真幌羽の郷

真幌羽の郷

どぐされ球団


月刊 少年ジャンプ 昭和51年より5年間掲載

 <Story>
 高校野球 甲子園大会に出場した主人公・鳴海真介は、エースで4番として
チームを引っぱってきたが、デッドボールで指を骨折したまま打席に立ち、
180mの大ファールと引き換えに、選手生命ともいえる右手人差し指を失う。
 野球に見切りをつけようとした彼を、セントラルリーグのプロ野球チーム
明王アタックスが代打専門としてスカウトする。そして、彼の打者としての
プロ野球人生が始まる。
 設定は、昭和50年代初頭から半ばまで、(判りやすく言えば、
第1期長島監督の2年目から監督解任の翌年まで)のセントラル6球団に
アタックスを加えた7球団という設定で、架空の人物はアタックスと
途中登場する真介の同郷の広島東洋カープの陣内、あと中日ドラゴンズに入団するアタックス・バッティング投手・倉持の弟と審判と公式記録員・島淵くらいで、
他チームの選手はすべて実名で登場する。
 かなりリアルに描かれており、あとセオリーの説明や、何故左打者が右投手に
対し有利なのかなど、ストーリーや試合展開などは、実際にあった事からの引用
も多い。
 主人公・鳴海真介が様々な選手や人間との関わりの中で、打者としてそして
人間として成長していく姿を描いている。

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