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第六話の一第六話の二第六話の三バトルシルバーにサトウは撃退された。お約束の巨大化もロボバトルもあって、やっつけられ…バナナワニ「ああ!サトウ専務、こんな姿になって…」と気絶したザトウクジラに駆け寄る。キラ「治療光線を!」するとぼろぼろになったサトウ現れ「それは地球のザトウクジラだ!」日本近海に迷い込んで戦いにまきこまれたようだ。ザトウクジラは泳ぎ去った。こうして、一匹のクジラの命が救われた。めでたしめでたし。「ではない!」とサトウ。「おのれバトルシャーク。女王よ、待っていなさい。本部で作戦をたててあげよう。それまでは通常のノルマをクリアしつつ、がんばるのだぞ。」一方、病院で。雪ちゃんが入院している。が、だいぶ元気そうだ。そこにバトルシャーク(赤青黄色シルバー)が訪ねてくる。そして、じゃーん!作り直したウエディングドレスに形見のサファイアが輝いている。喜ぶ雪ちゃん。実はこの少女にも秘められた力があるのだが、それはまた別の話。さて、次は鮫島だが、彼はどうやって変身するのか?また、バトルシャークの仲間になるのか?CM:サメのこどもたちの最終ページにはバトルシャークイラストがついてます。人気blogランキングに登録しています。
2005/11/16
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帰ってきたバトルシャーク、海道兄弟は、また鮫島と険悪な雰囲気に。でも、お客さんの手前、けんかはしなかった。小さなお客さん、常連の少女の名前は雪ちゃん。怪人がルビーとサファイアを狙っていたときいて、顔色を変える。「お母さんの形見の、大事なサファイアがあるの。狙われたらどうしよう…」そう、それは、雪ちゃんのおばあちゃんがまだ子供の頃、戦争が終わって大陸から帰国するときに、お手玉に入れて持ち帰ったもの。お母さんが結婚するときにウェディングドレスに縫いつけたのだという。雪ちゃんのお母さんは死んでしまって、おばあちゃんは雪ちゃんが大きくなって結婚するときに、そのドレスを着るのを楽しみにしているのだ。だが、やっぱり、というか、バトルシャークの前でしゃべっちゃったもんだから、サトウの次のターゲットは雪ちゃんのサファイアに!ドレスごとサファイアを持ち出そうとするサトウ。帰宅して、そのドレスにとりすがる雪ちゃん。振り払うサトウ。頭を打って、ぐったりする雪ちゃん。彼女を送ってきたのは神平助だ。雪ちゃんをあわてて抱きかかえる。サトウは、せせらわらって、ドレスを燃やしてしまった!平助の堪忍袋の緒が切れる!変身!バトルシルバーの誕生だ!CM:サメのこどもたちの最終ページにはバトルシャークイラストがついてます。人気blogランキングに登録しています。
2005/11/11
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一方マリンショップHOOKでは。レッド・海道つよし「考えてくれたかい?仲間になること。」神平助「お、おれは、自分が変身するとか戦うとかヒーローとか、信じられない…」つよし「あいつ(クラウゼ鮫島)はなんて言ってた?」神平助「『くだらん、さぼるための口実だ!』って、怒ってた…。なぁ、普通に仕事しようよ。おれ、こういう空気、いやなんだよ…。」つよし「困ったなぁ…。」そこにお客さんが。「いらっしゃい!」少女「新しいお兄ちゃんだ、こんにちは!また、アクセサリーつくるの見に来たの。」つよし「平助さん、この子常連さんなんだよ。ベルクートさんの工房へつれていくね。」少女は会釈してガラス張りの工房で、ベルクートさんが鮫グッズを作るのに見入っている。そこへ、怪人あらわるの知らせ!レッド・イエロー・ブルーはあわてて駆けつける。休憩を終えて鮫島が来ると、店には平助とベルクートとお客の少女しかいない。それを見てかんかんに怒る鮫島。オキアミ戦闘員を指揮するのはサトウ。「ルビーとサファイアを集めろ!磨いてあってもなくてもかまわん!」サトウが純利益が高い、と、見込んだのはルビーとサファイアらしい。宇宙的に需要があるらしい。人々のアクセサリーを奪う戦闘員。そして、サトウとバトルシャークの対決。分が悪いのをさとったサトウは一旦退却する。CM:サメのこどもたちの最終ページにはバトルシャークイラストがついてます。人気blogランキングに登録しています。
2005/11/09
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さて、忘れてはいないだろうか?敵ギルドの目的は「バトルシャークを倒す」ではなく「宇宙通貨ゼニーを稼ぐ」ことなのだ。前回の作戦では利益を上げることができなかったのである。バナナワニ女王「あああ、来るぞ、あ奴が!」ガニー博士「どうなさいました?女王様」キラ「今、連絡が来たのです。ギルド本社総本部から…」タマサップ「きゅきゅ?」バナナワニ「監査じゃ!!」どーでーでぃーだーどーでぃーだー♪(なんか重々しいBGM)「そう、監査です!」あらわれたのはザトウクジラ怪人スズキ「サ、サトウ…」サトウ「久しぶりだな、スズキ。私が今回の監査だ。ギルド本社!のな。しかし、いくら同期とはいえ、ギルド地球支社!の平社員!が呼び捨てはないのではないかね?え?スズキくん。」スズキ「くっ…失礼いたしました、サトウ専務」バナナワニ「申し訳ありません、部下の落ち度は私めの失態。まさか専務じきじきにいらっしゃるとは…」サトウ「それだけ期待されているのですよ、バナナワニ女王。だが、期待が大きかった分失望も大きい、というわけです。アナタならノルマの二・三倍軽くクリアするものと、上層部でも思っていたのですがな。」バナナワニ「…」サトウ「問題点の洗い出しと営業のてこ入れが私の今回の役目です。さ、報告なさい。」ザトウクジラは態度もビッグだった!うなだれて事情を報告する女王。果たしてサトウはどんな行動に出るのか?CM:サメのこどもたちの最終ページにはバトルシャークイラストがついてます。人気blogランキングに登録しています。
2005/11/08
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第五話の一が第五話の二になった、その続き。モンガラカワハギ怪人が町であばれているとの知らせに出動するバトルレッド・ブルー・イエロー。だがモンガラカワハギは興奮していて話し合いにならない。やむなく戦うことに…。倒されたかに見えたが巨大化するのはお約束!バナナワニ女王「怪人が倒されないと巨大化できないのは、前の話を参照なのじゃが、バトルシャークはなぜ最初から巨大ロボを出動させぬのかのぅ?」スズキ「目標が小さすぎて戦いにくいのではないかと…」閑話休題。バトルシャークはモンガラカワハギを倒し、元の魚に返した。サンゴ礁の平和を守ろうという誓いを胸に、やさしく、もとの海に返すのであった。そして、基地にもどると、スーパーコンピューターitchyさんから、クラウゼ鮫島と神平助にもバトルシャークに変身する可能性が秘められていることを知らされる。だが…店にもどると、鮫島はかんかんに怒っている!「オレは馴れ馴れしいのも嫌いだが、仕事に責任を持たない奴はもっと嫌いだ!!」仕事中に飛び出していったのを怒っているのである。とてもバトルシャークの話など持ち出せない。おろおろする神平助…。二人が仲間になる日がくるのだろうか?人気blogランキングに登録しています。
2005/10/21
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一の続き。一方、敵・ギルドの宇宙船ではバナナワニ女王「前期決算は!思わぬことでなんとかなった!が!あのバトルシャークを倒さねば!我々が地球資源を思いのままにすることはできぬ!今のうちにバトルシャークを叩くのじゃ!」ガニー博士「前回はサメを使ったのがまちがいでした。やはりサメか人間に恨みを持っている生物を使いましょう。サメのライバルというとオルカ、つまりキラ殿に近しい種族があげられます。」キラ「まぁ!どうりでいまいましい奴らだと思ったわ!」ガニー「また、アザラシなどがサメに捕食されているようです。タマサップどのに近い種族です。」タマサップ「きゅきゅ?どうりで気に食わないと思ったきゅー」(かわいい声でも体格はマッチョ)ガニー「それから、『日本人のスズキさん』とか言う生き物が、サメに『バカタレ!』と叫んで逃げるものらしいですな。」スズキ「あ、あのう、また改造生物作ってみたんですけど…」バナナワニ「ほう?」スズキ「なんだかサンゴ礁で怒ってる魚がいたので、改造してみました。」登場したのはモンガラカワハギだ!モンガラカワハギ「小さいからってばかにすんねぇ!こちとら家こわされて怒ってるんでぇ、べらぼうめ!」どうやら人間の不注意で住み家を荒らされたらしい。モンガラカワハギは気の強い魚である。大抵のダイバーは、彼らの巣を荒らさないよう注意を払う。が、どこにも心無い輩はいるものだ。モンガラカワハギはかんかんに怒っている。怒った勢いで人間を攻撃する気だ、どうする?バトルシャーク!
2005/10/04
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「困るよ!きみたち!!」と、怒っているのはマリンスポーツクラブ「HOOK」のやとわれ店長、ロレンチーニさん。どこかの国の日系?世で、日本に帰ってきた人物である。見かけも言葉も全くの日本人。「交代で休みを取ってもいい、って約束だけど、二人とも休んじゃ駄目でしょ!オーナーに話してくびにするよ!」うなだれる兄・海道たけし(バトルブルー)、だが、弟つよし(レッド)は平然と、「あれ?ぼくたち、オーナーの仕事で出てたんですよ?店長、きいてない?おっかしいなー」と言う。「本当?確認しちゃうからね!」と、ロレンチーニが奥にひっこむ。あわてるたけしをつよしが制する。たけし「でたらめ言って!大丈夫なのか?」つよし「にいちゃん、考えてもみなよ。ここの地下に基地があるってことは、オーナーがバトルシャークの味方、ってことだろ?なんとかしてくれるって。」店長がもどってくる。「本当だったよ。言ってくれればいいのに!補充が二人来るって、あ、来た来た」黒い服の金髪碧眼とずんぐりしたおっとりそうな青年がやってきた。店長「えー、クラウゼ鮫島くんと神平助くん、こちら、海道たけしくんと海道つよしくん、よろしくね!じゃ、休憩のシフトとか、相談して!」店長は足早に去る。つよしは「な!」と小声で兄に言うと「よろしく!」と手をだした。「よ、よろしくお願いします…」と気弱そうに握手する神。だが鮫島は手を出さない。つよし「あれ?日本語わからないのかな?はろー?」鮫島「英語じゃない!ぼくはドイツ系だ!名前でわからないのか?日本語はわかる!なれなれしいのが嫌いなだけだ!」さて、たけしとつよしは、この二人とうまくやっていけるのだろうか?
2005/10/03
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海洋戦隊バトルシャーク第四話1、2、3、4、の続き。バトルイエローによって秘密基地地下にかくまわれたミツクリ怪人。イエロー・杉田さんはスーパーコンピューターIchthyさんに相談する。Ichthy「一度巨大化した怪人を我々が倒すのが、手っ取り早いですなぁ、元にもどすには。うーん…」イエロー「そんな!かわいそうよ!」ミツクリ怪人は、ますますイエローへの恋心をつのらせるのであった。一方、トイレットペーパーの搬入がぴたっと止まったことから、ミツクリ怪人の心変わりは、あっさりギルドにばれてしまった。人間に化けたオルカ人魚・キラが、携帯用簡易フェロモン磁場発生装置”女王のかほり”を使って、海岸にミツクリ怪人をおびきよせる。ミツクリ「たすけてぇー、おら、行きたくねぇだー、でも、行きてぇだー!」追いかける杉田、バトルイエローに変身!キラとの対決だ!キラは”女王のかほり”を最大出力に!だが!イエローが武器を一振りすると、たちまちレモングラスの芳香が!磁場を中和した!イエローはボーイッシュで中性的魅力がウリのキャラクター、お色気に勝つのはさわやかレモンだったのである!イエロー「その怪人を元にもどしなさいよ!かわいそうじゃないの!そんな、そんなへんな顔に改造するなんて!!」あああ、イエローは誤解していたのだ…ミツクリザメを知らなかったんだな、不勉強だぞ、イエロー!ミツクリ怪人は深く傷ついた…ミツクリ「おらの顔は…生まれつきだぁー!!!」巨大化!バトルロボ出動!ちゅどーん!…そしてミツクリザメは元の姿に戻ったのであった。イエロー「ごめんね、へんな顔なんて言って。」全ての生物はその環境に適応した姿を持つ。ミツクリくんも深海に戻れば、かわいい彼女ができることであろう。一方、ギルド宇宙船では。キラ「くやしいです、女王様。申し訳ありません!」女王「簡易装置とはいえ、わらわのお色気を中和するとは、こしゃくなり、バトルイエロー。だが、作戦としては、まずまずであったぞ。あのパルプ巻は、昆虫から進化した宇宙人の主食と成分がよく似ておる。わらわはワモン星系の事務局にコネがあるのじゃ。ムシキング・ナガハータ星人に売りつければ、今期のノルマを達成できるであろ。やれやれじゃ。」キラ「うまくいきますか?」女王「うむ。ナガハータ星人は『いくらナガハータでもこれは食えんだろう』と言えばむきになって食う、という習性があるからの。ちょうど売り切りできると思うぞ。」どうやら今回の勝負はいたみわけのようである。なお、TV選手権昆虫王に酷似した名前は偶然であり、無関係であると一応言っておく。ワモン星系事務局蝶ダギナヤさん、結婚おめでとう!人気blogランキングに登録しました。よろしければクリックを…ただいま73位です
2005/05/17
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ミツクリザメは、とても変わったかたちのサメである。そして、深海に生息している。その顔の先端の機能がどう使われているのか、我々人間にはまだよくわかっていないが、ギルドに改造されて、どういうわけか、トイレットペーパーを見つける能力が備わってしまったらしい。古紙回収業者さんが、トイレットペーパーがないという苦情が多いので、物陰に置くように工夫しても、元々暗いところの方が得意なミツクリ怪人は、トイレットペーパーを見つけてしまう。困ったのは業者さんである。とうとう、見張りをつけることにした、そして…「くおらぁー!!お前だな、ペーパー泥棒は!」業者のおじさんに見つかったミツクリ怪人、必死で逃げてたどりついたのが…バトルシャーク本部のある「マリンショップ・FOOK」であった!…これも彼の能力か?そして、出会ったのだ、バトルイエロー・杉田さんに。たまたま杉田さんは、店に一人だったのだが、怪人をとっさにかくまってくれた!イエロー「ギルドに改造されたのね…かわいそうに。」ミツクリ(何て優しい人なんだべ…)。そう、彼はイエローに恋をしてしまったのだ。彼のために弁明しておこう。深海ザメである、ミツクリザメは、出会いのチャンスが少ないので、メスに出会ったらすぐ子孫を残そうという本能があるのだ。さて、どうなる?ミツクリ怪人?つづく人気blogランキングに登録しました。よろしければクリックを…ただいま79位です
2005/05/16
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ミツクリザメ怪人が出て行くと、女王は小さなあくびをした。たちまちお色気の磁場が消えた。ガニー「さすがですな、女王様」女王「当然じゃ。わらわは色香でリニアモーターカーを、この地球なら七回半は走らせて見せるわ。地球をめぐるショバ争いで、アンゴルモアとタイマン勝負したときも、わらわは眉をひそめただけじゃ。あのものは勝手に自滅したわ。もう忘れたか?」ガニー「地球の西暦で1999年7月でしたな。勝利宣言で女王様の逆鱗にふれたのでした。」ノストラダムスの預言書は、勝利宣言だったのだ!一方、ミツクリザメ怪人は「出てきたはええけんども、何を集めりゃええんだべ?」とぼとぼ住宅街を歩いていると、「おや?」点々と白い円筒状のものが一つ、二つ、あるいは三つと家々の前に置いてあるではないか。「こりゃー、自由に持っていっていいってことだべぇなー。」ミツクリ怪人は、ポケットにそれを入れ始めた。ポケットは亜空間を通ってギルド基地の倉庫につながっている。せっせと拾うミツクリ怪人。…賢明な読者は気づいたであろう。ミツクリ怪人が集めているのは、新聞回収後のトイレットペーパーだったのだ。エコロジカルな再生紙だぞ?そんなものでいいのか?ミツクリ怪人よ!続く。
2005/05/06
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女王「面妖な…面構えじゃのう?おぬし、サメなのか?」「おらー、ミツクリザメだ。いつも暗え深え海の中にいるだで、お天道様の下で戦うなんてとんでもねぇだー」ミツクリ怪人はひれふしている。女王「たしかに戦闘むきではないかもしれぬのう。どうじゃ?おぬし、わらわのために、働かぬか?」「な、なにすりゃええだ?」女王「何でもいい、売りに出せる物を略奪してまいれ。さすれば、ほうびをとらせる。」ガニー「女王様、何をこの怪人にほうびとして何をおあたえに?」女王「わらわがよろこぶ」ガニー「それだけで?」「お、おら、やるだ!」ミツクリザメ怪人は立ち上がった!「こげな美しい人が喜んで笑ってくれるだな!おら、死ぬ気で取ってくるだ!」ミツクリザメ怪人、出動!…本当に大丈夫なのか?続く
2005/05/04
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「ほう…」バナナワニ女王がため息をついた。びくっとするガニー博士。女王「気が晴れぬのう…」ガニー「いかん、キラ、はなれるんだ!」「え?」モニター画面に向かっていたオルカ人魚のキラはふりむいたが遅かった!「ああ!」倒れ付すキラガニー「なんということだ…解説しよう、Sの女王がメランコリーになると、Mの要素が加わることになり、強力な磁場が発生するのだ!」女王「あの、バトルシャークとやらが邪魔をして、まだ地球から何も出荷できぬ…。商品がなければ売れるわけも無く、売れなければ、利益は上がらぬ、ゼニーが稼げぬというのは憂鬱なものじゃ…。のう、キラ?」キラ「…は、はい…」床から見上げるキラの眼が潤んでいる!ガニー「ああ、キラは女王のお色気の磁場に捕らわれた!もっと恐ろしいことになる!」アンニュイな女王のひざにもたれかかるキラ。キラの黒髪を女王がなでる。たちまち、白い百合が咲いた!百合のかほりがあたりにただよう!磁場がますます強力に!女王「作戦はどうなっているのじゃ?」ガニーは部屋の隅にへばりつき、涙を流しながら答えた。「は、はい。やはり眼には眼を、サメにはサメを、と、サメ怪人を改造中で…」そこへスズキがやってきた「だめですガニー博士、サメ怪人が抵抗して…」ガニー「部屋に入るな!」スズキは入り口で立ち止まった!「こ、これは…」「そうじゃ。中に入ると恐ろしいことになるぞ。サメ怪人はどうなった?」スズキ「改造したのですが、バトルシャークと戦うのを嫌がって抵抗しております。タマサップが力づくで連れてくるところです。」タマサップ「キュキュー!かついできたぞー」怪人「いやだあー」ガニー「部屋に入るな!」だが、タマサップはもう入ってしまった。「うわぁー!」タマサップから血が噴き出す!…鼻血だ。ブー!「うおおおおいおおおー!」タマサップは飛び出していった!ガニー「遅かったか…解説しよう。単細胞な彼はお色気の磁場に耐えられず、やみくもに走りに行ったのだ!」取り残されたのは怪人だ。床にへばりついて動かない。ガニー「何の怪人だ?」スズキ「ミツクリザメです。容姿コンプレックスがあるらしいので、かっこいいサメに敵意があるかと思ったのですが、気が小さくて。」ガニー「せめて起き上がれ!ミツクリザメ怪人よ」ミツクリザメ怪人「なんて、なんて美しいひとたちなんだべ…おら、もう死んでもええ…」怪人は泣いている。そして女王とキラをちらちらと見る。じっと見る勇気がないのだ。こんな怪人でバトルシャークを倒せるのか?続く久々に書いています。
2005/05/03
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