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2006年02月03日

「我流クロールからの脱出！」
第一章クロールの基本を学ぼう

プルストローク（腕のかき）

クロールのプルストロークには細かく分けると次の７つの動きがあります。

指先から入水するエントリー →水中で腕を前方に伸ばすダウンスイープ →水を捕らえるキャッチ →水を胸の下に集めるインスイープ →水を後方に押し出すアップスイープ →水中から腕を抜くリリース →腕をふたたび前方に戻すリカバリー

［補足］５つの動きに分けるとすると…

クロールのプルストロークでは、以上の動きを「正確」にそしていかに「スムーズ」におこなうかが大切です。

クロールは現在、水泳の中で最も速い泳ぎ。
皆さんも流れるような力強いプルストロークを身につけ、「美しく」「速く」泳ぎましょう！

（４）インスイープ

キャッチされた水を胸の下にかき込んでくる動作のことをいいます。

ここで大切なのは、脇をあけ、肘をのこしながら肘から下の部分（前腕＆手）で水をかき込んでくること。水の上に身体を乗せながら前方に押し進めるイメージ。肘から引っ張り（肘が下がって）、水をなでるような動きにならないよう注意しましょう。

1.手のひらはやや内・下向き～後方向き。
2.キャッチした水を抱え込むようにして内側（胸の下）にかき込む。
3.腕が胸の下あたりを通過する時の肘の角度は９０～１１０度。

※腕がまっすぐに伸ばしたままだと水を水底に押さえる力が大きくなり、余分な力が必要になるとともにムダな動きによりロスが発生する。また肘を曲げすぎると抱え込んでくる水の量が少なくなると同時に力が入りにくくなり推進力に欠けてしまう。

○インスイープ時のチェック
・肘がおちていないか？肘から引っ張っていないか？

・身体がバウンドしたり中心線がブレるような動きになっていないか？
・肘の角度が適切であり、しっかり水を抱え込めているか？