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2006年01月30日
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テーマ: ニュース(96852)
カテゴリ: ニュース
私はたばこを吸わないので知りませんでしたが、最近のたばこのパッケージには「喫煙は肺気腫を悪化させる」という文言が書かれているらしく、それについて落語家の立川志らく氏が、24日の東京新聞コラム「言いたい放談」に次のようなコメントを寄せています;




 もっと売る側は自分の商品に誇りを持っていただきたい。どうして、そんな恐ろしいことをわざわざ書くの?

 後でいいがかり、つまり肺気腫になった人から「どうしてくれるんだよぉ」と訴えられた時、「だからちゃんと断ったでしょ、吸わない方がいいって」と言い訳するためなのであろうか。それとも心底、喫煙者を心配してくれているのだろうか?

 あのですね、たばこが身体に悪いことは誰でも知っている。皆、知っていて吸っているのだ。でも吸うことによってストレスが発散されたり、気分が落ち着いたりといった効果があるのも事実。売る側はそこのところを強調すべきだ。「喫煙は度が過ぎると肺気腫になる場合があるが、個人によってはストレスを発散させたり、気分をリラックスさせたりと、精神的に良い作用をもたらします」ぐらいのことを書きなさい。

 本当に、身体に悪いだけのものなら、そんなもの売るんじゃない。たばこを吸うと死にますよ、みたいに負の部分ばかり強調し、人々に恐怖ばかりを与えるのはよろしくない。

 志ん生のマクラで、こんなのがある。「酒をやめてたばこをやめたが、表にでた途端、自動車にはねられちゃった」。人生なんてそんなものだ。

 おい、日本たばこ産業、卑屈すぎるぞ。


2006年1月24日 東京新聞朝刊 14ページ「言いたい放談-たばこが変だ!」から引用

私はたばこを吸わないので、愛煙家の気持ちを理解できていないかもしれませんが、しかし、上記の志らく師匠の文章には疑問を禁じ得ません。第一に、

>もっと売る側は自分の商品に誇りを持っていただきたい。

こう書いているのは、志らく師匠は、売る側が自分の商品に健康被害を警告する文章を書くということは、自分の商品に誇りを持っていないからだ、と考えていることを示します。しかし、日本たばこ産業株式会社は自らの商品に誇りを持っていないのでしょうか? 私はそうは思いません。日本たばこ産業の売上は数千億円で、立派な黒字経営が実現できているのは、圧倒的な愛煙家の支持があるからで、日本たばこ産業は一流企業です。こんな立派な会社が自社製品に誇りを持っていないとは、どうしても考えられません。
また、自社製品に健康被害を警告する文章を印刷するのは、過度の喫煙が健康を害するという事実があるからであり、万が一認識不足の人が被害に会わないようにという「思いやり」からそのような警告をしているのであって、自社製品に誇りを失い卑屈になった結果、そういう警告文を印刷している、というのは志らく師匠の誤解に基づいていると思います。
逆に、たばこのパッケージに印刷された警告文を見て、ゾッとするとか、薄気味悪いとか思うのは、それだけ健康に自信が無いことを示しているのですから、そういう方こそ、警告文に従って喫煙をやめればいいのだと思います。さて、みなさんはどうお考えでしょうか?






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最終更新日  2006年01月30日 20時12分33秒


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