2004年09月19日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類



知り合いの美容師H本くん(以前日記に登場した、変態のH本くんです。)がヘアカットのコンテストに出場することになったので協力することにしたのです。

「そうるさん、コンテストのモデルやってもらえませんか。」

「無理。賞を取りたいなら、20代前半のモデルを探しなよ。」

「え。全然大丈夫ですよ。そうるさんかっこいいし。」

それは分かってるけど そういう問題じゃないでしょ。」

どういう問題か言いますと、

30代も20代も、普段の生活で「鑑賞」する分には、それぞれ魅力的なのです。



あるのです…。

美容のコンテストの場合、例えば「アイシャドウがきちんと肌にのっているか」を、パウダーの1粒1粒まで逃さぬいきおいで徹底的に審査されてしまうのです。
いかに美しい30代でも、顕微鏡を持ち出されては勝負になりません。
全体的につやとはりがある若い子をモデルに使ったほうが圧倒的に有利なのです。

まあ、今回はメイク部門のモデルではありませんので、そこまで神経質になることもないのかもしれませんが。


「それに今、髪染めたくないんだよね。」

ヘアコンテストのモデルは、たいていすさまじいカラーリングをされるため、コンテスト会場は毎回、赤や青やショッキングピンクのお花畑のようになるのです。
わたしは、脱・金髪→黒髪 へと移行していたせいもあり、あまり髪を染めたくありませんでした。

「じゃあ、染めないよ。だからモデルやってよ。」

「でもカットはするでしょ。わたし今、髪伸ばしてるから。」

「あ、それだったら、枝毛をカットする程度にしか切らないよ。」


だまされているのでしょうか。それともやる気がないのでしょうか。

「もしかして、やる気ないんじゃないの?」

「うん。とりあえず参加できればいいんだ。」

勤めている美容室の都合で強制的にエントリーさせられたようです。

「絶対に髪染めない?」



「カットもしない?」

「うん。」

(どういうカットコンテストなんだ。)

「やる気もないの?」

「うん。」

「じゃあ、面白そうだからやるよ。」

こうしてやる気のないチームが誕生しました。





さて、当日。会場である国際フォーラムは、何百人ものモデルと美容師でごったがえしていました。

モデル専用着替え室に行くと、すでにたくさんのモデルが衣装に着替えている最中でした。

見渡す限り20代(か、10代)のモデル。

みんな、思った以上に肌つやがよく、スタイル抜群です。

わたしは立ちすくみました。

「やばい…。」

コンテスト用の衣装に次々と着替えていくモデルたち。

中には水着のような衣装を着ている人もいます。

スタイル抜群。

つるつるのお肌。

そして若い。

みんな笑顔で輝いています。
































それなのに…












































































一番輝いている自分。






























予想外の出来事に愕然としました。

コンディション最高の20代のモデルの中にいて、ひときわ輝いてしまう30代っていったい…。

もともとこの話はH本君の「やる気がない」という言葉からはじまったものです。
「30代では普通、コンテストのモデルは無理だけど、やる気がないんだったらやってもいいよ。」ということでモデルを引き受けたのです。
そう、つまりこれは 客観的判断。
わたしの願望や自尊心とはまったく関係のない 客観的判断です。




























客観的に見て、一番輝いている自分。























わたしは動揺を隠せませんでした。

何故ならこの事実のおかげで

「美しい人をうらやましがってはいけない。誰でも努力した分しか美しくなれないのだから。」

という、長年の信念がぐらつきかけていたからです。



今まで周囲の女性たちから

「あの人、もともと痩せる体質なんだって。」

「生まれつき肌がきれいなんだって。」

「そういうヒトはいいよね~……。」

という「神様って不公平よね。」的発言を聞かされるたび

「神様は公平だ。他人をうらやむ暇があったら精進しやがれ。」

と、思っていました。

しかし…

努力だけでは、どうにもならないこともあるのでは、ないでしょうか。

だって、おかしいもん。さ来月で35才にもなろうという人が、こんなに可愛いのって、説明つかないもん。神様、あからさまに作為的だもん。

そう。神様は不公平。

長年の信念が自分の存在によって、打ち砕かれる。
その皮肉な運命に、神様をうらまずにはいられないわたしでした。




ちなみに賞は取れませんでした。(かすりもしませんでした。)
もちろん、やる気のないH本君のせいです。






※「そうるふる日記」を世に広めよう運動です。

(※さらに ENTER も押してくださいネ。)


人気サイトランキング

ありがとうございま~す。









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2004年09月22日 15時37分38秒
コメント(14) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カテゴリ

カテゴリ未分類

(158)

「本音は美しい。Tシャツ」 

(7)

イベントのお知らせ

(0)

バックナンバー

2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月
2025年07月

コメント新着

あずさ@ Re:禁断の葉っぱ。その後。(07/10) 大変ご無沙汰しております。 お元気でいら…
山椒魚@ Re:禁断の葉っぱ。その後。(07/10) 懐かしいな…。 今どうしてるんでしょうか…
Mヤン@ 時はすぎゆくもので素敵な年輪重ねてますか?♪ 不思議と最近何度かそうるさんのこと思い…
kyrie.c @ 放置プレイ ・・・今回は、つらかったです・・・。 …
pinpin2003 @ 昨晩お会いしましょう そういえば先ほどすれ違いましたね・・

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: