太田典生の「毎朝1話」良い話のおすそ分け

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2006.09.21
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カテゴリ: アラカルト
清水寺の貫主、森清範さんは、「心の中に善い種のある人は自然に感動できるし、悪い種のある人は感動したくてもできない。心の中に善い種を植えつけるには、日々の勉強、心の鍛錬を怠らないことだ」と仰います。 

感動は人との出会いの中で生まれます。
自分の命が単調になっていると思ったら、躍動している人の命の「気」をもらい、同じように振る舞うことです。

出会いを感動的なものにするのも嫌なものにするのも、コミュニケーション次第です。
コミュニケーションそのものが、私たちの喜びや安らぎを創り出します。愛(相手に対する関心)を持って話し、愛を持って聞き、愛をもって相手を受け入れることです。
誰かに出会ったら、「あなたにお会いできて嬉しいわ」と言葉に出して言ってみてください。その瞬間から感動の出会いを味わうことができるはずです。

感動は、我慢することの中でも生まれます。
私の子供の頃は、普段はつましく、お正月やお盆、お祭りには、新しい靴や服を買ってもらったり、なにがしかの小遣いをもらって映画を観たり、御馳走を食べたりすることができました。
ですから、お正月やお盆、お祭りが待ち遠しいものでした。子供には行けないところもいっぱいありました。だから大人になるのを待ちわびたものです。


ですから、感動することがなくなり、大人になりたくない症候群が増えています。もっと子供たちに我慢させることが、子供たちに感動を与え、生きる喜びを与えることになると思います。

あなたも、仕事が忙しいときには、「毎日が日曜日だったらな」と思ったことがありませんか? 
そんなときの余暇は、思いがけない贈り物のようにありがたく楽しいものです。
ところが、定年などで生活全体が余暇になってしまった人にとっては、余暇は砂漠のように味気なく、倦怠と苦痛以外の何物でもありません。

感動にも、これと同じような側面があります。
なんでも可能になれば、それが当たり前になってしまい、感動を生むことはできません。
感動とは、何かに「感じ」て「動く」ことです。
行動して初めて、真に感動したことになります。
感動が熱いうちに行動に移すことが大切です。
そのことに感謝し、行動することによって、さらに感動の輪が広がり増幅していきます。





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Last updated  2006.09.21 05:18:05
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