2015/07/11
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2015.07.11
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ミャンマーのロヒンギャ危機はジェノサイドだ
=NewsWeek ミャンマーで狩られ逃げ惑う少数民族の犠牲は誰に責任があるのか、2015年7月7日(火)19時51分、パトリック・ウィン

ロヒンギャ-1

 国連のジェノサイド条約によると、ジェノサイド(集団殺害)というのは民族集団あるいは宗教団体を「破壊する意図」を持って、以下の行為のいずれかが行われる場合を指す。

■ 「殺害する」


「家は焼かれ、モスクも焼かれた」と、同団体の創設者であるマシュー・スミスは語る。「住民が火を消そうとすると、国の治安部隊が発砲する有様だ」

■ 「深刻な肉体的・精神的危害を加える」
 グローバル・ポストの取材に応じたロヒンギャの男たちによると、警察も軍隊も腐敗しており、どんな理不尽も従うしかないという。強制労働を強いら れ、家族を養うために働くこともできない。「餓死寸前だった」。そう語るのは、以前収容所にいたロヒンギャの男性だ。「警察や軍のためにずっとタダ働きを させられてきた」

「いまこそジェノサイドについて語るべきときだ。状況は極めて深刻だ」と、スミスは言う。

ロヒンギャ-2

■ 「集団全体あるいは一部が破滅するよう仕組まれた生活環境を意図的に強いる」
 暴徒によるロヒンギャの襲撃は組織的で、巧みに計画されている、とスミスは語る。

 ミャンマー政府は、ロヒンギャが生まれ故郷で生活する権利を認めていない。しかし、彼らを全滅させるという国策を持つわけでもない。証拠の大半か ら見えてくるのは、かつてラカイン民族発展党(RNDP)と呼ばれた仏教徒の政党が、2012年に最盛期を迎えていたロヒンギャ追放運動の中核をなしてい たことだ。

 ロヒンギャは難民キャンプに追いやられた。ベンガル湾に逃げ込んだ250,000人は多くが、近隣諸国同士の残忍な「人身売買キャンプ」に捕まった。

■ 「子供を産ませない措置を取る」
 2人以上の子供を持つロヒンギャの女性は罰金を取られるか逮捕される。

■ 「子供たちを他の集団に強制移動させる」


 ロヒンギャがアジアで最も虐げられた集団のひとつであることは否定できない。だが、これはナチスのホロコーストや旧ユーゴスラビア・ボスニア内戦における民族浄化のようなジェノサイドではない。「規模」が違うからだ。

 2012年の追放運動による死亡者数は、200〜300人と考えられている。それを遥かに上回る数の人々がおそらく、老朽化したボートでの脱出を 試み、その結果、命を落とした可能性が高い。正確な数字は把握し難いが、たとえ多かったとしても、数十万、数百万も命が失われた過去のジェノサイドに比べ れば、その数はごくわずかに思えるだろう。

ロヒンギャ-3

問題は犠牲者の数だけではない
 だが、ジェノサイドは必ずしも死者の数で決まるわけではない。集団の絶滅を目指して行う破壊行為が問題だからだ。「ジェノサイドには大量虐殺が伴うという一般の理解は誤解のもとになっている」とスミスは語る。

 ジェノサイドが行われている可能性があると警告するのは「正しい努力だ」と、ヒューマン・ライツ・ウォッチのアジア副部長、フィル・ロバートソン局長代理は言う。「ロヒンギャに起こっているのは間違いなく民族浄化であり、人道に対する罪だ」

 この状況を変える一番の方法は、国連にジェノサイドが行われていると認めさせることだ。ジェノサイドを放置すれば責任を問われるのは国連だ。そうすれば国連安保理も動かざるを得なくなる。



 ミャンマーだけでなく国連にも、ロヒンギャは見えない人々だ。ノーベル平和賞を受賞したスー・チィ女史の沈黙はなぜだ!!! From GlobalPost.com特約

ロヒンギャ-4

古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 
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Last updated  2015/07/11 06:18:15 AM
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