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今日は、読売文化センター横浜で「ボディワーク入門/筋膜リリース法」講座(講師: M Saito &ばう犬)があった。なんと今日は、零梛さんが参加してくださった。お会いするのは久しぶりで、たいへん懐かしかった。今日のテーマは、「横のライン」(『ボディワーク入門』 p.123-129 )であった。講義ではまず、静的・動的ラインの説明を行なった。ライン(もちろん、身体上に実際に存在するわけではなく、仮想のものである)を通して身体観察を行なう場合には、少なくとも2種類のラインが必要である。1つは「静的ライン」で、上下の構造の整合性を表し、もう1つは「動的ライン」で、動きが伝達されるラインである。その他に、横のラインの心理的な意味合い、S I (注)の第1~3セッション(第3セッションでは、横のラインに働きかける)の流れについてお話しした。実技では、横のライン上(第12肋骨から腓骨頭までの間)のランドマーク(指標)を触察した。特に、第12肋骨の触察は丁寧に行ない、最後に、第12肋骨にアプローチしながら、腰方形筋のリリースを行なった。本格的な施術は、次回に行なうことになる。今日は、零梛さんを入れて3名の方が体験受講で参加してくださった。講座終了後、皆さんとタイ料理を食べに行った。久しぶりの「辛いもの食い」で、ばう犬はまた大汗をかいた。零梛さん、ゴマ入り八橋をありがとうございました! とっても美味しかったです。(注)Structural Integration 「構造的身体統合法」の略称。アイダ・ロルフが考案したボディワーク・メソッドの総称。ロルフィング、シン・インテグレーションなどがある。
Jan 30, 2006
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(前日記からのつづき)多摩クラスの後、近くの会場を借りて、第1回のボディワーク講習会を開催した。開始時間が近づいてくると、横浜クラスや新宿クラスの皆さんも、講習会の会場へとしだいに集まってこられた。顔合わせとお互いの自己紹介。会場には、いつもの個々のクラスとは違う雰囲気が漂い、何だか「新設のクラス」という感じがして、それがまた新鮮であった。今回のテーマは「主体的参加(クライアントの主体的参加を促す)」で、時間は2時間、以下のような4部構成で行なった。第1部: 論文の朗読第2部: 論文の解説第3部: 日本における S I 事情第4部: デモンストレーション第1部では、Center for East-West Dialogue を主宰する村川治彦氏の論文「一隅を照らす光を集める」の一部をばう犬が朗読し、聞き慣れない幾つかの言葉―フェルトセンス(フォーカシングの用語)、ドリームボディ(プロセス指向心理学の用語)、ホロトロピック・ブレスワークなど―について説明した。第2部では、村川氏の同論文を解説し、以下のような内容についてお話しした。すなわち、ヒューマン・ポテンシャル運動のこと/エサレン研究所におけるボディワークの開花/各ボディワークの創始者について/ボディワークの様々なルーツ/カイロプラクティクやオステオパシーの思想的転換とその歴史的背景/「ボディワーク」から「ソマティクス」への展開(一人称の科学について)/「主体性」を失わないための3つの方法、などである。第3部では、日本におけるロルフィング( S I )普及の推移/施術における「痛み」についての考え方とその推移/ワーカーとクライアントの「コンタクト」の有無/「主体的参加」のための具体的方法、などをお話しした。第4部では、残り時間があまりなく、2つの技法を短時間でお見せするに留まった。手技を省いて、言葉がけに注目していただくために、内容をだいぶアレンジした。時間的に少し無理があり、途中かなり急ぐことになった。説明が中途半端な場面も幾度かあり、その度に M Saito さんに助けていただいた。参加してくださった皆さんには、ご迷惑をおかけしたかもしれない。申し訳ありません。講習会終了後は、近くの居酒屋で懇親会となった。皆さんから様々なお話しを聞くことができた。たいへん楽しいひと時であった。
Jan 30, 2006
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今日は、カルチャークラスとボディワーク講習会が重なった。正午からは、JEUGIA カルチャーセンター多摩センター三越で「ボディワーク入門/筋膜リリース法」講座(講師: M Saito &ばう犬)があった。今日のテーマは「横のライン(身体の側面を通る仮想のライン)」(『ボディワーク入門』 p.123-129 )であった。「横のライン」は、S I (注)では主に第3セッションで扱うラインなので、そのことも踏まえながら、姿勢を見るための「静的ライン」、動作を見るための「動的ライン」についてお話しした。また、第3セッションに関して、心理的な面からの解説も行なった。その後、幾つかのランドマーク(身体指標)を触察し、横のラインに働きかける施術を実習した。具体的には、大転子へのアプローチ、腸脛靭帯のリリース、大腿筋膜張筋のリリース、腸骨稜へのアプローチ、腸骨筋のリリース、腹斜筋のリリース、第12肋骨の操作、腰方形筋のリリースなどを行なった。皆さん、ポジショニングも手技の使い方も、個々のスタイルで工夫を加えながらされていて、よい施術結果も出されていた。さすがである。講座が終了し、昼食の買い物などをした後、ボディワーク講習会の会場へと向かった。(つづく)(注)Structural Integration 「構造的身体統合法」の略称。アイダ・ロルフが考案したボディワーク・メソッドの総称。ロルフィング、シン・インテグレーションなどがある。
Jan 29, 2006
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明日は午後から、カルチャー多摩クラスとボディワーク講習会がある。そのための準備も大方できた。講習会では、カルチャー3クラス(多摩、横浜、新宿)の皆さんが集まる。皆さんの初めての顔合わせであり、楽しみである。初回の講習会で、ボディワークに関する重要論文を解説することは、M Saito さんとの話し合いで以前から決定しており、カルチャークラスの皆さんにもお伝えしていたが、詳細については決まっていなかった。それが、前日の今日になってやっと定まってきた。当初は、現象学や認知心理学について、論文内容に絡め、ボディワークと関係づけながら詳しく触れるつもりでいたが、それらについては、時間的な理由で機会を改めることにした。その代わりに明日は、会の最後に、ボディワーク・セッションへの「主体的参加」をクライアントに促すための具体的な方法を、皆さんにデモンストレーションでお見せしようと思っている。さて、あと少し! それでは、準備に戻ります。
Jan 28, 2006
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Tom Stafford、Matt Webb 著/ 夏目大 訳 『 Mind Hacks ―実験で知る脳と心のシステム―』 オライリー・ジャパン 刊認知神経科学(注)の本で、こんなに面白いものを読んだのは初めてだと思う。だいいち、脳を「ハッキング」するという発想がよい。外からでは分かりにくい、脳の仕組みや機能を、数々の実験を通して、実際に体験して確かめられる仕掛けになっている。それを「ハッキング」と言っている。この本は、いっきに読み通してしまうよりも、自分の脳を「ハッキング」しながら、ゆっくりと読み進んでいくほうがよい。本の構成: 1章 脳の構造/2章 視覚/3章 注意/4章 聴覚と言語/5章 感覚どうしの関係/6章 運動/7章 推論/8章 構造を知る/9章 記憶/10章 他者との関係(注)認知や思考などが行なわれる際、脳内で物理的にどのような現象が起きているのかを研究する学問である。
Jan 26, 2006
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現在、「ロルフィング/東京トレーニング/ユニット2」が行なわれている。今日は、そのトレーニーの方たちとの勉強会があった。M Saito さん、ばう犬、そして4名のトレーニーの方たちがいらした。どの方も、M Saito さんとばう犬から個人セッションを受けていて、気心が知れているため、フランクな会となった。たいへん楽しかった。ユニット2の授業は、もう第3セッション(全部で10セッションある)まで進んでいるそうである。次からは「コア」(第4~7セッションは「コア=深部」のセッションである)のセッションに入る。皆さん、一所懸命に勉強している。いいなあ・・・。自分のトレーニー時代を思い出す。よかったら、また勉強会やりましょ!
Jan 25, 2006
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昨日は夕方から、読売文化センター横浜で「ボディワーク入門/筋膜リリース法」講座(講師: M Saito &ばう犬)があった。昨日の講座は実習が中心で、前回のテーマ「感じる/身体を感覚する」に関わる実技( 『ボディワーク入門』 p.37-41 )を幾つか行なった。具体的には、以下の通りである。(1)思考の触察: 思考の動きを脳への血流量の変化によって推し量る。これは手技によって行なうが、慣れてくると、言葉がけと合わせてかなり正確に思考を読み取れる。(2)筋膜の動きの触察: 動作による筋膜の動きを触察する。昨日は、脚の動作による筋膜の動きを、腹部と胸部で触察した。(3)緊張の伝染: 与え手の緊張が手技を通して受け手に伝染する過程を体験する。(4)ペーシング: 手技と呼吸を通して受け手とペースを合わせる。これは、NLP のボディワークにおける応用である。(5)緊張の発見とストレッチ: 動作による筋膜の動きから緊張箇所を特定し、ストレッチを行なう。受講生の皆さんの身体感覚はかなり高かった。もう幾つかの実習を行ないたかったが、時間の関係で以上の5つとなった。皆さんに、十分に「触察/被触察体験」をしていただけたであろうか。講座後は、「ラウンジ」なしで、ちょっと遅めの新年会を行なった。様々な話題で、かなり盛り上がった。新メンバーさんたちの参加で、横浜クラスに新時代が訪れたか!という勢いであった。隊長さん、隊員の皆さん、「横浜精鋭部隊」のメンバーが、どうやら増えそうですね!
Jan 24, 2006
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今日の午前中は、読売文化センター新宿で「ボディワーク入門/筋膜リリース法」講座(講師: M Saito &ばう犬)があった。今日のテーマは「横のラインを整える」( 『ボディワーク入門』 p.123-129 )で、施術部位は「身体区画 n、o 」であった。「身体区画 n 」は、第12肋骨から腸骨稜(骨盤のトップの部分)までの範囲で、「身体区画 o 」は、骨盤から膝周りまでの範囲である。両区画とも、S I (注)では、第3セッション(全部で10セッションある)で施術する範囲で、「横のライン」、すなわち体側を通るラインを中心とする部分である。最初に、前回にやり残した実技「4ハンズ牽引」を行なった。これは簡単に言うと、1人の受け手を2人の与え手が、上下から腕と脚を持って牽引するというものである。牽引されるほうも、牽引するほうも、伸張感を感覚しながら行なうことで、いっそう効果的にリリースする。牽引した後、大腿や骨盤、肩や腕の変化を確かめ合っていただいた。「4ハンズ牽引」の後、今日のテーマである「横のラインを整える」についてお話した。私たちの体側には、腕と脚が付いているので、腕と脚(ひいては、肩甲帯と骨盤帯)の位置を調整しないことには、横のラインはうまく整わない。また、横のラインを「関係性のライン」とも言い、横のラインから生まれる動きが、その人の対人関係的な態度と対応するという見方もあることをお話しした。実技では、今日の身体区画におけるランドマーク(身体指標)を触察した後、デモをお見せし、第12肋骨から膝周りまでの範囲で、幾つかのテクニックを練習した。第12肋骨への施術は少し難しいかと思ったが、皆さん難なくこなしていらした。(注) Structural Integration 「構造的身体統合法」の略称。アイダ・ロルフが考案したボディワーク・メソッドの総称。ロルフィング、シン・インテグレーションなどがある。
Jan 22, 2006
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4日前に、母が手術のために病院を転院し、現在は手術前の検査を受けている。今日は、転院先の病院へ母を見舞いに行った。その病院には、数年前にも、母が1年ほど入院していたので、通い慣れているはずなのだが、着くまでに、電車で目的の駅を2度も乗り過ごし、バスを乗り違え、降りる停留所を間違えて、通常の2倍以上も時間がかかってしまった。到着すると、すでに父が来ており、病室のテレビで母と相撲を見ていた。父は息子の顔を見ると、自分のかけていた、1つしかない椅子を「座れ」と差し出した(先日は、「小遣いだ」と言って1万円を差し出した。もちろん、座らないし、貰わなかった)。母は笑顔で迎えてくれたが、あまり元気はないようだった。検査はあと1週間かかるそうだ。父によると、明日は雪が降るそうで、病院まで自転車で通っている父は、「明日は来れねえかんな」と母に言っていた。「どんなん遠くたって自転車ですっ飛ばす(父曰く)」父も、雪にはかなわない。今日は、寂しそうな父と母であった。
Jan 20, 2006
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◆レシピ ( 『ボディワーク入門』 p.27-29 )を解釈するS I (注1)を「行なう」のであれば、(最初のうちは)「伝えられた」レシピに倣えばよい。レシピの中には、行なう者の理解とは無関係に効力を発揮する「仕掛け」がある。ところが、S I を「伝えよう」とする者は、自分なりにレシピを解釈する必要があるであろう。(注1) Structural Integration 「構造的身体統合法」の略称。アイダ・ロルフが考案したボディワーク・メソッドの総称。ロルフィング、シン・インテグレーションなどがある。◆レシピ、3年間とその後シン・インテグレーションのスクールを卒業したとき、マーク・カフェル(注2)から、3年間は「伝えられた」レシピに従うように指示された。マーク自身も、アイダ・ロルフ(注3)からそう言われたそうである。ちょうど3年が過ぎたある日、マークが主催するプチ・ワークショップが東京で開催された。ワークショップといっても、内容的には、シン・インテグレーションのデモンストレーションであった。その日は、私を含めて多くのプラクティショナーが会場に集まっていた。それで、私たちプラクティショナーがデモを行なうことになった。自分の出番が来て、私は、ワークショップへ参加された方々の前でワークを始めた。マークは私の手技を食い入るように見つめていた。私のワークが終わった後、マークが言った、「いい仕事だ!」後日(デモから約1年後)、当時 OPENPATH で発行していた小冊子の取材のために、M Saito さんを伴ってマークのもとを訪れた。マークは私の顔を見るや否や、もの凄い剣幕で言った、「君のは、シン・インテグレーションではない!」私はそのとき、スクール時代を思い出して懐かしくなった。これが、私にとってのマークである。私のワークは、スクールを卒業してからの経験(身体に障害を持った方々を中心にワークをしていた)で、「3年間」を待たずに、マークに教えられたものとはかなり違っていた。また、「3年間」が過ぎているとしても、そう言われるのがもっともな違いようであった。それに実は、デモでのワークはマークへの挑戦のつもりであった。その日、マークはアリカ・スクールでの体験などを話してくれ、M Saito さんのエニアグラムのタイプを見てくれた(「エニアグラムの父」と称されるオスカー・イチャーゾのメソッド)。私はマークの声を聞きながら、スクール時代の様々なことを懐かしく思い出した。(注2)シン・インテグレーションの創始者。(注3)ロルフィングの創始者。◆発生学的観点からレシピを考察するコオーディネーション・ワークにおいては、ムーブメントを使うことで、セッション毎の「意図」に応じて、体幹と四肢の連携的な動きを引き出そうとする。そのためには、発生学的観点からレシピを考察する必要がある。
Jan 19, 2006
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今月末(1月29日)から「ボディワーク講習会」が始まる。多摩、横浜、新宿のカルチャー受講生の皆さんを対象とした講習会である。以前、「カルチャー上級クラス」の話が持ち上がり、多摩と横浜のカルチャーセンターに働きかけたが叶わなかった。それを今回、OPENPATH 主催の「3クラス合同講習会」という形で実現することにした。昨日、M Saito さんが、講習会のための掲示板(現在、試運転中)を作ってくれた。この掲示板は、受講生の方なら(講習会への参加・不参加に関わらず)どなたでもアクセスできるようになっている。ここで、様々な情報交換が可能である。第1回講習会の内容は、M Saito さんと話し合い、ボディワークに関わる論文を紹介しながら、ボディワーカーの基本的なあり方とそこから必然的に生まれる技法の形についてということになった。第2回以降のテーマ・内容は、受講生の皆さんからリクエストを募りながら決めていくことになる。テーマによっては、外部から講師を呼ぶということで、それも楽しみである。
Jan 18, 2006
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今日は夕方から、読売文化センター横浜で「ボディワーク入門/筋膜リリース法」講座(講師: M Saito &ばう犬)があった。今日のテーマは「感じる/身体を感覚する」(参照: 『ボディワーク入門』 p.37-41)であった。最初に、広義のボディワークに関して図解し、その後、ロルフィングやシン・インテグレーションを含む「手技系ボディワーク」に関しての方法論的説明を行なった。すなわち、手技系ボディワーカーは、クライアントが自らの身体を通して体験することに対し「主体的に」関われるよう促していく必要がある。具体的には、クライアントをして、自らの動作や運動、およびボディワーカーの手技による圧や伸張に対し、感覚留意を行なうよう促していくことが必要である。このことにより、結果として、筋膜系、あるいは筋骨格系のみでなく、脳神経系にも影響が及ぼされることになる。講義の後は、「筋膜の触察練習」と「筋膜模様の触察(ペアを組み、筋膜の模様を互いに探り合う。筋膜にはそれぞれ個性がある!)」を行なった。毎期恒例のカリキュラムであるが、これらは外せない(筋膜リリース法を学ぶためには必須であるし、また何度行なっても楽しい)。横浜クラスの講座終了後は、もちろん「ラウンジ」である。今日の話題は、主に「骨膜の触察」についてであった。M Saito さんとばう犬とで、幾つかの方法をお教えした。骨自体に働きかける場合には、骨膜の触察ができると非常に役に立つ。
Jan 16, 2006
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今日は、JEUGIA カルチャーセンター多摩センター三越で「ボディワーク入門/筋膜リリース法」講座(講師: M Saito &ばう犬)があった。今日のテーマは「感じる/身体を感覚する」(参照: 『ボディワーク入門』 p.37-41)であった。講義では、ボディワークの方法的特徴(アプローチの仕方)についてお話しした。まずボディワーク以外の身体技法として「手技系技法」(整体、オステオパシー、カイロプラクティクなど)と「リハビリ系技法」(理学療法、作業療法など)を例に挙げ、それらとボディワークとを比較しながら特徴を説明した。また、現象学に関する質問をいただき、それにお答えする形で、ボディワークに絡めてお話しした。実技では、「感じる」ための技法を幾つか実施した。最初に恒例の「筋膜の触察法」と「筋膜模様の触察」を肩慣らしとして行ない、次に「思考作用の触察法(脳への血流量の変化によって調べる)」「動作に伴う筋膜の変化を探る」などを行なった。講座終了後、新年会ということで、受講生の皆さんと食事をした。多摩クラスの去年最後の講座のときに新年会の話が出て、受講生の T さんが全て手配してくださった。ありがとうございました。たいへん美味しく飲茶をいただくことができた。そして、食事をしながら様々な話題を楽しんだ。
Jan 15, 2006
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ばう犬の興味が「解剖学」から「ビジュエルド」というゲームに移った。M Saito さんが、ワークルームのパソコンにインストールしてあるのを教えてくれた。とても単純で、オセロとテトリスを足したようなゲームだ。ヤバイ! 「解剖学」に引き続き、またもや夢中になりすぎている。何度やっても点数は低く、それでかえってやめられない。忙しいのにとんでもないことになった。「解剖学」といい、今回のゲームといい、もしかして、M Saito さんの陰謀かもしれない(乱)。やめられないよぅ(涙)。こうなったら、高得点を出すしかない!
Jan 14, 2006
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ロルフィングの東京トレーニング/ユニット2が10日から始まっている。トレーニーの方から連絡をいただき、ユニット2の開始日がすでに過ぎていることに、はたと気がついた。ユニット2では「レシピ」を学ぶ。「レシピ」には、ロルフィングの思想や技法が凝縮されている。学ぶにつれ、ジグソーパズルが完成するように、ロルフィングの全体像が明らかになっていく。トレーニーの方々にとって、今がいちばん楽しい学びのときではないだろうか。以下に、「レシピ」について 『ボディワーク入門』 から一部引用する。 S I では、60分×10回の施術を通して姿勢や動作を整えていきます。1回ごとに目的があり、働きかける体の部分もほぼ決まっています。S I では、これらの内容を「レシピ」と呼んでいます。このレシピは、アイダ・ロルフによって考案されたものです。(・・・)(p.27,l.2-5.) この呼び方(「レシピ」という呼び方)は料理を思わせますが、アイダ・ロルフ自身がそう呼んでいたのだそうです。またレシピといっても、細かく定まった手順(あの技法をやり、次にこれをやり、というような)があるわけでも、そうした手順を、すべてのクライアントに押しつけたりするわけでもありません。レシピには大きな柔軟性があります。セッションごとの目的や方向性はありますが、それは施術における柔軟性をしばるものではなく、むしろ、クライアント自身の目標の達成を助けるものです。(p.29,l.4-10.)東京トレーニング/ユニット2トレーニーの皆さん、ロルファーを目指して頑張ってください!
Jan 13, 2006
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野田俊作 1987 アドラー心理学の東洋的展開 (1)個人の存在様式をめぐって アドレリアン,2-1,3-8.本論文の目的は、アドラー心理学と仏教(もしくは、仏教を中心とする神秘主義思想)との比較研究である。両者を比較し、それらの共通点と相違点について検討している。本論文は、国際アドラー心理学会に発表された論文に手を加えたものである。[両者の共通点]◆両者とも、「人間でありながらどうすれば幸福になれるか」ということを課題とする知(実践知)の体系である。◆両者とも、人間苦の普遍性についての認識を出発点としている。すなわち、アドラー心理学では、「人間であることは劣等感を持つことである」とし、仏教では、「人間の生活は苦である」とする。[両者の相違点]◆アドラー心理学が社会生活(社会の中で幸福であること)を問題にするのに対し、仏教は実存的な生活を問題にする。すなわち、生きることに不可避に見える実存的苦からの根本的な解放を問題とする。◆アドラー心理学が相対的全体論の立場をとるのに対し、仏教は絶対的全体論の立場をとる。すなわち、アドラー心理学は、自己自身については有機的統一体であると認識するが、世界に対しては二元論的な立場(世界を任意の複数の部分に分割する)をとる。それに対し仏教は、いかなる二元論的な態度もとらない。◆また仏教は、空間的な二元論だけでなく、過去・現在・未来という時間的な二元論をも拒否する。仏教においては、「現在=永遠」があるだけであり、したがって、目標追求(苦の原因)を停止することが可能であると考える。自己と世界との間に対立がなく、目標追求の完全な停止が可能であるとすると、目的論の立場をとるアドラー心理学の理論体系は、大幅な修正を迫られる。また、目標追求が停止すれば、劣等感が存在しなくなる。なぜなら、劣等感は理想と現実との隔たりに起因する感覚であり、理想が消失すれば必然的に消失するからである。*アドラー心理学に関する記事 アドラー心理学 岸見一郎 『不幸の心理 幸福の哲学』
Jan 12, 2006
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総合病院って、けっこう待たされますねえ。朝の9時過ぎに受け付けをすませ、お医者様に会えたのが昼過ぎでした。今日の用向きは、自分ではなく母のことです。母は手術が必要なのですが、現在入院中の病院には外科がなく、担当の先生の指示で、以前手術を受けた病院へ相談に行ってきました。手術は受けなければなりませんが、手術後に現在の病院へは戻れません。手術の結果、今後の介護も変わってくるそうで、自宅での介護は困難になるそうです。今後、病院を転々とする(3ヶ月くらいずつ)しかないということで、しかも、遠方の病院にしか「空き」がないことも多々あるそうです。それを聞いて、これまで毎日欠かさず病床の母を見舞ってきた父が、悲しそうに言いました、「だけど、あいつ、口がきけないから、おれが行かれなきゃ、どうなる?」そんな父も最後には諦めて、「お願いします」と頭を下げていました。私は病院の帰り道、父と歩きながら、わけもなくつぶやいていました、「人間であること、人間であること・・・」今これを書きながら、そのときどういう意味でそうつぶやいたのか、よく思い当たりません。
Jan 11, 2006
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旅をするなら 太鼓たたいて己を見るなら 左へまわって顔を抜けたら 右へまわって眩ます気なら 後ろへついて空へとぶなら 頭を抜けて地へもぐるなら 左へ転げて友と会うなら ガラガラふって
Jan 10, 2006
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昔から解剖学書が大好きで、読破したものを数えたら、大型書(グレイ、ネッター、ソボッタなど)だけでも、十数冊、小型・中型のものを含めると数十冊は下らない(同僚からは、「解剖学書というものは、最初から最後まで通して読むものではない」と言い含められたことがある)。どの解剖学書も、内容的には大きく変わらない(対象が同じなので、当たり前か)。それでも、少しずつ強調点が違っており、説明の仕方も一通りではない。なので、何冊読んでも飽きないのである。今日、M Saito さんが、ワークルームのパソコンに「医学事典」をインストールしてくれた(う、うれしい!)。解剖学のページが図解入り・動画付きでタンマリある。これはたまらない。しばらくは、ワークルームを離れられそうにないばう犬である。
Jan 9, 2006
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今月から、カルチャー講座(多摩クラス、横浜クラス、新宿クラス)参加者の皆様を対象に、「ボディワーク講習会」を月1~2回くらいのペースで開催します。日曜日の午後、都内にて開催する予定で、単発の参加も可能です。毎回のテーマは、前もってお知らせしますので、興味のある内容の回を選んで参加していただけます。1回2時間、参加費は2000円、会場費は人数割りになります。この講習会は、ボディワークに関してより詳しく勉強していくことを目的とし、背景となる理論や思想、また技法的には、S I (注)テクニックなどを取り上げていきます。講師は、 M Saito &ばう犬です。テーマによっては、外部からの講師を招くことも考えています。開催予定日は以下のとおりです。1/29、 2/19、 2/26、 3/12(注) Structural Integration 「構造的身体統合法」の略称。アイダ・ロルフが考案したボディワーク・メソッドの総称。ロルフィング、シン・インテグレーションなどがある。
Jan 8, 2006
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今日の午前中は、読売文化センター新宿で「ボディワーク入門/筋膜リリース法」講座(講師: M Saito &ばう犬)があった。今日の講座のテーマは、「感じる(身体を感覚する)」(参照:『ボディワーク入門』p.37~41)であった。最初に、ボディワークの特徴に関して、他の身体技法(リハビリ系技法、手技系技法)を取り上げ、それらと対比しながらお話しした。ボディワーカーは、クライアントが自らの身体感覚を通して、セッションに「能動的に(主体として)」関われるように働きかける必要がある。そのことを、他の身体技法と対比しながらお話しした。実技ではまず、恒例の「筋膜の触察練習」と「筋膜の模様を見つける」をペアになって行ない、少しだけ筋膜リリースの手技も体験していただいた。その後、「4ハンズ牽引」(2人の与え手が、1人の受け手の身体を同時に逆方向へ牽引する)をしながら、「引っぱり感/引っぱられ感」を感じる練習を行なった。最後に、脳の「運動野」や「体性感覚野」が、どんな施術によって影響を受けるのかなどをお話しして、今日の講座を終了した。講座終了後、近くのファストフード店で、M Saito さん、受講生 F さん、ばう犬の3人で昼食をとった。クレニオセイクラル・セラピーのことなどが話題に上った。F さんや M Saito さんの話を聞くと、クレニオセイクラル・セラピーは、教える団体によってかなり強調点が違うようである。なかなか面白い話であった。
Jan 8, 2006
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明日1月8日から今期のカルチャースクール講座が始まる。明日は新宿クラスの初日であり、多摩クラスと横浜クラスは、それぞれ15日と16日からである。カリキュラム全体の流れや大まかな内容、また、参加者の皆様を対象に新たに開始する「ボディワーク講習会」に関しては、昨日までに M Saito と幾度か打ち合わせを行ない、ほぼ決まった。あとは今日、各回の施術部位とリリース法、講義の詳しい内容などについて話し合う。前期の施術部位は、脚部前面、胸郭部、背部の3部位であったので、今期は別の部位か、同じ部位であっても違うアプローチをお伝えしようと思う。講義内容については、特に「ボディワークらしさ」を強調したものになる予定である。カルチャー3クラスの皆様、充実した内容の講座を、皆様に提供できるよう努力いたします。今期もよろしくお願いいたします。
Jan 7, 2006
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◆ボディワーク(他の身体技法、あるいはカウンセリングや心理療法についても言えるであろう)は、セッション全体をどう構成するかによって、結果(効果)が全く違ってくる。たとえ同じ手技を使ったとしても、構成の違いによって正反対の結果になることもある。◆シン・インテグレーションの創始者であるマーク・カフェル博士は、クライアントから問い合わせがあった時点からセッションは始まっており、その時点からセッションの構成が為されなければならない、と言う。◆ボディワークにおいては、個々の手技が優れていれば結果が良い、というわけにはいかない。それら個々の手技について、セッション全体の中でどう機能させ、クライアントの日常にどう結びつけるのかを、ワーカーが明確に意図できなければならない。そうでなければ、セッションをクライアントにとってより良い方向へと導くことはできない。
Jan 6, 2006
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故障したケイタイを修理に出したのですが、先ほど a u ショップから連絡があり、メーカーで調べた結果、データ自体に不具合が生じているので、住所録も含めて全てのデータを消去しなければならないと言われました。代替機にデータを移してもらったのですが、それも修理した機には戻せないそうです。なので、住所録など最初から全て打ち直さなければならなくなりました(涙)。いずれにしても、代替機とは言え、まともにケイタイが使える状態になりました。皆さん、ご迷惑をおかけしました。今後は、ケイタイでも連絡がつきます。
Jan 5, 2006
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山口真美 2005 視覚世界の謎に迫る 脳と視覚の実験心理学 講談社ブルーバックス本書を読んで、「私たちはこの世界を脳で見ている」という言葉が印象に残った。視覚世界の情報は光である。光は網膜で信号に変換され、脳で映像化される。脳の中で私たちの視覚世界は形成され、「見え」という主観的な体験となる。ところで、こうした視覚機能は、私たちが生れ落ちた時点で完成しているわけではない。私たちが成長するにつれて、環境からの影響が順次取り入れられることにより完成するのである。本書の内容: 前半では、視覚と脳との関係について述べられ、後半では、視覚世界を構成する主な基本要素である「動きを見る能力」「空間を見る能力」「形を見る能力」「顔を認識する能力」という4つの視覚機能について述べられている。
Jan 4, 2006
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ロルファーにしても、シン・インテグレーション・プラクティショナーにしても、S I (注1)ワーカーの多くは、自らの方法を「身体教育」であると主張する(私もその1人である)。これについては、M Saito さんが管理する、S I ワーカーのメーリングリストにおいて幾度となく話題に上り、議論にもなったので、確かである。しかし、自らの方法を「身体教育」であると言うかぎり、そのことを具体的な方法によって臨床へと還元できなければならない。つまり、臨床において「身体教育的」に自らの技法を用いることができなければならないであろう(注2)。ところが、S I の正規の教育においては(どのスクールにおいても)、その技法( SI 技法)を「身体教育的」に用いるための具体的な方法を教えてはおらず(「ムーブメント」のように、もとから身体教育的な要素を含む技法もあるが)、各ワーカーがそれぞれに工夫しなければならないのが実状である。(注1)Structural Integration 「構造的身体統合法」の略称。アイダ・ロルフが考案したボディワーク・メソッドの総称。ロルフィング、シン・インテグレーションなどがある。(注2)この「身体教育的」方法に関して、「ボディワーク講習会」などにおいても、いずれお伝えしたいと思う。また、皆さんのアイデアをお借りして、より効果的なものへと進化させていきたいと思っている。
Jan 4, 2006
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私は、シン・インテグレーション・プラクティショナーであり、ボディワーカーである。ボディワークとは、「身体教育」のための技法である。私は現時点で、「身体教育」を以下のように定義する。すなわち、「クライアントが自らの身体と『主体的に』関わりながら、身体感覚や身体運動を通して身体との結びつきを強化(心身一体化、肉化)し、それによってまた、感覚力や運動性を高めていくプロセスである」と。以上の定義により、施術の方向性が明確になる。私は、「身体教育」のためにシン・インテグレーションの施術を行なう。たとえば、筋膜をリリースし、身体の構造や機能に働きかけるのも、その目的で行なわれる。
Jan 3, 2006
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