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サナエトークンは、ユーチューブ番組「NoBorder(ノーボーダー)から派生する形で2月25日に発行されました。資金決済法で、金融庁に暗号資産交換業の登録が義務づけられているにもかかわらず、無登録で販売をしていた疑いが出ています。
高市事務所が公認したXの後援会アカウント「「公認」チームサナエが日本を変える」はトークン発行の2月25日、発行元の投稿を引用して「『SANAE TOKEN』という新たなインセンティブ設計も注目されている」と紹介。 その後、問題が指摘されると高市首相は3月2日に「全く存じあげません」「事務所側も知らされていない」とXに投稿し、価格が急落しました。
辰巳氏の追及で、トークンの損失に関する相談が18日までに3件、金融庁へ寄せられていることが判明。辰巳氏は、トークン発行直後に一時、時価総額が数十億円にも跳ね上がったのは、後援会がXで宣伝に加担し、お墨付きを与えたからではないかとただしました。
高市首相は「3月2日までサナエトークンを聞いたこともなく、承認したことはない」とのべ、後援会の責任についてはまったく答えませんでした。
首相の公設第1秘書は、トークン発行元の幹部とグループLINEを通じてやり取りしたことを『週刊現代』の取材で認めています。辰巳氏は、発行元の幹部はさまざまな投資トラブルを起こしていると報道されているとし、「公設第1秘書がこのような人物と関係を持つことは危機管理上の問題ではないか」と迫りました。
高市首相は「イメージ操作はやめてほしい」などと開き直り、答弁不能に。辰巳氏は「公設第1秘書が週刊誌に回答したことを元に質問している。首相の事務所で起こっていることですから責任をもって解明を」と強く求めました。
◆答弁せず陳述書、国会審議の否定
高市首相は22日の衆院予算委員会で、サナエトークン問題などの野党の追及をかわすために、秘書の陳述書を提出し「それをもって答弁に代えさせてほしい」などとのべました。日本共産党の小池晃書記局長は同日の会見で「国会審議の否定だ」と厳しく批判。憲法63条には首相の国会への答弁義務が規定されています。
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