失われた【本質~The Essence~】を求めて

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2013.09.08
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flowergreen8さんへのお返事に刺激を受けての【後編】、続きます。
前編は、 こちら





>多分、その方も自分の事は根底からは
>好きにななれないだろうな~=人にも愛されない
>かわいそうだなと思いました




そうですね。本当におっしゃる通りだと思います。



向ける対象が誰であろうと、



嫌いだ!
憎たらしい!
ぶっ壊したい!



という気持ちを溜め込んでいる、ってことは、猛毒を排出せずにずっとお腹の中に抱え込んでいるようなものですからね。そういう人って、外から見ても異様な雰囲気を放っていると思います。




牙をむき出しにして「ウゥゥゥ~~~ッ。」ってうなっている状態の犬には近付いていかないように。
「あ、あの人、ちょっとやばいかも。」と、早めに気が付くだけの健全さを持った人が多い環境だと、毒抱えちゃっているご本人は誰とも近しい関係にならず、自然と孤立するようになります。



そうなると、鬱憤晴らしをする相手がいない、ってことで、ますます毒素が自分の中にたまってきて、やりきれない状態になってくる。
仕方が無いので、「狙いやすくって、壊してスッキリ気分になれるような、手頃なカモ」をわざわざ自分から出掛けて行き、あらゆるテクニックを駆使しながら



捕獲する



必要が出てくるわけです。



さて。



現在では、ほぼ、「完治」したと思っていますが、たった一つ、気になっている後遺症があります。




あれ以降、日本人学校に出入りするお母さん方に対しては、完全に心を閉ざす癖がついてしまいました。
できれば、一切係わり合いになりたくない。こっちに来ないで。
親切そうな人が向こうから話しかけて来ても、反射的に身構えてしまいます。



この人も裏に魂胆があって、後で豹変するんじゃないか、って、自分の判断に自信が持てなくなってしまったんですね。

そう簡単にはなくなりません。



自分の奥から「この人だったら大丈夫じゃないの?」とささやく声が聞こえて来ることは来るのですが、それでも、どうしてもよそよそしい態度に出てしまう。
日本人女性が集まる場からは、どうしても遠のいてしまう。狭い海外の日本人社会、特に女同士のつながりなんて、裏で誰と誰がどういう風に通じていて、また、作り笑顔の裏で一体どんな陰口叩いているもんだか、全くわかったもんじゃない。



だから、アメリカ人やその他外国の人たちと話す方がずっと楽だし、くつろげます。
言葉や出身地が違うと、趣味や関心の似た人たちとしか長話はできませんしね。





インターネットで同じような体験をなさった方々の話を読むと、「あぁ、他のみんなもやっぱり同じなんだな。」と安心させられます。



でも、いつまでもそうした人間不信を理由に、引きこもってばかりいるわけにはいきません。



つい先日も、そうした私のつれない態度に悲しい思いをされた(と、明言されたわけではないのですが...)ある日本人のお母さんから、「最後に会って直接お話ししたかった。」というメールをいただきましてね。現在、闘病中とのこと。病変が急で、こちらも知らなかったこととはいえ、びっくりしました。
近い将来、場を設けてゆっくりと会いましょう、ということにはなりましたけど。



辛いのは自分だけではなかったのだ。
まだまだ自分よりも辛い思いをしている人は、たくさんいる。
もしこんな自分でも、誰かの役に立てるのであれば、ぜひ役に立ちたい。
そして、少しでも励まし合い、笑い合い、お互いのくさくさ気分を吹き飛ばして明るく元気に生きなければ。家族や、大切な人々のために。何よりも、自分のために。
深く考えさせられました。



陳腐な言い方ですが、「人は人によって癒される」。これは真実です。
少しずつ、恐怖心を乗り越えて、外へと出て行かないといけませんね。



自分に出す処方箋としては、こんなところでしょうか。



★ 人とは時間をかけて距離を詰める。


特に、陰でどんな悪口叩いているか、誰がどこでどうつながっているかわからない日本人母親社会では、人付き合いを腹三分程度にとどめておく。腹三分のチラ見せでも気にせず、態度を変えないような人ならば、少しず~つ、時間をかけてお互いを知るようにする。
その過程で脱落していくような人とは、所詮それまでの間柄。去るものは追わず。



人間関係に関しては、断然、「量より質」です。



★ 子供の学校で自分の友達を探そうだなんて、絶対に期待しないこと。


(万が一見つかったら、それは宝くじ当選並みのラッキー!と解釈する。可能性ゼロ、じゃないですよね。)


これはよく聞く話です。大人と大人の会話がポンポン弾まない人、「子供」をネタにしての話ばっかりになってしまう人とは、長続きしません。「知り合い」程度の人ですから、べらべらとしゃべり過ぎないで、さっさと帰ってきましょう。




★ 自然と対話する時間を大切にする。
   動物、植物、(信頼できる)人間。あらゆる生命からのサポートを受け入れる。



私の場合は、いつも変わらぬ愛いっぱいの態度で接してくれる、二匹の愛犬と森や野原といった自然の中を歩くことかな。



「犬」の姿をまとった、愛情いっぱいの天使ちゃんたちが傍にいてくれたおかげで、この3年間はどれ程慰められたかわかりません。


動物たちが私達のためにしてくれていることって、絶好調!と感じ、人付き合いで忙しく外を飛び回っている時にはついつい忘れがちなんですよね。
あのような苦い体験をしたおかげで、身近にあった大きな愛と献身とに気付くことができた。それを学べただけでも、今回の一件には意味があった、と言えるかもしれません。




flowergreen8さんへのお返事という形で始めながら、またもや、便乗してぐだぐだと吐いてしまって。すみません。
でも、こうして書いて、見つめること自体(と、日々のヨガ!)が私にとっては何より効き目のある心理療法なんですよね~。ここまで辛抱強く読んでくださった少数派の皆様、ありがとうございました。



最近、近くの本屋の店頭で見つけた一冊です。



【送料無料】ささいなことで傷つかない人の人間関係 [ 加藤諦三 ]



【自己愛人間】との接触で受けたショックからまだ十分に立ち直っていない、「あいつのせいでこんなひどい思いを...」「悪いのは全てあいつだ!」の段階にある方には、はっきり言ってお勧めできません。



加藤諦三さんは、長年、ニッポン放送の人生相談を担当されている方だけあって、日本人ならば「あるある、こういうシチュエーション。」「いるいる、こういう人。」と感じるような事例の使い方がとてもお上手です。
半分近くまで読んできましたが、主張されている事の大筋には私も同意できます。



ただ、この本は、ある程度底を打った、と自覚している【回復期】にある方向けという気がしますね。
「どうしてあんな理不尽な目に...」「あいつのせいで...」という傷が生々しい段階にある方が読んでも、冷静な気持ちではいられないでしょう。
まず、ご自分が【自己愛人間】から奇襲攻撃を受けて、どれ程自尊心が傷付けられたか、そこんところをしっかりと見つめる必要があります。これは経験者としての意見です。



そうして「絶望と落ち込みのどん底」から逃げないで、「どん底」を這いつくばっているうちに、



相手の卑怯さへの怒り



がふつふつと湧き上がってくると思うんですよ。


その「怒り」、抑えこんではいけません。
日記に書きなぐるとか、無料ブログサービスなどで匿名で書きまくるとか(公開・非公開はお好きなように。)、セラピストに聞いてもらうとか、とにかく、自分の中から出すことを最優先してください。




抑え込んでいた怒りを言葉にし、何度も読み直し、


「あぁ、自分はずっと怒りたかったんだな。
ブスリと心を一刺しされて、そのまま逃げられたことに対して、本当に怒っていたんだな。」



とすっきり認められるはず。
その時、どん底から再び這い上がって、光の方へと力強く上昇していくためのパワーが出てくることに気付くことでしょう。
そう、一度本気で怒るってプロセスを経ないと、そのパワーに出会うことはできないんです。



この手の陽気なバカロックを大声で歌うっていうのもいいですね




ここまで来たら、後はひたすら上へと上がるのみ。
暗闇しか無かった深い深い海の底から離れ、光の方向へ、上へ上へと泳いでいくうちに、だんだんこれまで体験したことの全体像が見えてきます。



確かに、自分は深く傷ついた。あまりにもおめでたい世界観のおかげで、痛い目にあった。
でも、傷つくことでしかつかめない智恵というものが、この世には存在している。ハッピー★ゴー★ラッキー!!!なだけの毎日からは決して学べない智恵というものが、あった。



もうどん底へは戻りたくないですよね。
だから、光へ向かって力強く泳ぎ続けていきましょう。




そして、助けが必要と感じた時には、どうか、すぐにためらうことなく他人の助けを借りてください。信頼できる友人。病院の先生。プロの心理療法家。インターネットのサポートグループ。
溺れる前に、誰かの差し出すロープをつかんでください。でないと、【自己愛人間】の放った毒気が全身に回って、そのままどん底で息絶えることとなりますよ。
そんな悲しい運命に自分を委ねないでください。



相談に乗れることがあったら、こちらに書き込んでくださってもいいですし、もし、人に見られるのが嫌だったらいつでも気軽にメールをください。アドレスは左上にあります。



会ったことはないあなたのこと、私も微力ながら応援しています。





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Last updated  2013.09.08 15:49:53
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