2016/03/07
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2016.03.07.
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≪【 虎子/ココの誇顧/ココ ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆】= 03月07日 =≫

プライベートジェットで「料金後払いの世界旅行」を実現する方法
「常識とされることを疑い、ばかげたアイデアを出す」――米名門大学で教えられている人生を切り拓く起業家精神の教え(5)

講座表紙ー5-1

「いま、手元に五ドルあります。 二時間でできるだけ増やせと言われたら、みなさんはどうしますか?」――これは『20歳のときに知っておきたかったこと 』という本の書き出しだ。 スタンフォード大学の起業家育成のエキスパート、ティナ・シーリグが"イノベーションの心構え"を説いた同書は、日本だけで32万部というベストセラーになった。

 冒頭の問いは「どんな問題もチャンスと捉え、工夫して解決できることを示す」ための大学の演習を紹介したものだったが、このたび刊行されたシーリグの新刊『スタンフォード大学 夢をかなえる集中講義 』でも、別の演習のエピソードが紹介されている。 自分の生活では不可能と思えるような挑戦を考える、というものだ。

 シーリグによれば、イノベーションのカギは、時間も心もうまく配分し、最重要課題に集中することだ(ここで、いわゆる「マインドフルネス」も関 わってくる)。そしてもうひとつ重要なことがあり、それを以下、本書の「第6章 フレームを変える――脳に刷り込む」から抜粋する。

【参考記事】 心が疲れると、正しい決断はできない  ;  http://www.newsweekjapan.jp/stories/culture/2015/09/post-3949.php

講座表紙ー0

 私が学生や企業幹部を対象によくやる演習があります。 まず、航空業界や動物園など、ひとつの業界を取り上げ、その業界について当たり前とされていることを挙げてもらいます。 つぎに、それとは逆のことを挙げ、常識をひっくり返したらどうなるかを考えてもらうのです。 例として、ホテル業界について、あるチームが常識だと考えることを挙げましょう。

・部屋の鍵 ・小さな石鹸 ・旅行客 ・ルームサービス ・廊下の喧騒 ・自宅から遠い ・枕元に置かれたチョコレート ・鍵のついたミニバー ・チェックアウトの時間 ・コンシェルジュ ・部屋のテレビ ・ハウスキーピング ・高い食事代  ・モーニングコール

 こうした常識とされることのひとつひとつは、疑ってみる余地があります。たとえば、チェックインとチェックアウトの時間を柔軟にするには何が必要 でしょうか。 コンシェルジュではなく、地元住民が案内をしてくれるのはどうでしょう。オープンキッチンがあり、二四時間いつでも好きなときに軽食をつくれるホテルはどうでしょう。
飛行機の座席のように、客が部屋を指定できるとしたら。 遠方から客を迎え入れるのではなく、地元住民が友人や家族と憩える場としてのホテルも考えられます。 自分たちが常識だと考えることのリストを使って、それを逆転してみることで、斬新なホテルのアイデアを思いつくのです。

 映画館について見直したチームもあります。常識だと思うものを挙げ、それを疑ってみると、面白い映画館のアイデアが出てきました。 ムービーにかけ た「楽して動いて(Move Ease)」は、自転車漕ぎと映画館を組み合わせるアイデアで、観客はじっと座っているのではなく、エクササイズをしながら映画を鑑賞します。 映画を見終 わった時点で料金を支払えばよく、運動量が多いほど料金は安くなる仕組みにして、しっかり運動するよう促します。

講座表紙ー5-2

 フレームを変えて問題を捉え直すには、思いきりばかげたアイデアを出す、という方法もあります。詳しくは『20歳のときに知っておきたかったこと 』 に書きましたが、ばかげたアイデアを考えることは、何ができると思っているのかを探っていくことでもあり、それによって自分の思い込みがあきらかになります。



【参考記事】 起業家育成のカリスマに学ぶ成功の極意  ;  http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2010/12/post-1878.php

 最近、ある学生グループに、彼らの生活では不可能と思えるような挑戦を考えてもらいました。 全員で話し合って出てきたのは世界旅行でした。世界中 を旅したいけれど、資金がまったくありません。タダで世界を旅するなんて、とても無理だと思えます。次に、これを実現するのに、最悪と思える案を考えても らいました。 多くのアイデアが出ましたが、そのなかのひとつが、プライベートジェットを予約して料金を後払いにする、というものでした。 ばかばかしく、到底理屈に合わないアイデアに思えます。

そこで、もう一度、ブレインストーミングをして、どうすれば実現できるか考えてもらいました。 すると、ものの数分で、うまくいく 可能性のある方法が出てきたのです。 二〇歳の若者のグループが各国を旅して、現地でビジネスを始める様子を記録したリアリティ番組を制作しようというのです。 毎週、違う国や都市を取り上げ、現地のニーズに合わせた事業を考えます。 視聴者は、さまざまな地域の暮らしや現地の事業環境を知り、若者が事業を立ち上げる様子を楽しみます。 これを実現するために、地域ごとにスポンサー企業を探します。

 こういう風にみると、資金なしで世界を旅行することは、それほど手の届かない目標ではないように思えてきます。 学生はこのアイデアをこれ以上深めることはしませんでしたが、問題を違った視点からみると斬新なアイデアが浮かんでくることに気づきました。 このようにフレームを変えることが、イノベーショ ンのもうひとつのカギなのです。

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古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 
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Last updated  2016/03/07 06:07:30 AM
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