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2026年07月29日
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テーマ: ニュース(96834)
カテゴリ: ニュース
「日の丸を大切に思う」などと言うのは野蛮人の発想であるということを、文筆家の師岡カリーマ氏は11日付東京新聞コラムで、次のように説明している;




唯一無二の文化財を守る心意気と、中央を赤く染めたポリエステルの白い布と、どちらに誇りの拠り所を求めるかは、究極的に、国家の成熟度の問題ではないだろうか。

 このたび国旗損壊罪創設で掲げられた、「著しく不快または嫌悪の情を催させる」損壊行為から「国旗を大切に思う国民感情」を守るという理由付けは、中東イスラム世界で育った私には、国民の信仰心を悪用し、「市民の羞恥心を傷つけた」などと言いがかりをつけては表現の自由を抑圧する権威主義的政治体制の常套手段を想起させる。

 差別や格差社会の横暴から、弱者や少数派を含め全ての人の尊厳を守る理念が共有され、商業価値を超越する文化を大切にする成熟社会は、一握りの人のジェスチャーから大勢の愛国感情を守る必要に迫られたりしないと思う。
(文筆家)


2026年7月11日 東京新聞朝刊 11版 17ページ 「本音のコラム-本当にいいんですか?」から引用

 250年前にインディアンの済む土地を強奪して建国したアメリカ合衆国の政治家たちは、合衆国憲法を制定した後に国旗や国歌に関する法律も制定し、国旗を損壊した者を反逆罪で処罰するという法律も作ったのであったが、しかし、これは国民の人権を保証した合衆国憲法に違反する法律であることが、数年前の連邦最高裁の判決で確定したのであった。もちろん、アメリカでも他人が所有する国旗を損壊したのであれば、それは他人の所有物を損壊したという程度の「罪」は償わされるのは当然であるが、それ以上に「国旗を大切に思う人々の国民感情を傷つけた」などという馬鹿げた罪を着せられることはない、これがある程度成熟した国家の姿というものだと思います。そのように考えると、この度国旗損壊罪法を成立させた日本の政治家は、250年前のアメリカ人レベルであり、かなり世界の標準からは遅れをとっていると言えるのではないでしょうか。





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最終更新日  2026年07月29日 01時00分04秒


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