地球人スピリット・ジャーナル1.0

地球人スピリット・ジャーナル1.0

2007.11.23
XML
カテゴリ: OSHOmmp/gnu/agarta0.0.2
<再読ii>よりつづく


「オープンソースを理解する」 <再読iii>

優秀なプロジェクトマネージャーの条件

 提案者オープンソースプロジェクトへの参加・協力を求める相手は、優秀な技術者であるハッカーたちです。したがって、提案者に、まず求められるのは、彼らから尊敬されるだけの技術力です。しかし、技術力だけでは人はあつまりません。参加者を集めるには、技術力に加え、人間的な魅力なども必要になります。
p204

 このプロジェクトはプログラマ達のものではない。したがって、私はまったくのプログラムの門外漢であり、その世界についてのとんちんかんな理解をしている可能性は多いにある。しかしOshoに関しては私なりにこれまで30年なりのサニヤス・ライフを送ってきて、感じていることや解ったことはある。また、それ以前の私の人生や、またこれからの未来を考えると、私の存在はOshoと切り離しては考えることができないので、そういった意味では、私は私の人生においてのOshoについては、エキスパートでなくてはならない。また日々バグを更新しつづける必要がある。こんな私に優秀なOshoハッカー達がどのような魅力をみつけてくれるのか、あるいは無視されるのか、今のところはまったくわからない。

1)プロジェクトマネージャーとしての技術力
 プロジェクトを開始するには、アイデアだけではなく、プロジェクトが何を目指しているかを具体的に見せるプロトタイプが必要です。このプロトタイプを作るときには、協力的はまったくないか、いたとしても少人数ですから、提案者は自分のアイデアを自力でなんらかの形にできるだけの技術力を持っていなくてはなりません。アイデアもあり、それを実現する糸口も見える技術者でなければ、オープンソースプロジェクトを始めることはできないのです。 p204

 自分にその技術力があるかどうかは、今のところは解らない。少なくとも個人メディアの中で1000以上のエントリーを2年の間に書き、本や映画やニュースなどについてコメントをつけつづけてきた。あるいはOshoについては、かすかな手がかりではあるが 「湧き出ずるロータス・スートラ」 という手がかりも残しておいた。その他いくつかの試みはあるが、後述する。

2)プロジェクトマネージャとしての人間力
 優秀なプロジェクトマネージャーの基本条件は、技術力に加えて人間的に魅力があることです。プロジェクトリーダーに人間的魅力が必要なことは、オープンソースプロジェクトに限ったことではありません。しかし、責任や義務を伴う企業内のプロジェクトとは違い、参加や脱退が自由であり、脱退したメンバーには何の損害も生じないオープンソフトプロジェクトでは、企業内のプロジェクト以上に、参加者の自主的な意欲をかきたたせなければなりません。オープンソースプロジェクトで、参加者をまとめ、やる気を持続させ、リードしていくには、プロジェクトリーダーに人を惹きつけるカリスマ的魅力、いわば人間力が必要とされるのです。
p204

 この部分については、ただただ拝読つかまるしかない。某巨大掲示板での試みとか、某SNSでのコミュニティでの葛藤を体験した限り、この「参加や脱退が自由である」メンバー達を「惹き付け」プロジェクトを「持続」することの難しさは痛感している。

3)ネットワーク上の仮想社会におけるコミュニケーション能力
 オープンソースプロジェクトは、インターネットをはじめとしたコンピュータネットワークを駆使して開発を進めていきます。ネットワーク上に仮想社会を築いて、その中で開発を行うといってもよいでしょう。このような社会で人間関係を維持していくために欠かせないのも、プロジェクトマネージャの力です。
 地理的にも、時間的にも、文化的にも、言語的にも違う環境で多くのメンバーが協働するオープンプロジェクトにおいては、電子メールによる連絡と、共有サーバーでの情報共有は欠かせません。ところが電子メールによるコミュニケーションでは、言語の配慮が足らなかったり、不当な要求、要求無視、約束違反、退任に対する中傷といったことが起こりがちです。
 そのため、プロジェクトマネージャは、メンバー間でのコミュニケーション上のトラブルが発生しないように目を配り、トラブルが起こったら解決案を提示して、開発を円滑に続行できる環境を作る能力が必要とされるのです。
p205

 この辺についてはもって瞑すべし、としておこう。火事と喧嘩は江戸の華、ではないけど、 炎上とバトルはネットの華 、と軽く受け流せる程度に終わってもらえることが一番いい。この辺のむずかしさは、フォーラムやML、巨大掲示版、SNSで痛感している。「円滑に続行」できる環境をつくるのは、きわめて高い能力が必要とされている、ことを痛感する。

 この本においては、オープンソースプロジェクトを推進するにあたっての更なる問題点も展開されているが、押さえておくのは、以上のところ、現段階では十分だろう。場合によっては<三読>も役立つだろう。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.01.27 21:11:30
コメント(0) | コメントを書く
[OSHOmmp/gnu/agarta0.0.2] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Profile

Bhavesh

Bhavesh

Archives

2025.11
2025.10
2025.09
2025.08
2025.07
2025.06
2025.05
2025.04
2025.03
2025.02

Comments

聖書預言@ Re:60日記037 アリバイ 生存証明(07/28) 神の御子イエス・キリストを信じる者は永…
BHavesh@ Re[1]:アガルタの凱旋(12/15) subaru2012さんへ ああ、久しぶりにこの…
subaru2012@ Re:アガルタの凱旋(12/15) Miles Davis / Agharta 1 <small> <a hre…
Bhavesh @ Re:禅と戦争 禅仏教は戦争に協力したか(11/16) 現在、日曜早朝座禅会に参加している禅寺…
Bhavesh @ Re:セックスから超意識へ<1>(11/13) Oshoの記念碑的1968年のレクチャー。当時…
把不住y@ Re:編集雑記(07/25) 新ブログはここです。 <small> <a href="…
Bhavesh@ Re:グルジェフ・ワーク 生涯と思想(01/12) 武邑光裕、の名前を検索していて我が読書…
abhi@ Re:編集雑記(07/25) お疲れ様。 新ブログ立ち上げたら教えてく…
Bhavesh@ Re:極秘捜査 警察・自衛隊の「対オウム事件ファイル」(03/03) 私は、最近になって 、そう2015年頃になっ…

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: