ふらっと

< 新しい記事

新着記事一覧(全202件)

過去の記事 >

December 30, 2007

これもガンダムマンガ（笑）

(2)

カテゴリ：ガンダム

ガンオタの女はガンダムシリーズマンガ専門誌である月刊ガンダムエースで2007年1月号より連載中の左菱虚秋作の作品。

仕事のできるキャリアウーマンでありながら重度のガンダムオタク（略して「ガンオタ」）である主人公が、自分の趣味をひた隠しにしつつ社内で繰り広げる騒動を描くビジネスマンマンガで、「ガンダムのファンを主人公とした現代日本を舞台とするマンガ」というガンダムマンガの新境地を開拓した作品である。かつて「ガンオタ」であることを理由に周囲の男からドン引きされ、彼氏からも捨てられた過去を持つ賀ノ多うつきは、「ズーム物産」への就職による上京を機会にガンダム断ちを行ったはずだった。

それから数年後、ダントツの営業成績により社内でもそれなりの地位を築き上げた賀ノ多であったが自分が「ガンオタ」である事を隠し通しながら生きて行こうと決意するが、根っからの「ガンオタ」の為自然と無意識で「ガンダムグッツ」を求めてしまう、せめて社内でだけではガンオタであることを隠そうとするものの、ムリに隠そうとすれば余計に不自然になってしまい、それが原因で様々な事件が起こるのであった。

登場人物の多くは『機動戦士ガンダム』のキャラクターによく似た風貌と名前であるが、ほとんどが性別を逆に置き換えられている。　初代ガンダムの名シーンや名言など、ネタが上手く盛り込まれていて、読んでいて懐かしさが笑いを誘っている。
更に、連邦とジオンが一つの企業だったらって感じの設定も笑い所で、そこで働いている人たちもどこかで見たことがあるような容姿、性格をしている為、「ああ、このキャラなら間違いなくこんな台詞いう」とついつい納得してしまったｗ
最近、特に女性の「ガンオタ」は２種類に分かれているらしく、「初代派」と「種派」のその微妙な派閥争いもネタとして練りこんでいる当たり細かい！
作中に出てきたアイテム「ガンナビ」欲しい！！ガンダムの名言で道を案内するナビなのだけど、もうガンオタのツボを上手く付いていてかなり欲しくなった。

この作品は、初代ガンダム好きの方にかなりお勧めの作品です。

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう