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March 5, 2011
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カテゴリ: 音楽
昨日 に引き続き、今日も、 サントリーホール で、 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 の来日公演を聴いてきました。

今日は、オール・ドヴォルジャーク・プログラム。しかも、最後には、交響曲第7番が演奏されます。今までのゲヴァントハウス管弦楽団の来日公演では、あまり考えられないプログラムですよネ。

実は、自分…、とりたててドヴォルジャーク好きではありません…。普段からあまり聴きませんし、 アーノンクール が積極的に取り上げて、珍しがられていたときにも、それほど聴こうとも思いませんでした。だいたい、TV-CMとかで、 交響曲第9番『新世界から』 なんかが聞こえてくると、なんか…、こっ恥ずかしい感じがして、思わず気が付かなかったフリをしちゃうくらい。 ドヴォルジャークの交響曲だったら、自分…、子供の頃からずっと、第6番しか聴かないです…。 ブラームスの第2番 ノイマン か スイトナー の演奏でしか聴かないみたいな…。 相性悪いっていうか、テイストが合わないっていうか…。

で、今回演奏される第7番…。なんだか、暗くて、ドロドロしてて…。音楽的にも、ちょっと複雑だし…。以前から、やや苦手な作品。はじめは、あ~、何で第7番なんだろうって、正直思いました。で…、せっかく聴きにいくわけですから…、スコアを買って勉強することに…。 昨日のプログラムだったブルックナー は、以前からスコアを持っていたんですが、今回、ドヴォルジャーク3曲とも、ポケットスコアを一括購入 気合い入ってるでしょ? 勉強していくうちに、第7番、だんだん好きになってきました~。 第1楽章などの複雑なリズム、早い6拍子の第3楽章なんかも、だんだん慣れてきて…。

この作品、 ブラームスの第3番 が『ブラームスの英雄交響曲』と呼ばれたのにインスピレーションを受けて作曲されたんでしょうね。スラブの英雄伝説のような、懐古主義的な趣きがあります。馬に乗った英雄たちが、鎧の音をカチャカチャさせて駆け回り戦う武勇伝的なふんいきっていうんでしょうか。音楽的には、第1楽章のコーダで 『ワルキューレ』

さて、当日の演奏。本日もまたすばらしかったんです。 まず、速いテンポで、圧倒的な高揚感を生み出した序曲『謝肉祭』。シャイーは、こういう躍動的な音楽、得意ですよネ。3曲のうち、一番よかったと思います。

続いて、カヴァコスをソリストに迎えたヴァイオリン協奏曲。カヴァコスは、1692年製のストラディヴァリウスを弾いているらしいです。音の伸びはいいですが、少し線の細い感じの音色ですね。淡々としつつも、緊張感のある演奏っていったらいいのかな…。

ドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲、自分、ナマで聴くのは今回が初めてだったかもしれません。あまり頻繁に演奏される作品ではありませんよね…。しかし、録音では、マリア・ノイス、メンゲルベルク&コンセルトヘボーの名演や、日本人では 塩川悠子さんがクーベリックと共演した名演 などがありました。これらの録音を聴くと、もっと泥くさいというか、ノスタルジックな感じに満ちていましたよネ。そんなことを思うと、もう少しやりようもあるような気がしないでもないです…。

 大活躍するフルート、クラリネット、とってもいい音色でした~。そして、ブルックナーのとき以上に、弦の音色の美しさが際だちました。ブルックナーは、グローバルな演奏だったとしても、ドヴォルジャークは、昔ながらのゲヴァントハウスのふんいきを満喫させる演奏だったのではと思います。ホント、待ってましたって感じ。 だから、時間が過ぎるのがものすごく早い! まさに、あっという間。もっと聴いていたい…。きっと、ホールにいた全員が思ったはず。で、アンコール。やっぱり来ると思いましたョ。 なんたって、オール・ドヴォルジャーク・プログラムですから、これしかないですよネ。『スラブ舞曲』。今回は第2番と第7番が演奏されました。第7番は、序曲『謝肉祭』の熱狂を思い出させてくれる、目の覚めるような演奏。本当にすばらしかったです。

2日間のコンサート、終わってしまうと、心にポッカリ穴があいてしまったような感覚です。次回の来日では、どんなプログラムを演奏してくれるんでしょうか? マーラーも、前回の交響曲第1番以外に、第5番とかもぜひ聴いてみたいですし…。ぜひ次回も聴きに行っちゃいます。 ちなみに、今年5月のライプツィヒ国際マーラーフェスティバルでは、シャイー&ゲヴァントハウスは、第2番『復活』と第8番『千人の交響曲』を演奏するらしいです。

この日の演奏と同じプログラム、今、 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の公式HP で動画が公開されてま~す。

 ドヴォルジャーク:交響曲第7番・第8番 アーノンクール


ドヴォルジャーク:交響曲第9番『新世界から』 コンヴィチュニー


 ドヴォルジャーク:交響曲全集 ノイマン

 ドヴォルジャーク:交響曲全集 スイトナー


ドヴォルジャーク:ヴァイオリン協奏曲 塩川悠子&クーベリック





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最終更新日  March 7, 2011 11:23:15 AM
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