「顔のない裸体たち」
平野啓一郎 2006/3 新潮社
1)最初、この本、私むきじゃないなと思った。
2)もうどうでもいいこと書いてるなと思った。
3 )
「ウェブ人間論」
の対談者の片割れじゃなかったら、こんなの読むか、と思った。
4)これが芥川賞作家かよ、と思った。
5)だんだん猟奇的内容になってきた。なかなか止め時がない。
6)だんだんわかってきた。作者は男も女も恋愛も書いているわけではないのだ。
7)ネットにおけるエロスとタナトス。
8)ネットがなかったら、このような集団的エロスが存在することもなかったかもな。
9)でも、結局は、人間は原寸大を生きている。
10)小品だから、最後まで読めた。提示されているテーマは重い。
11)梅田望夫とは確かに対極の視点からネットを見ている。
12)シンギュラリティと対極というか対をなす<マトリックス>のカテゴリの世界だ。
13)平野啓一郎、あなどるべからず。
フューチャリスト宣言 <1> 2007.06.06
ウェブ仮想社会「セカンドライフ」 2007.06.05
Web屋の本 2007.06.05
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