2016/09/06
XML
【Photo of the Day=  unnamed_gooing_upstream  = by N.Geoglaphic】
 【B.G.M. of the Day= Dire Straits - Money For Nothing (Live At Knebworth) =】
【虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 09月06日 】


改めて今、福原愛が中国人に愛されている理由を分析する
=NewsWeek、2016年8月31日、高口康太 ジャーナリスト、翻訳家。

リオデジャネイロ五輪が閉幕した。日本選手団は予想を上回るメダルラッシュとなり、次々とニュースターが誕生した。しかし、その中でも特に国民の注 目を集めたのが福原愛ではないだろうか。個人では3位決定戦で惜しくも敗れて4位に終わったが、団体では初めてキャプテンとしてチームを率いて銅メダルを 獲得している。

 泣き虫愛ちゃん、若きホープではなく、チームの大黒柱として重圧を担いつつも闘う姿はたくましかった。愛ちゃんはSNSに次のような書き込みを残している。

  “私の五輪が終わった。 五輪は4回目だけど、今回が一番辛い大会となった。 お腹も空かないけど何を食べても食べた気がしない、そんな毎日。 /勝利だけが自分を満足させてくれる。 /練習の時だけ安らぎが得られる。 /長いといえば長いし、短いといえば短かった。そんな4年がまた過ぎた。 /初めてのキャプテンはすごいプレッシャーで、泣いたり笑ったりの日々だった。 /でもそのすべてが私を成長させてくれたと信じている。ありがとう。
 私がどういう状況であれ、ずっと応援してくれた皆さんに感謝を。 私のメダルはみなさんのメダルです。 私のメダルの中にはみなさんの愛が詰まっています。 (銅メダルですが)私にとっては金メダルです。こう言ってもいいんじゃないかな。”

 女子団体3位決定の翌日、8月17日の書き込みだ。

 「あれ? 愛ちゃんのニュースはかなり追いかけていたけど、この書き込みは見たことない」と驚かれた方もいるかもしれない。それもそのはず、実は中国のSNS「微博」で発表されたメッセージだからだ。もちろん原文は中国語だ。

 福原は微博アカウントを今年6月10日に開設したばかりだが、今や大変な人気。フォロワー数は224万人(2016年8月30日現在)を突破した。 上記のような率直なメッセージもあれば、アイドル風(?)自撮り写真あり(下記の1枚目)、さらには中国人コーチと食べに言った東京の中国東北料理に大興奮しているコミカルな書き込み(下記の2枚目)まで、定期的に書き込みを続けている。

【 参考記事 】 中国SNSのサクラはほぼ政府職員だった、その数4.8億件 ; http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/05/sns48.php

 微博開設前からも中国の愛ちゃん人気には絶大なものがあった。 2015年に江蘇省蘇州市で開催された世界卓球選手権では、ほとんどホームのような 状況で、ほぼすべての観客が愛ちゃんに大声援を送った。 2回戦でウクライナのタチアナ・ビレンコに破れて敗退すると会場にはため息が広がったという。

 2014年の仁川アジア大会でも、中国メディアの注目は福原に注がれた。 例えば、CCTVは「アジア大会最強人気―福原愛」と題して放送している。

お人形さん、東北方言、愛嬌、当意即妙の受け答え......
 なぜ福原愛はこれほどまで中国人に愛されているのだろうか? その背景を分析しよう。

 まずあげられるのは、日本と同じく、中国の卓球ファンにとっても"顔なじみ"であるということ。2005年から2006年にかけ、福原は中国スー パーリーグに所属し、チームの一員として戦った。 主力ではなかったものの、中国のメディアに取り上げられ認知度を高めている。 あるテレビ番組では「あなたが弱くてチームに迷惑をかけたらどうしますか?」ときついツッコミを受けたが、涙目になりながらも「絶対にそうはしません」と反論。

 この時に得たのが「瓷娃娃」(ツーワーワー)というニックネームだった。 直訳すれば「お人形さん」という意味になるが、人形とはいってもぷくぷく太った赤ちゃんをかたどった中国伝統のスタイル。 縁起物なのだが、愛ちゃんの丸顔がそれを想起させたということだろうか。

 また、小さい頃から中国人コーチのもとで練習に励んでいた福原は中国語が堪能。 しかも東北方言まで使える。中国では東北方言というと相声(漫才) で多用されるユーモラスな方言だ。 「日本のかわいい女の子が東北方言で話している!」というだけで、中国人にとってはべらぼうに面白く感じられる。 リオ五 輪でも中国人記者の取材に早口言葉のような返答を返し、「十級東北話」(東北方言のエキスパート)なる称号までつけられている。

 方言の面白さに加え、常に愛嬌があって当意即妙の受け答えができる上に、微博での書き込みのように人の胸を打つストレートなメッセージを発することもできる。 タレント性と評するべきか、人間力の高さというべきか。 ともあれルックスや言葉だけではなく、愛ちゃんの持つ個性そのものが人気を下支えして いる。


 というわけで、中国人に受ける要素満載の福原愛だが、人気を決定的にしたエピソードがある。それが"大魔王との戦い"だ。2008年の北京五輪、 女子シングルス4回戦で愛ちゃんは中国の張怡寧と戦った。当時、世界最強の女王として君臨していた張は圧倒的な力を見せつけたが、愛ちゃんは最後まで賢明 に抵抗を続けた。

 途中、涙をこらえているかのように見えるシーンもあり、中国のネットでは「愛ちゃんかわいい。 健気すぎる」「張大魔王、手を抜いてやれ」などなど、ちょっとした話題となった。 この「大魔王」エピソードが愛ちゃん人気をブーストする大きな要因になったようだ。

【 参考記事 】 リオ五輪でプロポーズが大流行 「ロマンチック」か「女性蔑視」か ; http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/08/post-5681.php

 さて、最後に余談となるが、台湾の卓球選手、江宏傑との恋愛について少しだけ触れておきたい。 台湾では「愛ちゃんは台湾人と結婚へ、中国ネット ユーザーは涙目」といった内容の記事があり、一部は翻訳されて日本にも伝えられている。 台湾人との恋愛は果たして、中国における愛ちゃん人気に影響するの だろうか。

 気になって調べてみたのだが、意外なネットの反応が明らかとなった。 素直に祝福している声が大多数な上に、ナショナリズムの権化のような人々の間 でも「台湾は中国の一部。 台湾人との結婚はすなわち中国人との結婚にほかならない。

 愛ちゃん、ウェルカム」というノリの声ばかり。 台湾メディアが伝えた涙目の中国ネットユーザーとやらは見つからなかったのだった。


古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 
---------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい--------------
【壺公夢想;紀行・随筆・探検譜 http://thubokou.wordpress.com/ 】
【疑心暗鬼;民族紀行・歴史紀行    http://bogoda.jugem.jp   】
【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜   http://blog.goo.ne.jp/bothukemon 】
・・・・・
スマイル
クリック 宜しく・・ ブログランキング・にほんブログ村へ ・・ 人気ブログランキングへ ・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2016/09/06 05:58:45 AM
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Profile

涯 如水

涯 如水

Category

Free Space

※ お願い
下記リンクの移行は本稿(左側⇦)下端部のURL:より

【閑仁耕筆;探検家・挑戦者・登山家の譜講】
・ハインリッヒ・ハラー/オーストリア;- 01~XX節(2014-04-08)
・ジョウジ・マロリー/イギリス;- 01~09節(2014-04-06 )
・ラインホルト・メスナー/イタリア ;- 01~04節(2013-10-29)
・ウーリ=-・ステック/スイス  ;- 01~03節(2013-10-19)
・アナトリ・ブクレーエフ/ロシア ;- 01~06節(2013-10-13)
・探検家フリチョフ・ナンセン博士; - 01~12節(2013-10-13)
・探検家ゼブ・ホーガン博士;- 01~09節(2013-09-28)

【壺公夢想;Home_Page・夢想空間】
紀行随筆
・汗血馬の故郷へ;
・天山南路・歴史紀行;
・天山・草原のシルクロード;
・天山・激動の草原地帯;
紀行エピローグ・写真随筆;
西域人物伝・ティムール;
西域人物伝・ティムールの系譜;
ティムールの系譜“ムガル帝国”;
ジンギスハーンの系譜
・“アルタン・ウルク/黄金の家”第一部・第一章ジュチ家の覇権
・“アルタン・ウルク/黄金の家”第一部・第二章バトゥの野望
・“アルタン・ウルク/黄金の家”第二部チャガタイ家の覇権
・“アルタン・ウルク/黄金の家”第三部オゴデイ家の覇権
・“アルタン・ウルク/黄金の家”第四部トルイ家の覇権
・“アルタン・ウルク/黄金の家”第五部フレグ家の覇権
騎馬遊牧民族
・匈奴の勃興と移動
・欧州・アッチティラの動乱
・ジュンガリア =最後の騎馬遊牧民国家=
絹繡之路(シルクロード)夜咄
・シルクロード夜咄・四駿四狗
・シルクロード夜咄・智謀の将
・シルクロード夜咄・運命の綾
ムガル帝国・建築文化

Calendar

Archives

2026/10
2026/09
2026/08
2026/07
2026/06
2026/05
2026/04
2026/03
2026/02
2026/01

Favorite Blog

アウン・サン beabea65さん

青空日和 紘子.さん
TOKKOの 詩的な生活 T0KKOさん
しあわせが似合う人 Melody*さん
わたしのブログ 穏やかな海さん
ユーラシア大陸を旅… ユーラシア人さん
気ままにいろいろ NAKA3さん
花*hana*花 *紫陽花*さん

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: