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2006年04月28日
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テーマ: ニュース(96858)
カテゴリ: ニュース
企業が若者を雇用しやすくなるようにとフランス政府が考えた法律が、当のフランスの若者に受け入れられず、労働組合まで反対に回ったため、とうとうフランス政府は法律を撤回する羽目になってしまいました。そのことに関連して、13日の東京新聞「筆洗」は次のように書いています;




 そんな日本の政治や社会の停滞ぶりをみれば「うらやましいのひと言。大衆運動がここまで盛り上がるなんて、今の日本では考えられない」(特報面)と東京管理職ユニオンの設楽清嗣書記長がため息をもらす気持ちはよくわかる。

 フランス政府が大規模な学生や労働者の街頭抗議行動を受け入れ、新たな雇用促進策として導入を決めた初回雇用契約(CPE)の撤回を決めた。エリート出身のドビルパン首相が、労組や学生への根回し抜きに強行しようとした政治手法への不信が燎原(りょうげん)の火となって燃えさかった。

 騒ぎを収拾して名を挙げたのが、昨年秋の移民暴動で暴言を吐き混乱を広げた右派のサルコジ内相で、次期大統領選をめぐる対立構図も絡むとあって、ことは単純ではない。

 フランスでは手厚い労働者保護制度が、若者の新規雇用を妨げ、二十五歳未満の失業率が21・7%にもなる。「二年間の試用期間中は理由なく解雇できる」というCPEは「解雇されても、とにかく職に就きたい」という若年失業者救済のためのショック療法だった。先の移民暴動地区で今回反対は起きていない。

 反対、賛成の双方に理由がある政治的争点に国民が異議を申し立て、耳を傾ける政府、 デモやストを権利として尊重する政治風土は、かつてこの国にも多少はあったが、若者は知るや。


2006年4月13日 東京新聞朝刊 12版 1ページ「筆洗」から引用

CPEが悪法かどうか、立場や考え方で意見が異なることは、「筆洗」が指摘するように、先の移民暴動地区ではこの法律に対する反対運動が無かったことからも分かります。また、議会で議決された法案であっても、このように民意にそぐわないケースがあるわけで、大衆運動の大切さが理解できると思います。






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最終更新日  2006年04月29日 01時00分41秒


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