失われた【本質~The Essence~】を求めて

失われた【本質~The Essence~】を求めて

PR

Free Space

移転しました!

お引越し先は


「失われた【本質】を求めて、今。」
http://backtotheessencenow.blogspot.com/


こちらの楽天ブログの過去記事も、順次新ブログに転載していきます。

Calendar

Archives

2024.11
2024.10
2024.09
2024.08
2024.07

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments

匿名太郎@ Re:駐妻社会という名のカルト教団。負けないで! 〜ミナさんへの私信。〜(11/24) 駐在員というのは多くの場合には外国のス…
黒犬べーやん@ Re:青春のデイブ(≧∇≦)(04/10) ハシビロコウさん、 ひゃー。ずっと前に…
ハシビロコウ@ 青春のデイブ(≧∇≦) 私は13〜進行形で大好きなデイブ(≧∇≦) …
yab@ Re:君は見たか?「おはようおじさん(ポンポンおじさん)」を。(03/16) 「おはようおじさん」を突然思い出して検…

Favorite Blog

まだ登録されていません
2014.01.28
XML
カテゴリ: 比較文化論101
昨年、 ayafuyaさん


http://plaza.rakuten.co.jp/backtotheessence/diary/201309200000/



へのコメントで、「精神医療ルネサンス」という読売新聞の連載記事を紹介してくださいました。



一時は、「このままお蔵入りか...!?」と懸念されたものの、昨年末に無事、出版社を変えて新書化されました。




【送料無料】精神医療ダークサイド [ 佐藤光展 ]



このような問題提起の本をきっかけに、今までは泣き寝入りするしかなかった、弱い立場の患者さんたちへの待遇が、少しでも改善されればいいな、と思います。




少しずつ、でも、なるべく速やかに、闇が光によって駆逐されていきますように。




それまでの間、私たちにできるのは、昔ながらの「口コミ」や、こうしたネット上で得られる情報網をフル活用して、自分から積極的に「いい先生」「いい病院」を選んでいくこと、ぐらいでしょうか。



ただ、急病や突然の事故など、自分で選ぶことができない場合もままありますからね。そうなると、患者は非常に弱い立場に置かれてしまいます。



http://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=39068




上の竹下雅敏氏の時事ブログでも頻繁に登場する、カナダ人ジャーナリストのベンジャミン・フルフォード氏。
こちらを初めとする氏の著書では、非常に興味深い話が読めそうです。(読んでいないので、それ以上のことは言えませんが。)




【送料無料】これが「人殺し医療サギ」の実態だ! [ ベンジャミン・フルフォード ]



作家の五木寛之さんも、「医者に行かない」ことが健康法、と、帯津良一先生との対談で再三再四強調されていますよね。


【送料無料】健康問答 [ 五木寛之 ]


ただ、五木さんの場合は、もはや「健康&代替/民間療法マイスター」の称号を送って差し上げたい程のレベルに到達した方。



日本人の患者さんに(残念ながら)多い、
「先生のおっしゃる通りに。」
「出された薬は全て飲む。」
といった、判断停止・思考停止状態とは全く遠いところにいらっしゃいます。




「医者はだめ!」「病院へ行くな!」といった論調に即、共鳴するのも結構ですが、自分でできることはとことんやる。調べる。試してみる。という五木さんの姿勢も同時に見習いたいですね。




それに、世の中にはどうしても西洋医学やそれを修めた専門家にしか対処できない分野だって、あります。(例えば、交通事故で大量に出血しているのを止めなければいけない、とか。)




嫌いなのは結構。受けたくない、と拒むのも、それもまた、結構。

何事にも、何人にも、【囚われてしまう】のは、自由を愛する者としてはあまり望ましい状態とは言えませんよね。
必要に応じて柔軟に、自由に動き、判断を下せるだけの心は持っていたいものです。




この先生の本も最近気になっています。



【送料無料】精神科は今日も、やりたい放題 [ 内海聡 ]








考えさせられますね。患者さんがどんどん薬漬けになっていくという、内海先生の言葉。
利権や、業界のしがらみ、悪しき慣行...。一筋縄では解決できそうにもありません。





問題山積、なのは、いずこも同じこと。
私が住むアメリカだって、勿論、問題だらけであることは皆さんご存知でしょう。



今月初め、こんなニュースが目につきました。




2014年01月06日付 らばQ より
「盲腸の請求書を見てぶったまげた...」アメリカ人のありえない医療費に対する海外の反応



盲腸の手術を受け、それに対して請求された金額が、約550万円(保険適用前)。
幸い、保険に入っていたおかげで、最終的な請求額は約111万円で済んだようですが。



この記事を読んでまず思ったのは、



「あぁ、入院して、手術したんだから、その程度にはなるでしょ。」



ってこと。



皆さんもご存知でしょうが、アメリカの医療費、ハンパじゃなく高い!!!です。
15年近くこちらで生活し、小学生の子供を持つ親の立場から、それはひしひしと実感しています。
日本みたいに、ちょっとした風邪や食あたり程度でいちいち病院へ行っていたら、家計が破綻するのは必至です!!!(だから、できるだけ市販薬で治しちゃおう、って発想になるんですよ。すぐに病院行って、おくすり出してもらう...っていう日本とは全然違います。)




2ヶ月程前、うちの子供が朝、学校に行く時、あわてながらブーツを履いていたところ、バランスを崩してガレージへと下りる階段を踏み外し、数段下のコンクリート敷きの床へとしりもちついちゃったんですよ。
幸い、背中に中身がぎっしり詰まったバックパックを背負っていた上、落ちた高さもそれ程ではなかったため、頭の方は打たずに済みました。(ほっ。)



でも、本人がしりもちついた所、尾てい骨の辺りが痛い、痛い、と、泣きながら訴えるもんで、「大事があっては大変だ。」と、すぐに行きつけの小児科医に予約をし、数時間後に診てもらいました。




診察自体は15分も無かったと思います。
単なる打撲。この後吐き気などが無ければ、骨に異常は無いとみてOK。問題無し...ということでした。
その後数日で、本人、何事も無かったかのようにフツーに動き回るようになりましたけどね。一件落着、です。




で、つい先週。
忘れかけた頃になって、そのしりもち診察への請求書が郵便で送られてきました。




127ドルですよ、127ドル(約13000円)...。





たかが15分程の診察なのに。
しかも、保険適用の後の金額でソレ、です。15分ちょっとで127ドルなんですから、先のらばQ記事の盲腸手術への請求が保険後で111万円、保険前で550万円...って聞いても、別に驚かない...でしょう?
こんなケースばかり何度も経験していると、感覚だって麻痺してきますよ。
何かがおかしい。それは確かだと思います。




うちはパパさんの雇用主のおかげで、割と条件の良い医療保険に入れているはずなのですが、それでこの請求額、ですからね。
企業に雇われていない人々、つまり自営業者や、フリーランスの立場でお仕事されている方は、自腹切って医療保険に入らねばいけません。そうした方たちの毎月のべらぼーな負担額を考えると、なんとも複雑な気持ちになってしまいます。




さらに気がかりなのが、昨今の収入減のため、高い医療保険に入ることもできず、【無保険】状態を余儀なくされている人々のこと。小さな子供や、いつ悪化するかわからない持病を抱える人々は、毎日心休まる暇も無いに違いありません。
支払いのことを考えると、子供を病院に連れていってあげることもできないなんて。
そういう方の苦しい立場を考えると、心が沈みます。
うかうか怪我も病気もできないこの国って、いったい、どこが豊かなんでしょうね。



オバマ大統領が最近ようやく導入に成功した 医療保険制度改革 ・通称オバマケア。
そうした無保険者層や、生活に困った人々に希望を与えるものとして、期待されています。
まだまだ始まったばかりですが、どうかうまく機能していって欲しい。
祈ることしかできませんが、でも、祈り続けましょう。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2014.01.29 08:35:19 コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: