
中国人が大騒ぎする「安倍晋三の祖父の軍刀」問題
最近、中国メディアのある文章が中国人読者たちの目をひきつけた。タイトルは「日本の中国侵略の動かぬ証拠~安倍晋三の祖父の軍刀を暴く」だ。
この軍刀はもともと、北京市内の高校で今月開かれた抗日戦争勝利70周年記念展の中で展示されたものだ。展示されたのは、岸のほか伊藤博文、東条 英機などの軍刀108本。岸信介のものとされる軍刀にはいわゆる春画が刻まれており、共産党系メディアはこれを大いに笑いものにした。たくさんのブログも こういった官製メディアの記事を転載して、岸と軍刀を嘲笑した。
ただ、この問題に潜む問題を中国のネットユーザーは見逃さなかった。軍事オタクたちが、あいついで矛盾点を指摘したのだ。「岸信介は文官だから軍刀を持てないはずだ」「岸の文官としての経歴から見て、中国に財物を置いたまま帰国することはないだろう」......。
私は今回の展示品を提供した人物についても非常に興味を持った。調べると、提供者は「愛国収蔵家」の王雪という人物。王雪氏は中国の民間から3万件余りの日本関連の文物を収集した。驚くべきことに、そのうち2000件余りが「日本の国宝級」だという。
ちなみに、今月までに日本の文化庁が認定した国宝の数は1093件しかない。王雪氏の数字の問題についても、中国ネットユーザーは遠慮なく皮肉った。いわく、「中国に残された『国宝』の数が日本にあるものより多い......それなら、結局侵略したのは誰だったんだ?」
中国の新銀行に魅了された世界を待つ「未来」
中国政府が設立を提案したアジア投資インフラ銀行(AIIB)は、全世界で大きな反響を巻き起こした。今のところ51カ国が参加を表明しているが (台湾、香港を入れると53の国と地域)、その中にはイギリスやフランス、ドイツ、イタリア、さらに韓国といったアメリカの同盟国も含まれる。
アメリカの猛烈な反対にもかかわらず、AIIBに加盟申請したのはこれらの国だけでない。台湾も自分の価値を安売りすることをいとわず、AIIBに加盟する意思を表明した。今やアメリカと共に踏みとどまっているのは日本だけだ。
経済的メリットだけに気を取られ、その設立提案国である中国とその他の世界の間に存在する大きな価値観の違い、そして中国の抱える様々な矛盾を無視してこの強権国家の側に立つことは、共産党政権の正統性を強化し、その寿命を長らえ、民主化の実現を遠ざけるだけだ。
加盟表明した国に対して私は非常に失望を覚える。共産党政権と取引することがいかに危険な結果をもたらすか、いずれ歴史が証明するだろう。
※ 激辛トウガラシ(王立銘)
風刺マンガ家。1973年、下放政策で上海から新疆ウイグル自治区に送られた両親の下に生まれた。文革終了後に上海に戻り、進学して デザインを学ぶ。09年からネットで辛辣な風刺マンガを発表して大人気に。14年8月、妻とともに商用で日本を訪れていたところ共産党機関紙系メディアの 批判が始まり、身の危険を感じて帰国を断念。以後、埼玉大学の研究員として日本に滞在している。
古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。
【 Breathtaking Northern Lights – Alaska
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