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翌日は、「南京大虐殺記念館」に行った。多くの中国人入館者にまじり、説明を日本語で聞くのは私一人。私を無言で見つめる彼らの視線は冷たく鋭かった。遺骨の前で静かに敬礼する若い兵士の姿が今でも目に焼きついている。今回の南京行きは、中国の知人にお願いをし、学術交流の一環として実現した。たった四日間の中国訪問だったが、私にはとても重い四日間だった。中国の反日教育について意見があるのなら、先ずは自ら現地に行って、自分の肌でその空気に触れなければならない。そして、体当たりで学生や市民と話をし、今の生の日本人を知ってもらうほかない。
「私のおじいさんは日本軍に殺され、子供の頃から日本人は悪いと教えられてきた。しかし、今日村尾先生と話をして、今の日本人は昔の日本軍とは違うかもしれないと感じた」。南京の人たちとの対話のなかでこの言葉を聞いたとき、また南京に来ようと思った。次は一人でなく、もっと多くの日本人を連れて。
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