2016/08/23
XML
【Photo of the Day=  Behind the Curtain  = by N.Geoglaphic】
【B.G.M. of the Day= John Lennon - Imagine (Live) =You_Tube/jp】
【虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 08月23日 】
=NewsWeek、2016年08月18日(木)、辛口風刺画・中国的本音、by  辣 椒(ラーシャオ、王立銘)




 普通まともな国家では、スポーツはまず個人の趣味・嗜好であり、選手は自分の夢を成し遂げるため努力する。 今回のオリンピックでイギリスの射撃選手が金メダルを獲得した後、あたふたと農地の収穫のために帰国した、というエピソードを聞くと、中国人は不思議に思う。

 中国のスポーツ選手は国家が資金を使って育成するため金メダルはまず国家の栄誉であり、選手個人の成果は二の次だ。 中国のスポーツ選手が金メダルを取った後に取材を受けたら、彼らは真っ先に国家への感謝を表明する。 もし先に家族のサポートに感謝する選手がいたら、みんなに責められるだろう。

 中国の スポーツ選手が五輪参加と金メダル獲得を夢見るのは、いったん金メダルを獲得したら大きな栄誉だけではなく、巨額の賞金を勝ち取ることができるからだ。 メダルを取れなかった選手の運命は悲惨で、国家の期待を裏切ったという大きな批判を背負い続けることになる。

 このいびつな「金メダルコンプレックス」は、挙国体制がもたらした結果に他ならない。 中国はソ連から社会主義国家特有の制度を多く学んだが、国を挙げてスポーツ選手を育成する体制もその1つだ。 各省から全国レベルまで、選手はただ金メダルのために練習する。

 もし あるスポーツがオリンピックから外れたら、中国はすぐにチームを解散する。 中国のスポーツプロジェクトの設立と解消は、国際スポーツ大会での金メダルの存在によって決定されるからだ。

 今回のオリンピックでは、オーストラリアとフランスの競泳選手が中国の孫楊の過去のドーピング使用をあげつらい、中国のソーシャルメディアで猛烈な議論を引き起こした。 その結果、中国のスポーツ選手の興奮剤の使用という「黒歴史」に再度注目が集まった。

 挙国体制の結果スポーツは政治にコントロールされ、国家のため、金メダルのためあらゆる手段を取ることを厭わなくなる。 中国代表は79年から、系統的に、組織的にドーピングの使用を始めた。 競泳、陸上競技、重量挙げなどがドーピング被害の深刻な「被災地」だ。

 今回のリオ五輪に参加した孫楊は14年に興奮剤を検出されたが、中国政府の説明は孫楊が「心臓の調子が悪い」ため薬を飲んだ、というものだった。 しかし孫楊がそれ以前に心臓の問題を報告したというニュースはなく、さすがに国民もどうして心臓に問題のある病人が激しいスポーツの試合に参加するのか、と疑問を抱かざるをえなかった。

 90年代には、50人近い競泳選手から薬物が検出された。 94年に広島で開かれたアジア大会では、11人の中国選手が12個の金メダルを取り消されたが、そのうち7人が競泳選手だった。 私は最近、当時の中国女子競泳選手の集合写真を見て驚いた。 写真の中の女子選手たちは、長期間大量に薬物を使うため、顔立ちさえ男性化していたのだ。

 目的を実現するためには作り事も厭わない――上から下まで広がった中国の道徳的災害だ。 教育界では、大学入試統一試験のカンニングが何度禁止してもなくならず、中国人学生のカンニング行為はついに国外の大学にまで影響している。

 中国国家統計局のデータも疑わしく、中国経済の正しい情況を理解することを難しくしている。 政府はGDPのために「興奮剤」を使うことを厭わない――中国経済を刺激する手段は全国での道路や鉄道、空港の建設を建設しかないのだが。

 中国のスポーツ界はドーピングの刺激から離れられない。 しかしその副作用は甚大だ。「ドーピング」に頼った中国経済は、あとどれくらい持ちこたえられるのだろうか?


古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 
---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい--------------
【壺公夢想;紀行・随筆・探検譜 http://thubokou.wordpress.com/ 】
【疑心暗鬼;民族紀行・歴史紀行    http://bogoda.jugem.jp   】
【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜   http://blog.goo.ne.jp/bothukemon 】
・・・・・
スマイル
クリック 宜しく・・ ブログランキング・にほんブログ村へ ・・ 人気ブログランキングへ ・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2016/08/23 06:02:19 AM
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Profile

涯 如水

涯 如水

Category

Free Space

※ お願い
下記リンクの移行は本稿(左側⇦)下端部のURL:より

【閑仁耕筆;探検家・挑戦者・登山家の譜講】
・ハインリッヒ・ハラー/オーストリア;- 01~XX節(2014-04-08)
・ジョウジ・マロリー/イギリス;- 01~09節(2014-04-06 )
・ラインホルト・メスナー/イタリア ;- 01~04節(2013-10-29)
・ウーリ=-・ステック/スイス  ;- 01~03節(2013-10-19)
・アナトリ・ブクレーエフ/ロシア ;- 01~06節(2013-10-13)
・探検家フリチョフ・ナンセン博士; - 01~12節(2013-10-13)
・探検家ゼブ・ホーガン博士;- 01~09節(2013-09-28)

【壺公夢想;Home_Page・夢想空間】
紀行随筆
・汗血馬の故郷へ;
・天山南路・歴史紀行;
・天山・草原のシルクロード;
・天山・激動の草原地帯;
紀行エピローグ・写真随筆;
西域人物伝・ティムール;
西域人物伝・ティムールの系譜;
ティムールの系譜“ムガル帝国”;
ジンギスハーンの系譜
・“アルタン・ウルク/黄金の家”第一部・第一章ジュチ家の覇権
・“アルタン・ウルク/黄金の家”第一部・第二章バトゥの野望
・“アルタン・ウルク/黄金の家”第二部チャガタイ家の覇権
・“アルタン・ウルク/黄金の家”第三部オゴデイ家の覇権
・“アルタン・ウルク/黄金の家”第四部トルイ家の覇権
・“アルタン・ウルク/黄金の家”第五部フレグ家の覇権
騎馬遊牧民族
・匈奴の勃興と移動
・欧州・アッチティラの動乱
・ジュンガリア =最後の騎馬遊牧民国家=
絹繡之路(シルクロード)夜咄
・シルクロード夜咄・四駿四狗
・シルクロード夜咄・智謀の将
・シルクロード夜咄・運命の綾
ムガル帝国・建築文化

Calendar

Archives

2026/10
2026/09
2026/08
2026/07
2026/06
2026/05
2026/04
2026/03
2026/02
2026/01

Favorite Blog

スカルノ4 beabea65さん

青空日和 紘子.さん
TOKKOの 詩的な生活 T0KKOさん
しあわせが似合う人 Melody*さん
わたしのブログ 穏やかな海さん
ユーラシア大陸を旅… ユーラシア人さん
気ままにいろいろ NAKA3さん
花*hana*花 *紫陽花*さん

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: