りんだ2006さん
のブログで掲載されていて、これはぜひ多くの方に目にして頂きたいと思いましたので、そのまんま(!)転載させてもらいました。
ぼくは2人の人間を殺した。
AK47と呼ばれる小型武器で。
小型武器とは、
ぼくたち子どもでも扱える小さくて軽い武器のことだ。
でも、この武器は僕らの国では作っていない。
ぼくが使っていた武器は外国から入ってきたものだった。
ぼくらのことを
チャイルドソルジャー(子ども兵)と人は呼ぶ。
小型武器を持って戦う兵士だからだ。
でも、2年前までぼくはふつうの子どもだった。
家族がいて友達がいて幸せに暮らしていた。
ある日、大人の兵士が村にやってきてぼくを連れ去った。
ぼくはその日から兵士になった。
ぼくは人の殺し方を教え込まれ戦場で戦った。
逃げようとした友達は大人の兵士に耳を切り落とされた。
ぼくの目の前で友達が殺されていった。
女の子は大人の兵士に乱暴された。
怖かった。
家に帰りたかった。
お母さんに会いたかった。
運よく、ぼくは大人の兵士がいないときに
軍隊から逃げ出すことができた。
村に帰ってきたが、友達は誰もいなかった。
ぼくはみんなに「 人殺し 」といわれ
学校ではいじめられた。
家族や親戚からも怖がられ
前みたいな幸せは戻ってこなかった。
悲しかった。
寂しかった。
あるのは絶望だけだった・・・。
ぼくは何度も死のうと思った。
そして、何度も何度も自分自身に問いかけてみた。
ぼくは何のために生まれてきたのか?
ぼくはなぜ生きているのか?
ぼくは生きる価値がはあるのか?
ぼくにできることはあるのか?
「もし、ぼくに何かできることがあるなら、ぼくには生きる意味がある 」
ぼくはそう思った。
ぼくに何ができるか?
「ぼくとおなじ悲しみを、子どもたちに体験させたくない」
ぼくはそう思った。
ぼくには紛争の「悲しみ」を伝えることができる。
ぼくには平和の「喜び」を伝えることができる。
ぼくには、ぼくにしかできないことがある。
今、ぼくは先生になってそのことを伝えていこうと思っている。
ぼくの夢は学校の先生になること。
むずかしいかもしれないけど
あきらめずに夢を追っていきたい。
ぼくは13歳 職業、兵士。の本の
ウガンダの子ども兵からのメッセージより
小型武器は、発展途上国を中心に、年間50万人もの犠牲者を出しているといわれています。
アナン国連事務総長は、「犠牲者の数からして大量殺戮兵器だ」とおっしゃっているそうです。
統計によると、小型武器は約5億5000万丁が出回っているとのこと。
そのうちの2億5000万丁を各国の正規軍や警察が所持していて、残り3億丁は個人が合法的に持っているそうです。
この他にもさらに5億丁近くが不法に出回っていると推定されています。
途上国にはなんと5歳の子ども兵もいて、小型武器を手に内戦に加わっているそうですね…。
さて、この武器は、どこで作られるのでしょうか?
そのほとんどは、アメリカ、フランス、イギリス、そしてわが国日本なんですね。
そんな先進国・日本に生まれた僕たちにできることは何でしょう・・・
大事なことは、事実を知り、そこから感じたままに、小さなことでもいいから行動することです。
まずはこの子ども兵のメッセージを、あなたの縁ある人へペイフォワードすることから始めてみませんか(^○^)
百匹の猿になりましょう!
※上記の統計は、以前僕が読んだ本の中からメモ書きしたものを参考にしました。現在は若干異なるかもしれませんが、ご了承ください。
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