「Googleを支える技術」
巨大システムの内側の世界
西田圭介 2008/04 技術評論社 単行本 271p
Vol.2 No.533 ★★★★★
当ブログも100冊目くらいまでは、いつ頃どんな本を読んだかは大体分かっていたから、カレンダーで検索できた。ところが数百を超えて500冊目くらいになった時は、何をいつ読んだのかほとんどわからなくなった。しかたがないので、自分でリストを作ってみたのだが、 人名索引
といい 書名索引
といい、実に手間がかかる作業でいて、なかなか役立つものになってくれなかった。だからいまだに工事中である。現在、工事は中断していて、再開する予定はないので、工事が完了することはありえないだろう。
それで、いつのころから、自分の書いた日記を検索するのに、Googleを使うことが多くなった。本のタイトルだけでは自分の書いたものだけは、数十番目になってしまうので、前後にハンドル名Bhaveshをくっつける。つまりたとえば、この本を検索する場合、 「Googleを支える技術 Bhavesh」 とするとすぐ見つかる。これは便利である。だから、最初はいろいろタイトルを自己流につけていたのだが、自分で自分の書いたものを検索しやすくするために、途中からは、日記のタイトルはすべて読んだ本のタイトルそのままとすることにした。
当ブログが、曲がりなりにも数百の人々に日々来てもらい、 多くの大学からのアクセス があるとしたら、しかもそれが他の人々のブログとの若干の差異になっているとしたら、このタイトルの付け方にあるかもしれない。検索するにしても、検索してもらうにしても、Googleがなければ、当ブログの存在意義は各段下がってしまうだろう。
ある時半年か一年前くらいだろうか、自分の日記の下に「Ads by Google」という三行広告が三つ付いていることに気がついた。そのほとんどは、どうも自分の日記が戯画化されて、おかしな方向の広告がついているので、あまり歓迎はしていなかったが、ほんの数日前、 サイバーリテラシー研究所の矢野直明 という人の広告が載っていた。
検索 してみれば、結構著書も多く、長い期間活躍している。なんで今までこの人の本に手が伸びなかったのだろうと思いつつ、この人の本の三行広告をつけた「Ads by Google」は、すこしづつ私のブログを学習し、広告も次第次第にジャストフィットする確率が高まってきているのだろうか、と再認識した。そして、これがアフェリエイトだとするなら、ここから私にポイントは授与されているのだろうか。そんなことまで気になり始めた。
この本、テクノロジーの本だが、難しいのだか、やさしいのか分からない。
本書は、情報系の大学3年生程度の予備知識で読みすすめられることを目指しており、あまりにも専門的な内容については踏み込んでいません。それでもコンピュータについての数多くの専門的用語が出てきますが、これからの情報処理の世界に入ろうとする若い学生に読んでもらえたらと思っています。 pvi
私は情報系の大学で学んだわけではないので、ちんぷんかんぷんのところも多いが、まがりなりにも、1983年施行第一回携帯コンピュータ検定の合格者である(4級だが・・・・トホホ)。意を決して読んでみるとほとんどの意味は理解できるようだ。
Googleはオープンソースソフトウェアを大量に利用し、オープンソースソフトウェア開発を支援し、また自らも数多くのオープンソースソフトウェアを公開しているにもかかわらず、その業務の中心的テクノロジーはいくつかの論文が断片的に概要が示されているだけで、全容を把握するのは困難です。もっとも、断片的にでも概要がわかるのはGoogleのオープンな側面だと思います。 piv
もちろん、この本に目を通したからと言って、Googleのテクノロジーを理解したことにならないが、どちらの方向に進んでいて、どのような枠組みになっていて、実はどのような問題を抱えているか、ということについてはおぼろげながら理解できる。
最近、 「Google Earth」で伝説の島アトランティス発見? なんてニュースが話題になったが、Googleは海底探索船まで出していたなんて、いやはや、ストリートビューといい、いったいこのテクノロジーの拡大はどこまでいくんじゃい・・・・。これからも目が離せないなぁ。

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