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今回は「マップス」です。長谷川裕一先生の名が一躍広まったキッカケとなった作品が、当時「SFアニメディア」(その後「ノーラ」と誌名変更。現在は廃刊)で、やたら大量のページ数を食って掲載されていた、SFドラマ「マップス」であったwその型破りな作風に誰もが驚嘆した。荒削りな絵柄ながら、縦横無尽に描き込まれた大迫力の画力。徹底した変形コマの多用と、読者の常識を凌駕するストーリー展開のダイナミズム。正に、現代に甦った、血湧き肉踊る一大活劇。そこにはありとあらゆる夢と希望と発想とエネルギーが詰め込まれ、今まで経験したことのない、素晴らしいカタルシスに飲み込まれる。この感動。この感激。これぞ、本物のエンターテインメントだ!一見、ロリイな美少女が売りのように見えるこの作品ですが、その実態は少年マンガテイストの「熱く燃える」(萌えいではない)登場人物たちが織り成す壮大なスケールのスペースオペラ!「銀河の運命」なんて言葉が陳腐だなんて思っている人にぜひ読んで欲しいです。そこいらの2流SFアニメなんて目じゃないですよ~!本人は1話かぎりのつもりで描いたそうですが、いつのまにか連載になったらしい(笑) ギャグあり、涙ありの、銀河系を舞台とした壮大なスペースオペラとして、楽しめる作品です。味のあるキャラクターもたくさん出てきますし。ギャグメーカーとしてのニュウ・エイブがわりと好きなんですが(笑) アニメ化は過去2回やられてます。1回目は原作の第一話をOVA化したものだったと思いますが、既に遠い彼方となってます。2回目はわりと絵も綺麗ですし、ストーリーもかなりシリアスなのですが、それゆえに、エイブが出てこないのが残念です。ギャグがなく、ゲンが格好良すぎるのも嵐田が持っているイメージと違っていて、原作を生かしていませんw ストーリーに関してはここでは書ききれない程の物語ですので、ぜひ自分で読んでみて下さい。
January 28, 2006
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