中国茶・台湾茶と旅行　あるきちのお茶・旅行日記（旧館）

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緑茶三昧茶会

(8)

テーマ：中国茶好き集まって！(929)

カテゴリ：お茶

中国茶講座でご一緒していた方々と勉強会･･･というかお茶会をしてきました。

今回のテーマは中国緑茶。
２時間半ほどで、飲んだお茶はこんな感じ。

お茶会のお茶

＜本日の茶譜＞

太平猴魁（安徽省）
安化松針（湖南省）
頂谷大方（安徽省）
安吉白片（浙江省）
峨眉竹葉青（四川省）
雪水雲緑（浙江省）
雨前獅峰龍井（浙江省）
六安瓜片（安徽省）

飲みも飲んだり、中国緑茶ばかり９種類！

メジャーなものもありますが、一応、日本では入手しにくいものを中心にセレクトしてみました。これだけ比べてみると、なかなか面白いものです

例えば、峨眉竹葉青と雪水雲緑は、乾燥した茶葉の状態では似たような形をしているのですが、味をみると全く違う傾向に出ますし、葉底を見ると浙江省と四川省では、「やはり品種が違うなぁ」と思うほど峨眉竹葉青の方が肉厚なんですね。
そんな違いも分かり、面白い飲み比べでした♪

それぞれのお茶の所感を一口コメントで。
飲み続けたので、どれがどれやら分からなくなっていますが(^^;)

春のものと比較すると、産毛も少なく繊細さには欠けますが、なかなか面白い味わいです。

太平猴魁は、大振りな茶葉を使うためか、どしっとした味わい。

安化松針は、白毫が多い分なのか、ちょっと独特の香りがしますが、口の中に残る甘さが印象的。

頂谷大方は、澄んで透明感があるお茶です。

安吉白片は、口当たりもマイルドで、水のようにスイスイ飲めるお茶でした。
同じ産地の、安吉白茶とは、形はそっくりでも全く傾向が違うので、飲み比べると面白かったかなぁ。ちょっと反省
＃安吉白茶は美味しくて、全部飲んじゃったんですよね･･･

峨眉竹葉青は、キレがあり、味のボディがしっかりしています。

雪水雲緑は、サッパリとした爽やかなお味。意外と飲みやすいお茶です。

龍井はさすがというべきか、香りの高さがとても良かったです。典型的な栗香といいましょうか。
味わいも、たなびくような甘さがあり、飲んだ瞬間で美味しかったです。

六安瓜片は、鮮烈なぐらいに透明感と味わいの深さがありました。一煎目は特に美味しかったです。

龍井
”四絶”と評されるように、香りや味わいなど、総合的に頭が抜けていました。
･･･まあ、お値段も張るんですけどね(^^;)

次は、六安瓜片でしょうか。
脱酸素剤が頑張ってくれたようで、色も落ちておらず、透明感のある味わいを堪能できました。
買ってきた私が一番ビックリしていたりして(笑)

お茶会とは実に楽しいものです(^^)