の生活は随分変わった

そして、幸せを感じる度合いが変わった

毎日届けられる息子からのギフトに感謝したい気持ちと

ギフトよりもただあの子を抱きたかった自分がいる

ただ生きていてほしかった・・・

それが間違った望みかもしれないけれど今日はそう思う

今週末待ちに待ったライフトラックが始まる

未来の自分を受け取るため

未来の息子からのギフトを受け取るため

愛から見つめる時間を自分に与える・・・

だから今日はまだまだ悲しみを感じて

肉体を持ったことへの恨みごとでも言ってみよう

でも今日は一日そんなことを考える暇もなくいろんなことがあった

その一つ一つがこの一年必死で生きてきたことへのご褒美のような一日だった

今から布団に入っていろんな感情を感じる事にします