PR
Freepage List
Calendar
Comments
Keyword Search
・適切なお茶をどう調達するかという問題です。
・お茶をどう適切に淹れるか
農作物は何でもそうだと思いますが、ピンからキリまであります。
中国茶もしかりです。
日本国内で販売されている中国茶を見ていると、500gで1000円!なんて激安で販売されているお茶もあれば、10gで数千円という、単位を間違えたんじゃないか?と思うお茶もあります。
迷うところですが、そのお茶の個性が良く出ているグレード・品質というのを、見極めなければいけません。学習のためには高ければ良いというものでもないので、難しいところです。
グレードを機械的に、たとえば「50gで1000円のお茶」のように設定してしまうと、ちょっと困ったことになります。お茶によって、適正価格の相場が全然違うのです。
「あるお茶は、十二分な予算でものすごく良いものなんだけど、別のお茶は、全然予算不足で”まがいもの”しか入手できない・・・」
全然グレードが違うもの比較して「こっちが好み」とやってしまうと、本来の魅力を知らないままに判断してしまうことになり、ちょっと勿体無いのです。
たとえば、武夷岩茶。
ものの本には、特徴として”岩韻が感じられる”と書いてありますが、100g1000円程度で販売されている量産品から岩韻を感じるのは、まず無理です。
現地でも人気があり、生産時期や生産地域の限られる希少なお茶は、とても高くなるのです。
日本人が代表的な中国茶と見なしているものの多くは”スーパーブランド”であることが多く、そもそも値が張ります。
さらに、中国経済はご存じのようにバブっていますから、高級茶では「5年前の5倍の価格がついている」なんてことも珍しくありません。
このへんの事情は、やはりその道のプロにしか分かりません。
販売している方もしくは教えている方に聞くしかないと思います。
たとえば、「中国茶を勉強していて、緑茶の傾向をつかむために3種類ほど飲んでみたいと思っているんですが、どれが適していますか?」と聞いてみましょう。
しっかりとした知識を持っているお店の方であれば、きちんと教えてくれると思います。
よく分からない場合は、いくつかのお店で用意されている「飲み比べセット」を活用するのも手です。
この手のセットは少量ずつ試すことが出来るので、入門者にとっては大変ありがたい存在です。
気に入ったお茶があったら、追加で購入すればよいのです。
もし、「たくさんのお茶を買い揃えるのは大変だし、淹れるのも不安」という場合は、中国茶教室や色々飲み比べられる講座・イベントを活用するのが良いでしょう。
仮に自分の好みに合わないお茶があっても、その場限りのことで済みます。
「買っちゃったけど、あまり美味しくない」という不良ストックを抱えなくて済むので、経済的・心理的な負担も軽く済むと思います。
・茶葉の量のいずれかにあるので、この点をしっかり確認して淹れると良いでしょう。
・お湯の温度
・蒸らし時間
フリーページに記事まとめました 2014.04.30 コメント(2)
中国茶の学び方(12)-あれもこれも正しい 2012.05.21
中国茶の学び方(11)-日本の各中国茶団… 2012.05.20