太田典生の「毎朝1話」良い話のおすそ分け

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2014.07.26
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科学が進歩して、死が昔のように単純でなくなり(脳死という死の前倒しと、延命という死の引き延ばしが可能に)、上手に死ぬのが難しい時代になり、死への哲学が求められています。
だからこそ、自分らしく生きて死ぬということはどういうことかを、普段から考えておく必要性に迫られているとも言えます。

自分なりの選択(延命か縮命)をするとなると、告知は欠かせない問題だと思われます。
どの調査でも、本人自身は告知を望んでいるのに(財ホスピス調査 治る見込みがなくても知りたい70.9%;治る見込みが有れば知りたい15.3%)、家族は告げたくない(本人の意向にかかわらず知らせる11.9%;本人の意向に従う62.1%)という傾向が顕著です。

日本人にとっては死の話はタブーで、告知さえも避けたがり、本人の苦痛にはお構いなしに治療が続けられる傾向(闘病中の知人からメールでよく訴えられた経験があります)があります。
自分の命であるにもかかわらず、不治の病であることも告げられず、治療法や痛みの処置の願いも聞かれず、命の終わりへの備えもできないのでは、死んでも死にきれません。
私は、自分の最後を意識しながらも、充実した日々を送るために告知から逃げたくないと思います。





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Last updated  2014.07.26 05:09:03
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