太田典生の「毎朝1話」良い話のおすそ分け

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2006.06.15
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カテゴリ: アラカルト
真面目で無趣味で仕事しか知らなかったAさんは、企業戦士として戦後の何十年かを生きてきました。そんな彼だから、「○○会社の○○」という肩書を失った途端に自分のアイデンティティを失い、やがて娘を母と間違えて子供のように甘えるようになりました。

彼の妻は妻で、いつも帰りの遅い夫を待つだけの生活だった。その鬱積から子供にのめり込み、持てる限りのエネルギーを注ぎ込むようになった。娘たちがクラブ活動で30分帰りが遅くても、玄関の前で待っているほどだった。子供たちは、「心配してくれるのは分かるが、いつも監視されているようで息が詰まり嫌だった」と言う。

彼女は、将来や結婚に対して夢を持っていた。だが、結婚してからの人生は、その夢を少しずつ削ぎ落としていくような日々だった。夫の帰りを待ち、子供たちの帰ってくるのを待ち、「待つだけの自分の人生。私の一生って何だったんだろう」とつぶやく。

◆楽しい人生を送るには、楽しい家庭が大切だが、意外と相手選びは難しいものです。

1.どんな仕事を素晴らしいと思っているか、どのようにお金を稼ぐべきだと思っているか、人生と仕事の関係についてどう考えているか・・・など、人生における目的意識の共通性は大切です。
「何かやりたいことがある」、と聞いてみるのもいい。何もやりたいことがないような、目的意識のない人と結婚しても楽しいはずがありません。

2.誰もあまり口に出して言わないが、セックス観の違いは後で大きな問題になります。
離婚理由で『相性の違い』ということがよく言われるが、ほとんどは二人のセックス観の違いではなかろうかと思います。不倫に走る人の深層心理にも、これが関係しているように思うのだが?

3.笑いのツボは、その人の持っている知識とか経験、育った環境など、あらゆることが影響します。

一緒に同じ道を歩む人を見つけ、幸せな人生を送るためには、まず笑いのツボを探ると良い。
泣くところは誰もが似たようなものだし、一緒に泣いているような家庭では明るく楽しい人生はおくれません。共に笑い、笑いの絶えない家庭でありたいものです。

4.ヨーロッパでは、若い娘たちに「あなたが一番自慢にしていることは何ですか」と聞くと、「私の母が一番得意にしている料理を、小さいときから習っています。それが私の一番の自慢です」という答えがよく返ってきます。
昔の日本にも「おふくろの味」がありました。
ハートは一時的なものだが、胃袋はいつまでも覚えています。
家族皆が心を合わせることができ、家族が早く帰りたくなるような、もてなし上手な相棒は宝物だと思います。





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Last updated  2006.06.15 05:33:33
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