「儲けを生み出す『どんぶり勘定』のすすめ」
利益=儲け」は大まちがい
村井直志 2006/05 主婦の友インフォス情報社 /主婦の友社 223p
★★☆☆☆
「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」
を
読んだときも感じたけど、会計という仕事は、実に地味で難しいと思われている。実際、そこに興味を持ち続けことは、通常の人ならなかなかできない。そこで、会計士たちはわざとこのような逆説的なタイトルでもって、会計についての関心をもたせ、そして会計の大事さを伝えようとしているのだろう。
「カンカン三つ置け」という教えはまさに「どんぶり勘定」といっていいだろう。著者は、とにかくあまり最初から細かく考えないで、ざっくりとキャッシュフローをみることを提案する。 これは
金持ち父さんロバート・キヨサキ
の教え方にも通じるところがあるだろう。しかし、このままでは村井会計士はEないしSで終わってしまう
可能性がある。キヨサキがいうB-Iクワドラントに行くには、もちろん、どんぶり勘定では立ち行かなくなる。
このような本を読んでみると、キヨサキのリッチダッド・カンパニーは、実際に自ら実践してその成功例を見せているのだから、すごい、と思わざるを得ない。
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