兼業主婦の備忘録

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2018年12月31日
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カテゴリ: 読書メモ
年末調整が変更点があり、色々確認しいしいの忙しかった12月。
説明して、記載注意事項を配っても、
住所も家族の生年月日も入れてくれない書類に脱力・・・orz



人魚の眠る家 (幻冬舎文庫) [ 東野圭吾 ]
図書館にて。
離婚前提で別居をしている和昌と薫子の娘、瑞穂。
プールの事故で脳死状態となる。
臓器移植を前提としない限り脳死とは判定されない。

和昌が社長をつとめる社の技術で自発呼吸をして、
筋肉も鍛えられ、表情も作り、今にも起きてきそうな娘。
そこまでいくのは狂気だけれど、あたたかい我が子の
心臓を止められない母親の気持ちは物凄く理解出来る。
瑞穂の最期があっさりだったけれど、
エピローグが美しくて余韻が残ります。



カルト村で生まれました。 [ 高田かや ]
明言していないけれど、ヤマギシ会で生まれた作者。
親から離されて別の村で世話係に指導されて生活する。
朝から掃除や農作業に励み、部活は禁止。

その時に必要な子供に渡されてしまう。
朝食はなく、給食と夕食のみの生活。
その夕食さえも世話係の気分で罰として抜かされる。
お供え物はいただくけれど、交通事故現場のお供えは手を出さない。
けれど、数週間後に雨に濡れ散らかったコアラのマーチを食べてしまう。

尋常じゃないから。
特別ミーティングとして、親戚の結婚式に親子で参加するが、
「村人として生活する」と朝ご飯も断らされる。
のに、親は「用意されたから」と食べていて納得がいかない。
作者は批判するでもなく「よい物(食品)を食べさせてもらった」と
フェアな目線で語っている。
ほのぼのとした絵柄と丁寧な文字。
やさしくおっとりとしたご主人のキャラクターで救われます。



さよなら、カルト村。 思春期から村を出るまで [ 高田 かや ] ​​
中等部から高等部へ。
初等部では男女一緒に過ごしていたのが男女別の生活になるんだけど、
女子が男子のお世話をする。
洗濯掃除はまだしも、ヘチマたわしについた体毛を取ることまで。
些細なことから2週間の指導が入り、学校にも行けなくなり。
自分の願い「両親と一緒に暮らしたかった」気持ちに気付いて村を出る。
両親も村の意向で一般(社会)に出る。
なんだか、村も村に染まった両親もちょっと納得出来ない。



お金さま、いらっしゃい! [ 高田 かや ]
お金を持つことがなかったカルト村時代。
朝から働いても1円にもならなかったのに13万の給与をもらい戸惑う。
母親は村を出ても「共有」の意識は抜けずに
知り合いに携帯電話を貸せやら、大切にしすぎてまだ袖を通していない
コートを妹に貸せと言ってくる。
15歳上のご主人ふさおさんとご両親と弟さん2人と同居。
父親が病気になった際に「かやに借りたら?」と母に言い、
それを何とも思わずに「いいですよ400万ですか?」と聞いて
あっさり200万円を貸してしまう。
弟さんたち、派遣だったり転職したてだけど
ふさおさんが建てた家に住んで3万5千円の生活費を
入れているだけの生活なのに。
おそらくは年上だろうに。おかしいんじゃね?
農業貴族の荒川さんに通じるものがあるけれど、
荒川さんはブラックさを分かっていてネタにしていたけれど、
まったく疑問にも思わず受け入れているかやさんが心配になる。


応為坦坦録[山本 昌代]
葛飾北斎の娘、応為。
仙人になるには?と素っ頓狂な出だしから、
春画の依頼に突拍子のない行動に出る。
北斎の最期。その後の応為。
どこかで描いていた、と思いたい。



北斎娘応為栄女集 [ 葛飾応為 ]
「江戸のレンブラント」とも評される応為。
「吉原格子先之図」「夜桜美人図」に惹かれました。
これが江戸時代の作品?浮世絵?と驚くほど、
闇と明かりが繊細で、吉原なのに妖しさより美しさに圧倒される。
提灯にさりげなく自分の名を入れる遊び心。
表紙の「三曲合奏図」も遊女、芸者、町娘と実際には
同席することのない3人の構図。
他の絵描きの同様の構図が何点か収録されているんだけど、
他の作品はみんな顔を見せているのに対して、
応為の作品は後ろ姿を中央に持ってきている。
その首筋や後れ毛がまた美しくて。



眩 (新潮文庫) [ 朝井 まかて ]
こちらも応為本。
他の応為よりも女性らしい葛藤が描かれています。
善次郎への想い。ろくでなしの甥。
善次郎の「なんでお前ぇは、勝負しようとしねえ」の言葉から、
代表作への取り組みの様子が描かれる。
離縁、母をおくり、父北斎を介護ののち看取る。
この時代の女性が腕ひとつで生きて行くこと。
粋でそれでいて悩みながら進んでいく応為に惹かれます。



マリー・アントワネットの日記 Rose(新潮文庫)【電子書籍】[ 吉川トリコ ]


マリー・アントワネットの日記 Bleu(新潮文庫)【電子書籍】[ 吉川トリコ ]
某掲示板の「笑いを堪えられない程面白い本」トピで紹介されていて
図書館で借りました。
どれどれ、と読み始めると笑うよりも切ない。
若者言葉、ネットスラング、絵文字で描かれた日記なんだけど、
14歳で「SEIRYAKU☆結婚」させられたトワネットちゃん。
お付きの人も身につける物もオーストリアに置いてこさせられ、
食事も初夜さえも衆人環視で、頼みの綱の夫は塩対応。
フェルゼンとの関係、革命が始まってからの夫への想い。
国王と運命を共にする決意。
マリアテレジアの娘としての行動力と誇り。
ルイ16世の王としての気品。
軽やかな最期。
2冊をするすると読めました。



海街diary 9 行ってくる (flowers コミックス) [ 吉田 秋生 ]
ついに最終巻。
ラストを見たい気持ちといつまでも読んでいたい気持ちが交錯する。
修学旅行以来、友達と旅行に行くこともなかった幸。
今さらながら、長女としての背負った物の重さと責任感を感じる。
次女、佳乃の1巻からの変貌。三女、チカの繊細さ。
すずと風太はもう言葉なんていらないつながりだったんだなあ。
直球を交わす告白シーンがたまらんです。
私もすずのように「へこむことはあってもへこたれない」ヤツになりたい。
最終話はすずの旅立ちだけではなく、チカちゃんの出立、
福田さんが二之宮さんをヒマラヤに
「連れて行ってあげられなかったことではなくはぐらかしてしまったこと」
を後悔し、この場所に戻ってくると旅立つシーンにじんわり心が熱くなる。
エピローグは一時期だけすずの弟になった和樹の物語。
すず父の13回忌だから12年後。
和樹も母に去られ、弟の智樹に去られ。
それでも、すず父も働いていたあづまやで頑張っている。
女友達の妙さんがとても印象深いキャラなので、続編があるかな?と期待。



四十歳、未婚出産【電子書籍】[ 垣谷美雨 ]
旅行会社勤務の優子が出張先で28歳のイケメン後輩と関係を持つ。
相手は彼女もいて、結婚は考えられない。
でも、子供を持つ最後のチャンスで・・・。
田舎の親戚の昭和な価値観。
マタハラ上司に責められ退職の危機に。
同様な価値観で離婚を経験した兄の再婚相手。
専業主婦の姉。田舎暮らしの母。
かつての不倫相手の上司、同級生。
ラストはバタバタと味方が増えていき、大団円。
出来すぎと思うけれど、やっぱりおもしろい。



3月のライオン 14 (ヤングアニマルコミックス) [ 羽海野チカ ]
将棋成分薄めの巻。アマゾンレビューは辛口ですね。
私は3姉妹ネタもうれしいのでOKです。
あかりさんとひなちゃんが和菓子屋さんの将来を考えていく。
島田棋士と林田先生の仲良くなる様子。
ひなちゃんの想い。と楽しく読みました。
ハチクロメンバーが職団戦で登場。
はぐちゃんが作品を作っている姿が出てきて感動。


モトが腰痛で接骨院に通っていたんだけど、どうも回復しなくて。
「腰椎分離症かも」と言われて、整形外科にかかりました。
レントゲンとMRIとCTスキャンを撮ってもらった結果、
残念ながら、見立てどおりでした。
スポーツをしている10代に多い疲労骨折なんだそう。
モトはまだヒビの状態で見つかったのでくっつくようですが、
3ヶ月コルセットで固定。部活はもちろん、体育も見学。
楽しみにしていたスキー教室も参加できません。
モトは診断から帰って来るなり「牛乳飲もう」と前向きです。
気休めかもしれませんが、カルシウムとタンパク質を取らせて、
体重を増やさないように健康的なご飯で応援します。

私はドライアイが進んで、メガネな生活。
室内では度が弱めの、運転時は強めな物を使い分けています。
これはこれで便利だけど、夏場はまとめ髪にするので
コンタクトに戻りたいなあ。

今年もやっぱりモトのサッカー中心の一年でした。
あれこれ悩んで選択したけれど、思った以上に楽しかった。
早くあの毎日に戻れるように後方支援頑張ります





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最終更新日  2018年12月31日 00時00分30秒
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