「ひと」として・・・感動・感謝

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July 6, 2006
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今日は、あるWeb上のコラムを読んで、私がインタビュアーにお送りしたお手紙の文面をご紹介したく思います。
建築とインテリアのギャップや建築するときにインテリアまで頭や資金が回らない。どうじても後回しにしてしまう方が多くいらっしゃるとか。についての私の意見です。
*************以下引用************

多くの一般女性誌が今では必ずインテリアについて掲載しているのが見受けられます。
住宅のイメージやこだわりをもたれているのは大体が奥様です。
ご主人は自分の居場所と外観イメージにこだわる方が多いです。
そして構造や大雑把なところでの施工方法等。
これは動物の本能にかなり近いものがあるのではと経験上感じておりました。
やはり男性は自分の所有する大切なものの外見にこだわりが強い傾向にあります。


インテリアに関しても、依田さんのおっしゃるように女性は旅行や買い物、食事などでよいものにふれることが多く、知識も豊富です。
しかし、あまりにも情報が多すぎること等から自分の経験や知識をどう解決してよいのか解らず結局雑誌の中や夢と程遠い現実を目の当たりにされる方が多いのが現状だといえるでしょう。
その原因の幾つかの代表例は以下のものです。

「自分がどういったものが好きなのか。」
「どういったものが心地よいと感じるのか。
「いろいろなもの・ことに優先順位をつける。」
と自問自答する訓練する機会や教育された経験がないからだと思います。

手前味噌になりますが、私が設計する際は必ず持ち込み家具や持ち込む予定の家具を写真で出してもらいます。
そしてアドバイスをしながら空間のイメージを決めていきます。
お客様のほうから積極的に相談されることも多いです。
私がテーブルデコレート等を行っていることも大きいのかと思いますが。


私はセラピストでもありますので上記の2つの質問を軸にじっくりと「家についての自分のビジョンニング」を行ってもらいます。
実は「家づくり」と「人生設計」は目的は違いますが工程は同じようなものです。
必ずしも成功するとは限りませんが、80%くらいの確率で最後は満足されていると確信しています。

実はこのコラムを読むまでは建築家がそういったことをしていないのかとかなり驚きました。さて本当はしていないのか、しているけどうまく行っていないのか、どちらかはわかりませんが、なにか改善することは必要だと思っております。
建築家のひとつの課題でしょう。






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Last updated  July 6, 2006 02:20:27 PM
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アクア・マリン @ Re[1]:黙々(09/20) 抗加齢実践家てるさん こんにちは。 こ…
抗加齢実践家てる @ Re:黙々(09/20) いつもありがとうございます。 パソコ…
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