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2026年02月24日
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テーマ: ニュース(96852)
カテゴリ: ニュース
衆議院の選挙戦が後半戦に入った4日の東京新聞に、文芸評論家の斎藤美奈子氏は「自民単独過半数」を予想する記事について、次のように書いている;




 半面、低調なのが中道改革連合で、公示前の議席を大きく下回る可能性があるという。新党の立ち上げに際して従来の政策を大転換した旧立憲民主党の判断が裏目に出た格好だ。まだ不確定な要素があるとはいえ、野党を応援したい私としてはガッカリである。

 日本では10年に1度くらいの割合で「熱狂型の選挙」と呼ぶべき現象が起きる。2005年、小泉政権下での郵政選挙がそれだった。この時は自公が圧勝した。2度目の安倍時代の自民は国政選挙で6連勝したが、旧民主党から政権を奪取した12年の衆院選、やはり自公が圧勝した14年の衆院選が思い出される。そして今度は高市政権下での大義なき解散総選挙だ。

 これら熱狂型選挙の特徴は首相個人の人気が勝敗を决していることだろう。政策も不祥事も無関係な人気投票型の推し活選挙。小泉劇場、安倍1強といった言葉が象徴的だ。逆にいうと、24年の衆院選と25年の参院選で与党が大敗したのは、裏金問題以上に、石破前首相の不人気が敗因だったのかもしれない。

 「高市早苗が総理大臣でよいかどうかを問う選挙」だと豪語した高市首相は自ら推し活選挙だと宣言したも同然だ。小泉時代、安倍時代に何が起きたか思い出すとゾッとする。
(文芸評論家)


2026年2月4日 東京新聞朝刊 11版 19ページ 「本音のコラム-熱狂型の選挙」から引用

 投票日の数日前に「自民、過半数の勢い」という報道に接してがっかりしたのは私も同じであるが、あの選挙が「熱狂型の選挙」だったという表現は、私はちょっと違うのではないかと思います。小泉純一郎氏が勝利したときの選挙の場合は、街角で演説する小泉氏の様子をテレビが昼のワイドショーなどで取り上げて、家庭の主婦が「小泉さんに頑張ってほしいです」などと言う様子を中継したりして「熱狂型の選挙」を演出していたのを記憶してますが、今回の選挙では、高市氏は自らの「ぼろ」をメディアの前で暴露されるのを恐れて逃げ回ってばかりいて、テレビの討論番組も当日朝にドタキャンして、不利が予測される場面を避ける「作戦」が奏功したものと思われます。そして、この記事では、25年の参院選で与党が大敗したのは石破前首相の不人気が敗因だったかも、と書いているが、もっと正確に言えば、石破氏の選挙の戦い方は「政治家としての正道」を歩んだもので、まじめな性格を反映した選挙運動であったにもかかわらず、残念なことに日本の有権者の大半は、まじめな政治家のまっとうな政策論議を、聞き取った上で、それが現状を改善する上で有効な政策なのかどうか、という判断を下すなどということは、自分とは何の関係もないこと、としか思えない、そういうレベルの有権者ばかりなので、選挙で投票といっても、結局は「面白いことを言ったから」とか「ルックスが好印象だから」とか「いじめられて可哀そうだから」といった理由で、変な政治家ばかり勝たせているようでは、国際社会で日本が「G7」の座から転落する日も、あまり遠くはないと思います。





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最終更新日  2026年02月24日 01時00分04秒


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