アリソン氏は不吉な題名の新著「Destined for War: Can America and China Escape Thucydides’s Trap?(戦争になる運命:米中はトゥキディデスの罠から逃れられるか?)」で、貿易問題や南シナ海問題、サイバー空間をめぐる米中の対立がいかにして制御不能になるかを論じた。 「米国と中国の兵士が互いを殺し合うシナリオに発展するのは恐ろしいほど簡単だ」としている。
中国の意図については疑問の余地はほとんどない。 ジャーナリストのハワード・フレンチ氏は、学究的な著書「Everything Under the Heavens: How the Past Helps Shape China’s Push for Global Power」で、中国は東アジアで再び頂点に就きたがっていると指摘した。 習氏は2年前の演説で、「いわゆるトゥキディデスの罠のようなものはない」と強調。 しかし、「そうした罠を作る可能性がある大国」による戦略的な計算ミスについては警告した。