埼玉 大宮の地酒屋日本酒、ウイスキーブログ

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2023.05.22
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カテゴリ: ウィスキー


DRAMLAD & Co.の定番3種類のレンジに加え、新たにコンセプトラベルとしてリリースしていくのが、この"MULTIFACETS"(マルチファセッツ)。多面的・多角的・多種多様なという意味を持ちます。
1つの蒸溜所の1つのヴィンテージに絞って、複数のカスクタイプを同時に飲み比べてみたい。一度はそう思ったことがある方は多いのではないでしょうか。このシリーズを通して、タイプの違うカスクやフィニッシュによる味わいの違いや、同じ蒸溜所だからこその共通点などを探りながら愉しんでいただきたいという想いでリリースしてまいります。
そのチャプター1を"Circadian"(サーカディアン)と題しました。"Circadian"は、概日リズム(生物が持つ約1日周期の体内時計)を意味する"Circadian Rhythm"から着想を得て、1日の時間の移り変わりとその瞬間をラベルにしました。
その第1弾としてセレクトしたのは、北ハイランドのアルネスに建つティーニニック蒸溜所より、1stフィル・ルビーポート・フィニッシュと、1stフィル・トゥニーポート・フィニッシュ。いずれもポートワイン・カスクフィニッシュからのリリースとなります。
このトゥニーポート・フィニッシュは、その色合いからは想像できない熟したフルーツや黒蜜を思わせる甘さが印象的なボトルです。前面に甘味が主張していながらも、その奥にはしっとりとモルティ―な味わいもあり、同時にドライな香味も現れ、甘さが全体的に感じられながらも様々なフレーバーが層を成して現れる複雑さを持っています。。
2013年11月27日蒸留、約7年11カ月後の2021年10月26日にトゥニーポートワイン樽へ。それから11カ月後の2022年9月29日ボトリング。
同時リリースのルビーポート・フィニッシュと比較すると、同じ蒸溜所の同じヴィンテージで、色や味わいの違いが面白く、シングルモルトの楽しさが更に深まるのではないでしょうか。また、昨年リリースした「The One Dram Selection - ティーニニック 2011-2022 13年 ホグスヘッド 55.5%」とも、ぜひ比較していただきたいボトルです。
チャプター1"Circadian"のコンセプトに沿って、トゥニーポートのラベルは「日没から夜になるまでの一瞬の時間」を意味する"Eventide"をタイトルに添えました。
【テイスティングコメント】
香り: 程よく濃密で黒蜜や樹液、ブラウンシュガーを連想させる甘香。クリーミーでフローラルなニュアンスもあり、続いてフランボワーズ、リンゴジャム。次第に湿った木屑のようなオーク香。
味わい:緩やかな甘味と湿ったオーク香が広がる口当たり。香り同様に樹液やブラウンシュガー、完熟アメリカンチェリー、煮詰めたリンゴ、干しブドウのほろ苦い甘酸っぱさ、仄かに葉巻と燻した藁。
フィニッシュ: 上品で緩やかに長いフィニッシュ。柔らかな樹液香と蜜漬けのラズベリー、鼻奥にごく僅かにランシオ香も捉え、程よいアタックも印象に残る。
蒸溜年:2013
瓶詰年:2022
地 域:ハイランド
樽 種:1stフィル・トゥニーポート・フィニッシュ
度 数:58.0%
本 数:52本
Teaninich 2013 - 2022 8yo 1st Fill Tawny Port Wine Barrel Finish
MULTIFACETS   14850円(税込)





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最終更新日  2023.05.22 06:00:10


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