太田典生の「毎朝1話」良い話のおすそ分け

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2015.02.21
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心は、いつも「幸福になりたい、だから頑張ります」という方向と、
「怠けてぬるく生きていれば、楽で、楽しいですよ」という方向、
そういう全く逆の二つの方向に私達を引っ張っています。

人間の心には、生まれつき『怠け』という毒がついています。
その毒を消すためには、強引にでも励んで努力し、精進することが必要になります。

私たちの望む幸福な家庭、ゆとりのある人生、健康な身体、また平和的な社会環境や幸福、そういったことで成功することは、本来意志でもってできます。
できないとすれば、その理由は怠けという心の働きを鈍くするエネルギーが働いているからです。

私たちは、「幸福になりたい」と願っているけれどもなかなかなれません。
それは、邪魔するビールスのような様々なネガティブエネルギーが心にしがみついているからです。

生きている間は、その闘いをずっと続けなければなりません。
止むことはないのです。

この世に、「このお祈りをすれば万事解決します」とか、「この薬を飲めばすべての病気は治ります」とか、「これさえやれば巧くいきます」などという万能薬はありません。

ですから、自分の心のビールスを退治するために、反対の明るいエネルギーを入れて努力しなくてはならないのです。常に励む。常に努力する。
それに、終わりがありません。
その努力は、自分でコントロールできる部分にだけしか届きません。

だが、それがうまくいくようになると、自分でコントロールできない部分も治っていくのです。
コントロールできない部分とは、例えば心臓は動くが、自分で「心臓を速く動かそう」とか「ちょっと遅くしよう」と思ってもコントロールはできません。
「呼吸の回数を減らしてみよう」と思っても、それはできません。
同様に、感情の世界でも、意識的にコントロールできない部分があります。

例えば、すぐ怒る怒りっぽい人がいるとします。

それは、コントロールできない性格の部分を表わしています。
「舞い上がりすぎてはいけない」と思っても、いいことがあるとすぐ舞い上がってしまいます。

コントロールできない人は、「楽しくなりたいなあ」と思えば、映画を観たりディスコに行ったり旅行に行ったり、色々なことをしなくてはなりません。
それでも、その場で汚いものを見ると「気持ち悪い」と感じます。
環境に左右されるのが人間です。


周りがみんな狂ったように楽しんでいるときも、「私は落ち着いています」と思ったら、誘惑されず落ち着いていることができます。
(私は月2回断食を行っているが、この頃このことが納得できます。断食に入ると、自然と即断食モードになって難なくできるようになりました。)

感情をコントロールしていると、「美味しくいただきます」と思えば、どんなものも美味しく食べられるのです。
塩味の薄い食べものは「塩味もして美味しい」と、塩の全く入っていない食べものは「素材の味が感じられて美味しい」と、その人にとってはどちらにしても美味しいのです。

そうなると、人間は完壁な幸福の状態を得られます。
「すべては心次第」で、「清らかな心があればすべては幸福であって、汚れた心は一切の不幸のもとである」と法句経にもあります。





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Last updated  2015.02.21 05:53:55
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