地球人スピリット・ジャーナル1.0

地球人スピリット・ジャーナル1.0

2007.07.25
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カテゴリ: マルチチュード
<5>よりつづく


「サイバージャーナリズム論」 <6>

 スポンタ中村の対談者の森健は、具体例を挙げながら自説を展開している。その中で気になったところは数点。

1)NHKスペシャル「奇跡の詩人」について  p221
2)自書「インターネットは『僕ら』を幸せにしたか」について  p223
3)ライブドア「パブリックジャーナリスト」について  p227
4)「公共性」「公益性」「真実性」「相当性」について 
p228



 2)「インターネットは『僕ら』を幸せにしたか」という本の背表紙は、何度も見かけた。だけど、申し訳ないけど、このタイトルだけで、手にとってみる意欲を失った。いや、そう言わず今後どこかで目を通してみるつもりだが、あまり期待はしていない。だけど、期待しなかった本が、素晴らしい本だったこともあるので、今は即断しないでおく。

 3)「パブリックジャーナリスト」にしても「市民記者」にしても、登録商標とかになっているなら別だが、その名称そのものにこだわり続けるのはどうかな、と思う。やりたければ、自分がやればいいし、もし仮にライブドアの企てが失敗したのであれば、それはそれだけのことであって、変な形でこだわりすぎている感じがする。「責任論」だが、責任については、スポンタ中村もこのブログへの書き込みで
何事か書いている 私もなにごとか書いた。

 マスコミが間違いを起こさない、なんて信じていないし、筆禍をおこされた被害者側にとっては、どうしようもない致命的なことになることもある。以前の
「ブログと著作権」 というこの ブログでの書き込みにある写真は、18歳の時のマスメディアに対する抗議の時の写真だ。はっきり言って、この当時から、マスメディアなんて、責任を取る気もなければ、個人のことなんか、何も考えていないんだなぁとつくづく思っている。

 なにもライブドアだけの「無責任」が問われるべきではない。「噂の真相」だけが問われる必要はない。ただ、私はなるべくネット上ではトラブりたくないので、自分の書いていることにそれなりに留意はしているのだが、まぁ、気になることがあったら、お許しあれ。指摘があれば、なるべく早期に訂正する予定。

 4)いろいろな能書きについて。職業として認めてもらっていないのに、職業倫理だけ押し付けられるのはどうかな。アマチュアリズムにはアマチュアリズムのよさがある。プロなみに縛ってどうする気だろう。

 てなことをつらつら感じていた。この人には 「ネット王子とケータイ姫」 という共著もある。この本も背表紙だけ見て読んでいなかった。1968年生まれということだから、まだ30代後半。ちょっと古いというか、逆行している感じがするなぁ。そのような「硬さ」が持ち味の人なのかな。

つづく





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Last updated  2009.02.16 20:56:25
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