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2018年10月08日
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テーマ: ニュース(96851)
カテゴリ: ニュース
安倍長期政権が保守系の週刊誌からも反発を招いていると、月刊『創』編集長の篠田博之氏が、9月30日の東京新聞に書いている;




 9月20日の投票の様子を自民党関係者がこう語っている。「投票用紙に安倍晋三と書いたかどうかは、”三”と書くときの腕の動きで分かる。側近議員は、それを監視することにより、安倍支持を表明していた議員たちがちゃんと安倍さんに投票しているかどうかをチェックしていた」

 出陣式でカツカレーを食べた議員数より安倍総理が獲得した議員票数が少なかったという「カレー食い逃げ事件」はさんざん報道されているが、同記事によると、安倍陣営は投票前から、裏切る可能性のある議員をマークしていたという。匿名の政治部デスクがこう語っている。

 「実は、安倍陣営は秘書などのスタッフを全国に派遣して、裏切りが疑われる議員の動向を監視させていました。そして、そのスタッフから、集会への参加不参加や電話作戦への力の入れ方を報告させ、締め付けを強化していたのです」

 『週刊新潮』は保守系の雑誌だが、この記事では安倍総理側近の動きを「ゲシュタポもかくやというそんな監視体制」と書いている。三選は果たしたが、 「安倍一強」への反発はこういう週刊誌報道にも現れていることを、安倍政権は肝に銘じるべきだろう。

 ついでながら、その『週刊新潮』で驚いたのは「『化粧品』と『肌ダメージ』の商品リスト」という記事だ。

 「食べてはいけない食品リスト」など、一連のキャンペーンの一環だが、この記事のターゲットは明らかに主婦層だ。つまり同誌は、これまで獲得していなかったその層に目を向けているわけで、週刊誌がいかに苦労しているかを物語る事例だ。

 幾つかの週刊誌が樹木希林さんの追悼記事を載せているが、『アエラ』10月1日号のエピソードが面白い。同誌のインタビュー依頼に、希林さんは「老いや死をテーマにした取材依頼がいっぱいきて困っちゃうのよ。全部お断りしているんです」と言った後、こう続けたという。「死んだことないからわからないのよ」。彼女のこういうセンスは素晴らしかった。冥福を祈りたい。
(月刊『創』編集長・篠田博之)


2018年9月30日 東京新聞朝刊 11版 27ページ 「週刊誌を読む-『安倍一強』保守系誌も反発」から引用

 安倍陣営が全国の県連事務所にスタッフを派遣して裏切りが疑われる議員を監視するとは、まるで徳川幕府が各藩に隠密を派遣して不穏な動きがないか探らせるようなもので、民主主義を標榜する社会にあるまじき事態と言えます。何が何でも憲法改正の発議をしたいという執念の現れかも知れませんが、改正するには国民の同意が必要であるということを、安倍氏は考えるべきでしょう。味方であるはずの保守系週刊誌が反発するようでは、考え直す必要があるというものでしょう。





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最終更新日  2018年10月08日 01時00分08秒


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