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新聞のベストセラーを紹介するコーナーに載っていた本です。
本のタイトルに17歳のための、、と書いてありますが、30代のサラリーマンに人気がある本だそうです。
この画像では見にくいかも知れませんが、私もこの記事を書いて初めて気がつきましたが、本の帯広告?(腹巻き)に”大人は読んではいけません ”とか書いてあります。これは、30代のサラリーマンに人気になってから、付けた帯なのか、、最初から付けた帯なのか、、、気になるところです。(最初から、こう付けてサラリーマンで人気になったのだとしたら、狙い通りということになりますし、、)
さて、まだ読みかけで第5講義中の第2講義まで読んだところです。
第1講義はあんまり面白くなくて(導入なのでしょうがない部分はありますが)、あぶなく読まずにお蔵入りにしてしまいそうでしたが、第2講義はなかなか面白かったです。
その第2講義の中で『老荘思想』という中国の道教についての講義は大変興味深いものでした。
老荘思想の前の講は、孔子や孟子,荀子の考え方、いわえる儒教についてでした。いわえる『仁・義・礼・智・信』ってやつです。これは、中国的な封建制度の中で生まれたものだとか、日本にどう伝わったとか、キリスト教との違いとか、とても分かりやすくまとめられていました。
儒教っていうのは、なんとなく知っているというか、知らない人はいないのだと思いますが、私はその後に出てきた、老荘思想っていうものを全く知りませんでした
これが恥ずかしいことなのかどうかもわかりませんが、老荘思想・道教というものを今はもっと知りたいと思っています。
老荘思想は老子や荘子,列子の考え方で老子と荘子の頭文字をとって老荘思想と言われているそうです。老荘思想では『道』というものを重視しており、中国語でタオと発音するので英語ではタオイズムというらしいです。
『道』とは宇宙にある普遍的な道、すなわち『タオ』のことをさしています。宇宙には何か大いなるものが遍在していて、個々の人間はそのような大いなるものに自分を合わせるだけでいいのだという思想と書いてあります。
これでは、何を言っているのかさっぱりですが、このキーワードがわかりやすい気がします。『無為自然』つまり、『あるがままに』ということです。男は男らしくとか父は父らしくといった『分』をわきまえる儒教の考え方ではなくて、地位とか役割をいったん捨てて『無』になってみることで、新しい関係をそこから生み出していくことができる。宇宙の摂理にくらべれば、人間社会の上下関係や経験知の差は全くたいしたものではない。『万物斉同』と説いています。ちがいを超えなさいという意味だそうです。
なんだか、とっても難しい話をしているように思ってきましたが、私が共感を覚えたというか、面白いと思ったのは、その後の『胡蝶の夢』というエピソードの中にあります。このエピソードは割愛しますが、この中で書かれていた老荘思想の独得の発想に特に興味深いものを覚えました。
自分というものを主体であるとか、確固とした自己であるというふうには捉えない。私がそれをしたのだ、というふうに考えるのではなく、そのものが私のことを思ってくれたから、いま私はそのことを感じているのだというふうに見る。こういうふうに主体と客体を入れ替えながら考えていくのが老荘思想だと書かれていました。
主体と客体を入れ替えて考える。気づかされるという考えかたに似ています。今、ビジネスにキーワードにコーチングという言葉が流行ですが、老荘思想とコーチングに接点ありとにらみました。
とっても面白い![]()
もともとの老荘思想とはちょっと違うところに興味があるだけなのかも知れません。でも、中国の2大思想がこの『道教』と『儒教』だったなんて知りませんでした。
日本の仏教は中国から伝わったものですが、中国の仏教はこの『道教』と『儒教』の思想が大いに取り入れられた仏教になっています。この仏教が日本に入ってきている。つまり、私は『道教』の考えかたに既に大きく影響を受けて育ってきていたのです。
やっぱり、とっても面白い![]()
また、本を読み進めたら記事にするかも知れません。