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「自分の身は切らぬ卑劣さ」との痛烈な見出しは「毎日」社説11日付)。「社会保障の持続性向上を公約に掲げながら、自らの負担は回避する。政治家にあるまじき卑劣な振る舞いと言うほかはない」「維新は・・・組織ぐるみの関りは否定する。ただ、不審な点も多い」「ガバナンス(組織統治)不全は深刻である」と厳しく指摘します。
「改革語る資格あるのか」というのは「朝日」社説(9日付)。「結党以来掲げる『身を切る改革』に逆行し、社会全体でリスクを分かち合う公的医療保険の意義を損なう・・・疑念を晴らせなければ、改革を語る資格はない」「維新を連立のパートナーに選んだ自民党にとつてもひとごとではいられない」と書きます。
「維新は厳正な処分を下せ」と書いたのは「産経」主張(10日付)。「読売」(9日付)も4段の記事で「維新 続く統治不全」「看板も損ないかねないだけに、対応が急務」と報じました。
テレビでは、8日の「ワイド! スクランブル」(テレビ朝日)でコメンテーターの柳澤秀夫さんが「国民に対する裏切り行為以外の何物でもない」と批判しました。
高額負担者が国保から抜けることで多額の保険料収入が失われ、残された国保加入者の保険料はつり上がります。維新議員が「国保逃れ」をしたツケは、現在の国保加入者全員が肩代わりさせられることになります。 社会保障制度の根幹、政治家・政党の資格を問う問題です。厚みのある本格的な報道が求められます。
(しらが・ゆりこ=弁護士)
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