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【特典付】愛のレイティングAAA
←原作(上下巻)
◇原作 井村仁美 講談社ホワイトハート/サイバーフェイズ◇
評価★★☆☆☆(2.5)
『---これは羨望なのか、嫉妬なのか』
五十嵐邦彦は、四年目になるまだまだ駆け出しの証券アナリスト。
そんな彼の恋人は、日経アナリストランキングの上位にランキングされる伝説のストラテジスト・鷲崎勲。
産業や企業別の動向を研究・投資戦略を考えるストラテジストへの道を決意した邦彦にとっては、憧れの存在。
ある時、鷲崎が執筆したビジネス書が売上一位を獲得。
邦彦はその実力に驚嘆すると同時に、距離を感じずにはいられなかった。
そんな矢先、邦彦達のもとにも本の執筆依頼が...。
だが同時期発売で、邦彦が絶対に負けたくないと思っていた鷲崎の部下・アナリストである鳥海も本を出すことに...。
さらに両者共通の編集担当として現れた厳つい男・大熊は、邦彦にかなり妖しげな態度で!?
周りに翻弄されながらも孤軍奮闘する邦彦の戦いは果たして...!?
★原作より表題作「愛のレイティングAAA(上)・(下)」を収録!
★ボーナストラック:出演声優フリートーク収録!
◇CAST◇
五十嵐邦彦:緑川 光
鷲崎 勲:鈴置洋孝
鳥海 潤:子安武人
ジェフリー:森川智之
大熊森夫:三宅健太
一応シリーズ最終巻ということだったんですが、まだまだ「続く」じゃん・・・・・( ̄_ ̄)
終わりだからって何か特別に大事件が起こるとかでもなく、いつもの延長って感じでした。
だから聞き終わって、最初の感想は
「これで終わり??」
CDを買う直前に原作を買ったもので、読む前に聞いてしまったのもあったのでしょうが、なんとも締まりのない終わりだったなぁと。
結局邦彦は鳥海とライバル関係にあって、エロオヤジの鷲崎に振り回されたという話。(←身も蓋もない言い方だけど・・・・・)
全編通して 「本の執筆」に比重置きすぎて、あんまし萌えがなかった(><)
ま、もともとこれはビジネスマンのお話なので、甘々なお話ばかりではないんですが、それでも最後に
「じゃあ鷲崎さんの会社に行くよ」
とかってオチもなく、
「まだまだオレはあんたに近づけるようにがんばるよ!!」
で終わってしまったもんだから、なんだか読者としては終わってない気がしてなりません(><)
それが狙いといわれれば、そうなんですけどね。
私としては、たとえば、
「じゃあこの仕事をやり遂げて自分に自信が持てたらあんたの会社に行くよ」
とか、一応の決着がついて欲しかったんですよね。
う~ん。
正直なところ 不完全燃焼です(T_T)
キャストはもう何枚もCD出てるので(なんだかんだ言いつつシリーズ全部のCD持ってるし)
おなじみの顔ぶれですし、文句もないんですけど、話がねぇ・・・・・。
個人的に裏のある鳥海の子安さんが大好きです(^^)
今回初参加の三宅さんは熊男の大熊ぴったりだったし。
難しい用語 「鷲崎リサーチ・インステチュート」とか 「スミスシェファード証券研究所」
が言えなくて苦労したという話でみんなに突っ込まれていたのが楽しかったです(^^)
このシリーズ1枚目から難しい用語が多いという話でフリートークは盛り上がってましたからね(笑)
みなさまご苦労さまでした(^▽^)
ま、また機会があれば書きたいみたいなこと井村先生はおっしゃってますから、それを待つか(がくし)
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