太田典生の「毎朝1話」良い話のおすそ分け

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2014.07.05
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思うようにならないことを、思うままにしようとすることから『苦』が生じます。
ですから、何事も自分の思うようにしようとしなければ苦は生じません。

良寛さんは地震の見舞いをくれた友人に、「災難に逢う時節には、災難に逢うがよく候。死ぬ時節には、死ぬがよく候。是はこれ災難を逃るるの妙法にて候」と書き送ったが、現実を現実として受け入れる心があれば苦から逃れられます。

病気になったとします。
どんな病気でもすぐには治りません。
それを、「なぜ私だけが」と嘆いたり、イライラしたり、治らないのではないかとクヨクヨしたり、早くよくなってほしいと願って焦ったりしがちです。
そんな思いが、人間には一番よくありません。
何事もイスラム教の「イン・シャー・アッラー(神の御心のままに)」ではないが、「ダメなものはしようがない」「どうあがいても患ったものはしかたがない」「死病は一度だけ、誰でもそのときが来れば死ぬ」と自然の力にまかせて生きていくことです。

そう楽観するのは凡人にはなかなか難しいことが、現状を是認して明日を思い患うことなく、ウグイスが鳴けば「あらもう春なのね」などと、日々の小さなことの中に喜びを見つけていくことで乗り切っていけるはずです。





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Last updated  2014.07.05 05:28:01
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