太田典生の「毎朝1話」良い話のおすそ分け

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2014.07.27
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奈良興福寺の貫主さんは、「“生きたい”“もっと生きたい”という思いが強い人の心は輪廻転生し、“生きるのはもういい”“もう生きたくない”という人の心は死によって消える」と言われました。

統計的には、本人の場合「少しでも長生きしたい」という人は男性の方が多くて14.1%、女性では6.5%です。
8割前後は延命治療よりも苦痛からの解放を願っています。
だが、死は個人の問題であると同時に家族もまた当事者といえます。
家族の場合となると、「少しでも長生きして欲しい」と思う人が20%近くになります。
家族には、自分の心の負担を軽くするために患者の意志を軽視したり、患者に犠牲を求める傾向もあり微妙な問題です。

延命か縮命かの問題は、延命治療が苦痛や身体への負担をもたらすことも多いし、延命治療を拒否して痛みの緩和だけの治療は余命を短縮する恐れもあり究極の難しい選択だが、本人よりも家族に悔いを残したくないというこだわりが強いので、本人がハッキリと意思表示をしておくのも一つの思いやりではないでしょうか。
その際、例話のようないさかいを防ぐためにも、しっかりとした意思表示をしておき、医師にも提示しておくことです。





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Last updated  2014.07.27 05:25:10
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