太田典生の「毎朝1話」良い話のおすそ分け

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2014.07.14
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人の存在の究極の疑問とは、人がどこから来て、どこへ行くのか、ということだと思います。
これだけ科学の発達した現代になっても、心とか魂のこととなると、残念ながら科学的な側面からは死後の世界の有無を断定できません。

宗教・精神世界の分野では、聖人と呼ばれる人を含め、あの世はあると明確に主張する人たちが多数派です。
例えば、ダライ・ラマは輪廻転生を何度も繰り返していると信じられ、予言に合致する子供が候補者として選ばれます。

宗教には詳しくないが、キリスト教では最後の審判の日に天国か地獄に行くかの審判を受け、
仏教では(釈迦は「無記」とあり答えなかったとあるが)中陰(四十九日)に生前の行いによって行き先が決まると言っています。
ユダヤ教だけは、死ねば土に戻ると言っているようです。

また、キューブラー・ロス博士の報告などが有名だが、臨死体験者(心停止の状態から蘇生した人の4~18%が臨死体験を報告する)からは、光体験、人生回顧、知覚の拡大などが頻繁に報告されています。
世界的に実施された統計データから類推すると、およそ4割位の人が死後の世界を信じているようです。


「極楽世界はあるか否か」という問題をいくら考えても、誰も行ったことも見たこともないのだから無駄です。
「あるほうが良いか、ない方がよいか」と考え、「浄土はあるべきだ」と考えて信じれば、生き方も違ってくるはずです。

フランスの物理学者で哲学者でもあったパスカルも、
「神があるかないか分からない。
しかし、神がある方にかけたら人生は喜びに満ち、無い方にかけたら悲惨の極みだ。
だから、ある方にかけたほうが得だ」と言っています。

以前、ニューヨークに住む一人の少女が「サンタクロースはいるのか、いないのか」と尋ねる手紙を新聞社に出したところ、
同紙は「サンタクロースはいます。
それはこの世の中に、愛や、人への思いやりや、真心があるのと同じように確かなことです。
サンタクロースがいなかったら、素直に信じる心も、詩も、ロマンもなく、人生はちっとも楽しくない。
(中略)この世で一番確かで、本当のものは、大人の眼にも子供の眼にも見えないものです」と答えた。


もっと目に見えないものを大切にしたいものです。





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Last updated  2014.07.14 05:31:03
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