
ゴーストタウン化する「中国版マンハッタン」

中国・北京(Beijing)から約150キロ離れた北部の湾岸都市・天津(Tianjin)の于家堡金融地区(Yujiapu Financial District)で進められている同プロジェクト。国営メディアによれば計2000億元(約4兆円)の予算が投じられる予定だ。
中国当局は、同地区がいつの日か、米ニューヨーク(New York)のウォール街(Wall Street)や、英ロンドン(London)のカナリーワーフ(Canary Wharf)に匹敵する金融街に成長することを期待している。
だが、着工から3年以上を経た現在、完成に至ったとみられる建物はわずか1棟に過ぎず、その他のビルは軒並み建設中、もしくは建設予定地が空き地のままとなっている。オープンは昨年夏の予定だったとされ、地元当局の懸念材料となることは必至だ。また、対岸に位置する響螺湾(Conch Bay)地区の開発プロジェクトでは、未完成のビルがフェンスで囲まれ、街頭にはほとんど人が歩いていない。
于家堡地区の未完成のビル群の横には、事務所スペースに関する問い合わせ用とみられる電話番号を記した巨大な幕が設置されていた。AFPがその番号にかけると、番号が不動産業者のものであることが分かった。だが電話口の女性従業員は、プロジェクトについては一度も聞いたことがないと話した。 【翻訳編集】AFPBB News 2015.05.29
「東方のマンハッタン」が中国最大のゴーストタウンに 天津市「実質上破産」か
不動産開発を手掛ける北方信託公司の劉恵文会長が19日、自宅で自殺した。同社の前身は天津経済技術開発区信託投資公司。劉氏の自殺で、天津市や中国各地で増える新開発エリアのゴーストタウン化問題がふたたび注目されている。
天津市は2006年、「東方のマンハッタン」と称して響螺湾でビジネス特区の建設に着工した。政府が600億元(約1兆円)を投資し、39のプロジェクト、49棟の超高層ビルの建設を開始したが、2年間の建設ラッシュの後、多くの工事は中断した。
「3割は1年以上、放置されている。ほかの建設プロジェクトもすべて止まっている」。香港のフェニックステレビはこのように報じ、同ビジネス特区は「中国最大のゴーストタウン」と指摘した。
今年1月の当局の統計データによると、中国でGDP第5位の天津市は、直接負債額が2246億元(約3.7兆円)で、2013年1年間の同市の財政収入の1.28倍に上る。 米国の海外向け放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)は24日、海外中国語メディアの情報として、汪洋副首相が2月の国務院の会議で「天津市は計5兆元(約82兆円)以上の債務を抱えており、実質上破産している」と発言したと報じた。
天津市のビジネス特区建設は当時の「北京からの産業移転」のスローガンの下で行われた。「京津冀(北京市、天津市、河北省)」地域の経済一体化を推進する政策をめぐって、首都圏の一部機能が移転される河北省の保定市では、天津市を教訓とすべきだと地元メディアは警鐘を鳴らしている。
ただ、天津市の教訓がある一方で、中国の開発ブームは一向に冷めない。当局が昨年、12省の156市を調査したところ、9割以上は新たな地区開発を計画している。12の省の省都は合わせて55カ所の地区開発を構想しており、中では13カ所の開発を予定している省都もあるという。 翻訳編集・張凛音)
古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。
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