2016/08/19
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【虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 08月19日 】


中国衝撃!!!!尖閣漁船衝突
=NewsWeek、2016年8月15日(月)、遠藤誉(1941年中国生まれ。中国革命戦を経験し1953年に日本帰国。東京福祉大学国際交流センター長、筑波大学名誉教授、理学博士。)


 11日に尖閣沖で起きた中国漁船とギリシャ貨物船の衝突により、中国漁民を日本の海保が救助したのを受け、中国の海警は何をしていたのかと中国のネットが炎上。 面目丸つぶれの中国政府は日本へ謝意。衝撃が走った。

尖閣沖で衝突事故
 第11管区海上保安庁によると、11日5時頃、尖閣諸島沖の公海上で、中国漁船「○晋漁05891」(○:門構えに虫。みん)とギリシャ船籍の貨 物船「ANANGEL COURAGE」が衝突した。 日本の海上保安庁の巡視船は沈没した中国漁船の船員救助に尽力し、船員6人が救助され中国側に引き渡された。

 11日の中国メディアは、日本のメディア報道をなぞる形で、ただ単に文字で「中国側は謝意を表したとのこと」と、他人事のように書き、炎上するネットのコメントの削除に躍起になっていた。

 しかし中国政府を非難するコメントは増えるばかりで、中国大陸のネットが炎上し始めた。 すると11日の夜になって、中国外交部(外務省)の華春瑩・報道官(外交部新聞司副司長)は「日本側の協力と人道主義の精神に称賛の意を表す」と明確に口頭で表明するところに追い込まれたのである。

 それまでは「関係部門が協力的な姿勢で適切に処理することを望む」としか言っていなかった中国が、なぜ「人道主義の精神に称賛の意を表す」という表現を用いるに至ったのか、ネットパワーを検証してみよう。


炎上する中国大陸のネット
 2016年6月統計で、中国のネットユーザーの数は7.1億人に達したが、多くのユーザーが尖閣沖における中国漁船の沈没と日本による人命救助に関して、中国政府への不満をぶつけた。 11日の昼間までにネットに溢れていたコメントのうちの、いくつかの例をご紹介しよう。 (以下のイラストに書いてある地域名はユーザーの登録地名である。 ウェブサイトによっては、書いてない場合もある。)

――いやいや、早合点しちゃいけないよ。日本の自作自演で、ギリシャの船舶に偽装していたのかもしれないよ。事故は、日本側がわざと起こしたのに決まってるじゃないか。そうじゃなきゃ、中国政府はいくらなんでも面汚しだろ?

 以上、数多くあるコメントの中で、代表的なものを拾ってみた。


面目丸つぶれの中国政府
 ほとんどのコメントは次から次へと削除されていってはいるが、中国政府としては面目丸つぶれである。 これ以上、ネットの炎上とコメントの削除の鬼ごっこをしていると、反政府運動へと広がりかねない。

「自国の民を守れない中国」
「結局、軍事力が弱い中国」
「軍事力があったとしても、制度と民度の弱い国は何もできない。それが中国だ」
「相手国が自国民を助けてくれても、潔く感謝できない中国。それが民度の低さを表している。」

  こういったイメージが、爆発的に広がり始めていた。 日頃から中国政府への不満を抱いているネットユーザーは、この機会を利用して、思いっきり「言論で」暴れまくろうとしていた。 そこで中国外交部は遂に観念して、日本への謝意を公の場で口にしたものと推測される。

  中国の強硬策は、必ずいつか「自滅」をもたらす。 中国の浙江省杭州市で9月4日から始まるG20(20カ国・地域)首脳会談で中国が非難されないよう、つぎの一手に中国はいま手をこまねいている。 経済問題を中心に据えて、安全保障問題からは目をそらさせるつもりだった。

 だから尖閣問題で日本を威嚇し、南シナ海問題に関して中国包囲網が形成されないようにG20に備えていたはずだったが、中国漁船の衝突事故で、すべては水泡に帰したと言っていいだろう。というより逆効果となってしまった。

 悪いことはできないものである。

 いま中国政府内には衝撃が走っている。 日本はG20で、この漁船衝突事故を大いに活用した外交戦略を練るといいだろう。


古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 
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Last updated  2016/08/19 06:06:39 AM
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